迷ったら登る

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山口県の山中で2歳の男児が3日ぶりに保護された。捜索ボランティアにあたり、見事発見に至った78歳の男性は「子どもは上に登りたがる習性がある」と判断し、山道を進んだようだが、子どもの習性はともかく山で道に迷ったら上に登れというのは鉄則である。裾野に下る道は数多あっても、山の頂上は一つしかないのだから、当然と言えば当然なのだが、人は焦ると(特に秋、冬など日の暮れるのが早い時期)一刻も早く麓に降りたくなるものだ。子供の発達心理を研究している学者のコメントも的を得ているように思える。「恐怖心から歩き回ったり、絶望したりする事が少ない。判断・認知能力の未発達がストレスや体力の消耗を防いだ可能性がある」。