Ciao
3/2（土）の
村上敏明・小野友葵子デュオリサイタル
2部の最初は、
オペラ『ラ・ボエーム』のワンシーンを
演じさせていただきました。
詩人を目指すロドルフォと、
同じアパートに住むお針子のミミが、
クリスマスイヴに出逢い、恋に落ちるシーン
ミミ『すみません、ろうそくに火が消えてしまったので、
つけていただけませんか？』
ロドルフォ『中へどうぞ。』
ミミ『いえ、ここで結構です。』
結核を患っていたミミは、めまいと咳で....
ロドルフォ『大丈夫ですか？顔色がよくありませんよ。』
気を失ってしまう....
その時に、自分の家の鍵を落としてしまう....
そして、意識を取り戻し、
ロドルフォ『寒いので、火のそばへどうぞ。ワインはいかがですか？』
ミミ『ありがとうございます。急ぎますので、火を.....』
（なぜかこの間の写真がないので....説明だけ....）
ミミ『ありがとうございます。おやすみなさい。』
ロドルフォ『おやすみなさい。』
ミミ『あら？鍵がないわ....どこで落としてしまったのかしら！』
鍵を探しているうちに、
ミミ『また火が消えてしまいました....もう一度つけてください。』
ロドルフォは、自分の火をわざと消して....
ロドルフォ『僕のも消えてしまいました....真っ暗だ。』
ミミ『困ったわ....鍵を捜してくださいますか？』
ロドルフォ『捜しましょう。』
ロドルフォは鍵を見つけますが、こっそり隠してしまう....
暗闇の中、捜していると、
ロドルフォがミミに近づき、手を取る。
ロドルフォ『なんて冷たい手だ。このまま暖めさせてください。
こんな真っ暗では、鍵は見つかりませんよ。』
ロドルフォ『僕の話を聞いていただけませんか？
僕が何者で、どんな生活をしているのかを。』
ロドルフォ『僕は貧しいけれど、愛や夢などを書き綴り、
心は満たされている詩人なんです。』
ロドルフォ『今度はあなたのことを話してください。』
ミミ『私は、一人で生活をしていて、家やお店で刺繍をしています。』
ミミ『わかっていただけましたか？』
ロドルフォ『はい！』
ロドルフォ『麗しい乙女よ、君の中に僕がずっとみていたかった夢がある！』
ミミ『愛の喜びを感じるわ！』
（この間の写真もないので....説明だけ....）
ロドルフォがキスをしようとすると、
ミミ『ダメよ.....お友達が待っているのでしょう？
もしよろしかったら....私もあなたのお友達のところへ行ってもいいかしら？』
ロドルフォ『外は寒いよ。ここで2人でいた方が....』
ミミ『あなたから離れないから大丈夫よ。』
ロドルフォ『じゃ、帰ってきたらどうする？』
ミミ『もう～！（笑）』
ロドルフォ『愛してると言って...』
ミミ『愛しているわ。』
こうして、2人はロドルフォのお友達の待つ
クリスマスイヴの街へ繰り出して行きました。
2部の後半は、次回へ続く。
次回コンサート
2019/3/16（土） 開場14:30/開演15:00
春のアフタヌーンコンサート
【会場】イタリア文化会館アニェッリホール
【チケット＆詳細】
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2014.3.6
◆岩手県山田町からお越しくださいました
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