車やバイクの整備は、基本、自分でできることは自分でやるようにしています。そもそものきっかけは、費用を節約することからだったのですが、自分でやり始めてから、いろいろな気づきもあり、できる範囲で挑戦しています。また、今ではWEB上に、同じ志を持った先駆者達が様々な情報を開示してくれていて、大いに参考になると同時に、DIYへの意欲も高まります。

 

 さて、古い車やバイクのDIY整備で、何が大変かって、それは「部品の固着」に尽きると思います。過去、バイクのキャブのオーバーホール時には、ホース類の固着に阻まれ、何度もあきらめかけたし、最近では、車のマフラーの交換時にガスケットが完全に固着していて、窮屈な姿勢で悪戦苦闘したものです。

 

 しかし、その苦境を乗り越え、オーバーホールや修理が完成し、車やバイクが再び息を吹き返した時、なんともいえない達成感のようなものをいつも感じます。

 

 そして今回、長年の懸案であった、バイクのフロントフォークのオーバーホールを開始したのでした。

 

 まずやることとしては、できるかぎりWEBで情報を集めます。やはり先駆者達が様々な情報を書き記していてくれています。

 

 次に、オーバーホール時に交換しておくべきパーツを調達しておきます。車種を特定すれば、交換部品一式をセットで注文できるサイトもあり、大変便利になってきています。

 

 段取り八割、仕事二割です。必要な工具をあらかじめそろえ、不足するものは調達しておきます。

 

 さて、まずはサイドスタンドをかけた状態で、はずすべきネジを全て一旦ゆるめ、軽くしめておきます。固着しているネジもありますので、前輪を浮かせる前にその固着を解除しておくわけです。

 

 当然ラスペネのお世話にならなければならない部位も出てきます。

 

 フォークをはずす前に、飛び出し量をメモしておきます。

 

 ホイールナットは付属の工具ではずしました。カナヅチで軽くインパクトを与えてゆるめました。

 

 ネジの固着を全て解除できたら、フロントを車のジャッキで浮かせました。僕のバイクにはセンタースタンドがあるので、エンジン下部をジャッキで少し上げ、リアタイヤが接地するようにしてみました。しかしながら、大変不安定な状態ですので、ちゃんとしたスタンドの必要性を終始感じながらの作業でした。

 

 フォーク自体はすんなり外せました。ブレーキキャリパーはレジ袋でバンドルに吊るしておきました。

 

 WEB情報では、ここのオイルシリンダーボルトが最初の関門であると書かれていたので、ラスベネとネジすべり止め剤を併用して、しっかりとしたロングソケットレンチで無事緩めることができました。トップキャップを外してからでは空回りするというような情報もあったので、あらかじめ、かなりゆるめておきました。

 

 オイル廃棄のため、レジ袋を数枚重ねた中にトイレットペーパーを入れておきました。

 

 せっかくなので、二十年モノのフォークオイルの写真を撮っておきました。真っ黒です。

 

 さて、トップキャップを外し、オイルを排出して、内部のバネやピストンを一通り取り出し、次の関門であるインナーチューブの引き抜きにかかりました。

 抜けません。力任せにカチカチと引っ張っても、ドライヤーでボトムケースをあぶっても、いっこうに外れる気配が無く、徐々にインナーチューブを引っ張った時に何かに噛みこむようになっていきました。WEB上にあった、ガイドブッシュとオイルシールが噛みこんでいるような状況のように思えます。

 「アッ!!ストッパーリングを外すの忘れてる!!」やってしまいました、今にして思えば、これが命取りの原因のひとつになったのかもしれません。。

 気を取り直し、ストッパーリングを外してから同じような力任せの引き抜きやドライヤー作戦を慣行するも、結局はインナーチューブは取れる気配すらみせません。仕方なくオイルシールをマイナスドライバーでこじって破壊しようとしてみましたが、やりすぎてインナーチューブに少しキズを入れてしまい、テンションも下がります。それでもインナーチューブは引っ張った時に噛み込み、時間だけが過ぎていきます。

 このままマンションの駐車場に不安定なままバイクを一週間置いておくことはできないので、仕方なく一度仮組みし、バイクを定位置に戻しました。。

 

 さあ、どうしようか。。バイク屋に持ち込むか、ヒートガンを買ってきてオイルシールを焼いてしまうか。。ボトムケースとインナーチューブとオイルロックピースがそれぞれ手に入れば何とか組み立てはできるはずなので、オークション等で集めていくか。。オークションではオーバーホールの比較的安い案件も出品されているので、そこにお願いしてみるか。。

 もうオイルシールを完全にボロボロにしてしまったので、油圧で抜くなんていう方法は取れません。ハシゴが外されたとはこのことか(笑)。

 

 いろいろWEB検索をかけているうちに、ちょっとかしこい方法があるのを発見しました!!プロにお願いしたり、オークションで部品を集めたりするまえに、一度やっておいてもいい方法です。 来週トライしてみます。週末が待ち遠しい。。