【北見・端野・常呂・留辺蘂 4つの自治区のいのち  予算特委3日目】
3月22日(水)予算審査第二特別委員会は総合支所(端野・常呂・留辺蘂)の審査。

いくつか質問しましたが、ひとつ気になったのは、北見自治区以外の端野・常呂・留辺蘂自治区での保健相談業務、保健師などの現在とこれからの人員について。

まず、令和3年度においては端野3、常呂3、留辺蘂5人配置との答弁。

令和4年度はまだ終わっていないものの、なぜいまの配置人数と令和5年度の配置計画について数字をもって答弁しないのだろうか、気になりました。

「保健師の体制については、各種保健事業に影響が出ないよう、人事当局と協議していきたいと考えていますので、ご理解ください」と市の答弁。

これは、なんらかの配置体制の変更を考えているが今は言えないと言っているようにも読めます。

仮にそうだとすると「各種保健事業に影響が出ないよう」が肝心です。
合併市である北見市は一定の施設集約化や合理的な仕組みなどが必要なのですが、
こと「いのち」につながっていく部分は、北見中心部だけではなく、それぞれの自治区で暮らす方々が、住み慣れた地域で住み続けられる環境を確保していかなくてはなりません。

東西の距離110km。道内でもっとも広い面積をもつ北見市。
単純なコンパクトシティ化の実現がむずかしい事情があります。

明けて23日は予算審査特別委員会の最終日。
ボクが所属する第二委員会では上下水道局を、第一委員会では総合支所の産業部門などが審査対象。

すべての予算審査が終了後、意見集約を行い、翌24日の本会議で新年度予算案を採決。
第1回定例北見市議会は閉会をむかえます。

写真は北見市の観光ポスター「シキイロイロ キタミ」。
4つの四季の写真は、4つの自治区それぞれの光景からのピックアップです。


サロマ湖の夕日 常呂自治区


山の水族館(北の大地の水族館)留辺蘂自治区


ピアソン記念館 北見自治区


端野大橋から(常呂川) 端野自治区