前回耳鳴りのお話しをしましたが、続きです。
投薬したものの、先週悪化しました。
終始、左耳から耳鳴りがして止まりません。特に朝はひどい耳鳴りでゆっくり睡眠もとれません。
さすがに年には勝てずに老化現象の一つかと思いましたが、先生のお話しでは違うようです。
老化なら両耳とも同様に聴こえにくくなるそうです。
今回は左耳だけなので、突発的な難聴のようで、基本的には原因不明ですが、ストレスと関係があるかもしれないとのこと。
また、耳の内部に水が溜まってもなるそうで、対処として利尿効果があるお薬も処方してもらい、先週から1週間ほど治療していました。
本日、通院したところ、利尿剤を1週間しても効果がなければ、水が溜まっていないということのようです。その結果、切り札となるステロイドに替えました。
これでだめならほぼ治療手段はないそうです。
治療期間は一カ月。もうあと2週間くらいしか残されておりません。
もし効果がなければ、ずっとこの耳鳴りと共存しないといけなくなります。
それは穏やかにはいられない話です。
ストレスフリーも重要のようで、なるべくストレスが溜まらないように2週間過ごすつもりです。
さっそく好きな音楽をと思ったところ、FMからシューベルトの交響曲第9番「ザ・グレート」が流れてきました(ちなみに私が高校生の時代は、7番と言われていた。いまでは8番とも呼ばれているらしい。よく分からない)。
なんというラッキーなことでしょう。この曲は大好きな曲です。
高校生のときには勉強もせず、毎日のように聴いていました。
ただ、この曲に限り演奏には少々こだわりがあり、うるさいです。
この曲は60分前後になる演奏時間で、天国的な長さだとかヒマだとか言われているそうですが、私はまったくそう思いません。
特に第二楽章が大好きです。ただ、ヒマだとか言われる原因はわかります。
特に第二楽章は同じフレーズが繰り返されるのです。
とてもきれいなメロディですが、シューベルトは少しずつ構成を変えて飽きさせないよう工夫しているのです。
歌のない歌曲としてとらえると、とても好ましく思えるのです。
なので、第二楽章はせかせかしない演奏で、じっくり時間をかけて唄わせた聴かせる演奏が好きです。
その点、普段はあまり聴かないフルトヴェングラーの演奏は好みです。
第二楽章は17分くらいかけて演奏しております。
今回聞いた演奏は、第二楽章は短めだったのでちょっと物足りません。
熱血的なテンシュテットもよいのですが、やはり第二楽章を唄わせる演奏が聴きたくなりました。
今回は我慢しません。
さっそくネットでポチッとしました。
明日には届くことでしょう(配信は好みでない)。便利な時代になったものですね。