何カ月も前から痛い…
または 何年も痛い…
こういった方もよくいらっしゃいます。
長引く痛みに悩みすぎると、慢性化した痛みの神経回路が出来上がります。
痛みに悩み続けると、器質的な原因(筋肉や関節の損傷など)が解消されたあとでも、
不安や「もう治らない」などのマイナスの感情が痛みの神経を過敏にし、痛みを誘発しやすい状態を形成し、本来なら痛みが出ないような些細なことでも痛みを感じます。
脳→神経→患部
と痛みのサイクルが体にこびりついたような状態です。
これは「腰痛にストレス関与」というタイトルで日本経済新聞などでも正式に発表されました。
要するに感情(ストレスや不安など)と痛みはリンクするということです。
こけて痛くてギャン泣きしていた子がお母さんによしよしされて泣き止んだり、
おもしろいことがあって大爆笑していると痛みを忘れたり、
高級品や大好物を食べているときに「うまい！けど腰痛い！」などという人はあまり見たことがないと思います。
これは脳が痛み以上のプラスの情報を受け、痛みが抑えられている状態です。
長引く痛みにお悩みの方はおいしいものやおもしろいことにたくさん触れ、痛みを忘れる時間をたくさん作ってください。
そしてあまり痛みに意識を集中させず、ポジティブに、痛くてもがんばっている自分を褒めてあげてみてください。
そういった視点の切り替えやポジティブな思考、おもいきって楽しむことが痛みを解決してくれることも十分起こりえます。
痛みにフォーカスし過ぎず楽に考えましょう！！
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