世界はわが家 | HIDE×HIDE 尾上秀樹の[中棹三味線道!]

HIDE×HIDE 尾上秀樹の[中棹三味線道!]

”秀々(ヒデヒデ)”から”HIDE+HIDE”に改名し、心機一転ブログのタイトルも変えてみましたが、「中棹三味線道!」と名乗っているわりには
ほとんど三味線のハナシには触れないフツーのブログです。

どうも、雨の新宿にお出かけでした秀樹です。


宮城の太鼓打ち”千葉 響”くんにお誘いいただきまして、あしなが育英会、アメリカのヴァッサー大学主催の「世界はわが家」を観てきました。

東日本震災遺児や、ウガンダの子供たち、そしてヴァッサー大学の学生などで繰り広げられたステージ、とても感動しました。

とくに胸を打ったのは、震災で家族4人を無くした少年のスピーチでした。

悲しみ、苦難を乗り越え、とある太鼓グループと出会い、仲間と出会い、彼が伝えた言葉は、「今ぼくは、胸を張って幸せです、と言えます。」でした。

その力強いメッセージに、思わずポケットのハンカチを探しました。

彼とは、震災後のチャリティコンサートなどで2度ほど会っていますが、いやぁ、、、ホント精悍な顔立ちに変わっていました。

以前は、太鼓の先輩などに遠慮というか気を遣うというか(もともと彼が優しい性格、というのももちろんあると思います)、控え目な印象でしたが、今日の彼は、むしろ”みなさんに元気、勇気を与える!”といった佇まいでした。

そら泣くよね、親戚でなくとも。

彼はもう、”大人”でした。


とにかく、ジーンな舞台でした。

国籍、文化、諸々違うみなさんが”交わる”ステージ、筆舌に尽くせないので、とりあえず終わります;


ホント、立派になったなぁ。。