今日は
土曜日ですが仕事に行ってきました。
何の仕事かというと・・・
地籍調査の
地元閲覧会 です。閲覧って、何をするの？？？
という方もいらっしゃると思います。
地籍調査では、調査をした結果を
地籍簿（登記簿の内容を一覧にしたもの）地籍図（測量結果を図面にしたもの）という形でまとめます。
そして
その結果を、法務局に送る前に
土地所有者の皆様に、間違いがないかを確認していただく機会を設けることになっています。
そこで、調査結果を20日間、閲覧に供して
土地所有者の皆様にご確認いただくわけです。
閲覧場所は法律上、原則そのまちの役場となっていますが
わがまちでは、より閲覧にお越しいただきやすいよう
20日間のうち、1回以上 土・日曜日を含める
20日間のうち、1日以上地元の集会所等で開催すると、決めています。
今回閲覧を実施するのは
昨年まで実施した、新興住宅地の調査結果。
以前、このブログでもご報告した
全国ではじめての手法で実施した調査の結果です。
それで
地元の自治会長さんにお願いして
今日、地元の集会所に行ってきました。
今日は、自治会さんのご都合で
午後のみの閲覧だったんですが
50組以上という、たくさんの方にお越しいただきました。
お越しいただいたみなさんも
私たちの説明にしっかり耳を傾けていただき
快く閲覧にご協力いただきました。
この地域は、新興住宅地ということもあって
子育て世代の若い世代が多く
自治会のみなさんも、自分たちがまちをつくっていくという
自治意識が非常に強い地域です。
かといって、かたい印象ではなく
住民の皆さんそれぞれが、とても仲が良くて
まち全体が、すごく明るい雰囲気の地域でした。
今回の調査も、自治会さんや住民の皆さんの
充分な理解とご協力のおかげで
とてもスムーズに進めることが出来ました。
土曜日の出勤ということで
本当であれば、気が重い仕事だったのかもしれませんが
私自身は、そのような明るい雰囲気と
住民の皆さんの温かさのおかげで
とても楽しく、仕事をさせていただくことが出来ました。
明日も一日、同じところで閲覧業務をしてきます。
頑張ってきます
※ところで、今回閲覧をした調査結果は、以前ブログで記事にした『全国ではじめての、わがまち独自の手法』によるものです。
昨年度末に国土交通省に行って、調査結果を国の方にご説明して、やり方について
をいただけたので、閲覧を実施することが出来ました。これで、手法自体は認められたことになります。これからは、この手法をもっと全国にPRして、地籍調査をどんどん進めていくことができればと考えています。