サプライチェーン

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日本の自動車産業は国際分業で成り立っている。わざわざカナダやメキシコで自動車を生産するのは、前者は米国に比べ労働環境が良いとされるのが理由だし、後者は言うまでもなく賃金が安い。北米自由貿易協定があるから、生産した車は関税ゼロで米国に輸出出来る。トランプ大統領は生産工場が自国でなく他の国にある事で自国の雇用率が低下するのは問題だとしている。もっとも、サプライチェーンは基本的にローテクがターゲットになるから今のアメリカの大統領の立場に立てば不可避の施策と言えるかも知れない。今回米国はメキシコを抱きこんで、日本やアジアで生産された部品を必要以上に組み込んだ車は、もはや北米製とは認めないと決めてしまった。米国における市場シェアを維持したい日本の自動車メーカーは、この先部品の生産を米国やメキシコにシフトさせていく事になる。