卓球の蘊蓄(うんちく)をちょっと | 大館健球会

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これから小学校に入る子、中学校に入る子、卓球を始める子、エキサイトしてます。

大体は大した指導も受けずピンポンのまま終了します。学校、両親、地区の卓球教室。周りにすごい選手がいないので、あるいは本当の卓球を目にしないので、本当はすごい選手になるのに悲しいかな埋もれてしまいます。親が卓球をやてて、なんちゃって卓球で子供の卓球を阻害します。もっと言えば、親も大して強くないのに子供を叱って親子関係を自ら壊します。(-_-;)

ラケットはこうして持ちます。軽く握ります。このとおり真似してください。

サーブは大体こうして持ちます。まあ、出すサーブの種類もありますが、これは投げ上げサーブの持ち方です。多くはこの持ち方です。

シェークマン、カットマンはラケットの先を上に向けて持ちます。

これはいけません。ペンホルダーはラケットの先を下に向けます。この持ち方はドライブだけ打つ人の持ち方で「トリガーラケット」がこんな感じです。これはダメ。

試合中、ドライブをかける時は一瞬こうなります。これからラケットの先を上に向けてボールをこすり上げます。曲げるボールを打つ際もこうなります。また、バックハンドの時もこうなりますが、やはり打ってからラケットの先を相手に向けます。

下回転のツッツキを打つ時は、ややラケットを寝せて根元の辺りから打ち始めます。フォアもバックも同じです。

そして、ボールを追い越すように打ちます。必ず追い越します。ドライブもスマッシュも、サーブもこうして回転をかけて打ちます。ツッツキの場合はボールが飛んで行かないので、なるべく相手コートの深い所に打ちます。その分、ガッチリ回転がかかります。

逆に、速いボールやナックルを打つ時は、追い越さないようにぶつけて打ちます。

だから、こうしてラケットの先を前に出して打てば回転はかからないし、ボールは飛んで行ってしまいます。特にサーブレシーブの時はこんなツッツキをしたら飛んで行ってしまいます。

ラケットの先が最後まで後ろを向いたままツッツキます。ボールを追い越します。フォアもバックも同じです。

ボールを追い越す打ち方が出来るようになれば、ドライブも安定してきますし、柔らかい卓球が実現できます。当然、回転のかかった厳しいボールを繰り出せます。

前陣で攻撃する時はラケットをかぶせて打ち合いますが、下がった時はラケットの面を開いて相手にはっきりラバーを見せるように打ち合います。

初心者は、台にボールがついたら上がる前にボールを打ちます。出来れば台と並行にラケットを振ります。こねないように。で、ネットには引っかけないで相手の深い所に打ちます。逆にドライブを打つ時は、ネット際に落とします。ドライブはなるべく高いドライブをかけます。全県トップレベルになったら低くて速いドライブを打ちます。回転を重視したり、曲がりを重視すればボールは遅くなります。当然その分、正確性が出ます。スピード重視すればその真逆になります。いろいろなドライブが必要になります。練習してどんなドライブも打てるようにならなければいけません。

ひとつ言っておきますが、こういう事が出来ないから練習しろと言ってるのです。言ってすぐ出来るようになれば世界チャンピオンでさえ世話がありません。

卓球は難しいです。だから練習します。怒る指導者は自分が世界チャンピオンになってから怒ってください。まぁ、世界チャンピオンはその大変さが分かっているので怒りませんが。

指導者を指導する指導者も必要です。そういう人がいないから指導者ワンマンの練習場になってしまいます。どこかの指導者(ロシア、中国、北朝鮮)のように。