低気圧真っ只中 | 大館健球会

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25年前に県大会で切ったアキレス腱が疼きます。低気圧が近づくといつもこうです。目もぼやけて良く見えません。体調も崩しがちになります。

卓球も練習してて上手く入らないなぁって気づきます。ラバーが弾みません。ボールも弾みません。薄暗いし。子供らにはいつも教えています。

ボールの製造過程やルール、回転のかけ方など掘り下げて卓球を教えると、勝ち負けより卓球が面白くなります。そうすると考えて打つようになります。

打ち方を教えつけて教えたとおり打たせるのはロボットです。「コツ」を教えて考えながら打たせます。そうすると個性的なボールを打つようになります。最高です。

大体は1つ教えれば黙っててもいろいろ考えて3つも4つも打ち方を覚えていきます。以前はみんな同じように打てるように教えてましたが、今は上手くなろうが停滞しようが本人に任せています。おかしいなと思えば修正しますが。

タイセイとマサヒロはラケットより肘が下です、なのでラケットは高い位置にあります。ラケットも常に体の前にあります。チサトは逆です。今は直りましたが。足の開きは全員OKです。1年前の今日はこうでした。

ゼロから卓球を教えればタイセイやマサヒロのように正しい打ち方しかできないようになります。イツキはラケットが後ろにありますが、今はしっかり前で打ててます。足もこんなではありません。一つずつ直していきます。いきなりあーだこーだって言うと困ります。練習場に親を含めて指導者が複数いると、口を出すと子供らは機嫌が悪くなります。特に親は口を出さない方がいいです。

子供らにはいつも言ってます。今は打ち方が悪い、今は!でももう1年経つと全然違うからって。だから大丈夫、今入らなくても1年後は上手になってるからって。子供にも、親にも、教えてる小生にも言い聞かせるように言ってます。焦らないで怒らないで気長に上手くなればいいです。

卓球が上手くなれば学校も好きになります。友達も増えます。勉強もしっかり時間を確保して出来るようになります。人間的にもいい子になるでしょう。

中学卓球部の休日練習は学校の先生の負担になるので、皆スポ少練習が出来ればみんなが同じ指導を受けられれば、強くなる子もたくさん出てきます。教えられている子だけが強くなるのではなく、同じ条件で戦ってほしいものです。

小学生の全国大会はいらないとか言いますが、やらないと自分らのレベルがわかりません。勝ち負けではなく、大海を知ることです。いろんな選手が出てきます。その大海を見るためにまずは県大会でチャンピオンになることです。地元で有望な選手がいたら地域全体で強くしてあげることも大事です。