ご存知のとおり
阪神・淡路大震災が起こって14年が経ちました。
私自身は
当時は学生で
関東に住んでおりましたが
幸い被害はなかったものの
実家でもかなり揺れたそうです。
相方はちょうどその瞬間
大阪市内の高速を車で走っており
空に稲光を見、高速が波打ってハンドルを取られたそうです。
災害、特に地震については
わが国はどんな場所であれ
いつ起こってもおかしくない
あのとき
たくさんの人が亡くなられ
さらにたくさんの人が悲しみに包まれました。
私たちは
そういった方々のことを忘れずに
そういった方々の思いを心に刻んで
せめて
次に災害が起こったときに
少しでも被害を少なくするように
努力をしなければならないと思います。
私自身、大学で地震や気象について学び
少しは知識を持っているつもりです。
こうした知識を
自分の仕事に役立てて生きたいと思っています。
今していること。
危機管理部局へ、災害発生時の初動体制についてのマニュアル作成を要請
いざ有事、というときには、人間必ず慌てますし、役場の職員が全員出勤できる状態かどうかわかりません。そのために、指示を出す立場の人間がいない場合の、権限承継順位の作成と、職員の安否確認方法のマニュアル作成は欠かせないと思います。
危機管理部局へ、災害発生時の避難所への物資輸送シミュレーションの実施を要請
災害が発生した場合、役場が求められる最大の役割は、何といっても避難所の設営とその運営だと思います。しかしながら、阪神・淡路や中越のときにも、救援物資が全国から集まっていながら避難所にいきわたらないという事態が発生していました。危機管理担当職員とも話し合いましたが、物流というものはある程度綿密なシミュレーションを行った配送プランというものがないとなかなかうまくいかないらしいということでした。そこで、宅配業者さんや自衛隊などからノウハウを聞いて、避難所を結ぶ物資輸送マニュアルを作っておく必要があると思います。
上層部へ、土地の境界調査の早期実施を要請
わがまちは以前から書いてるように財政的には決して豊かではありません。しかしながら、阪神・淡路の際に問題になりましたが、いざ災害が起こると、土地の境界が明確に把握されていなければ、救助活動やその後の復興事業に大きな支障がでます。そこで、国の制度や事業を活用して、土地の境界調査(地籍調査というらしいです)を早急に進め、防災や減災に役立てる必要があります。
行政の最大の役割は、住民の命と財産を守ること。
そのために、努力を惜しむべきではない。
このことを心に刻んで
私も私なりに努力していきたいと思います。
願わくば、この努力が他の自治体にも広がり、この国全体が災害に強い国とならんことを。
そして、一人でも災害により失われるいのちが減るように。
一日遅れですが、阪神・淡路大震災により亡くなられた方のご冥福をお祈りします。