ぷらっとほうむを通して、私たちが作って来たのは小さな町でした。
大人たちがキャストになって、子どもたちにはたらく体験を届ける。
大工さんや水道屋さん、お菓子屋さんに、弁護士さん

色んなはたらく体験を通して、お金(ぷらっと通貨)をもらい、お買い物する。
地元の住人や学生、役場も、会社もみんながそこに集まって楽しむ。
だから、みんなの思いが集まった小さな町だと言えるのだと思うのです。

私たちチームぷらっとほうむは1年の猶予期間を設けることで、ジャンプをするための助走をつける時間がありました。
ぷらっとほうむというイベントは非常に大きなイベントになりました。
それは非常に嬉しく、光栄なことです。
もう一方でイベント運営をする立場から向き合うこととして、どのように継続して運営して行くかというところが大事です。
イベント運営をされたことがある方にはわかる点も多いと思いますが、イベント運営は想像以上に範囲の広い動きを求められるものです。
ボランティアながらも、イベント運営のために本業の時間を削ることも多々あります。
それでも、
「来てくれた人みんなが楽しんで欲しい。」
この思いでイベント運営をするメンバーみんなが動き続けているのです。
楽しいものが出来ることが、楽しくて仕方がないのです。
でも、これだけではいつか限界がきます。
楽しいイベントを作っているという思いがあるからこそ、ぷらっとほうむは、小さな町とはもう一つ違った形を目指す時期にきています。
地域の様々な人と繋がり、そして共に創り上げていくカタチ。
来場してくれた人だけでなく、実行委員や出店などに関わった人、そしてその周りの人たちにも還元していく仕組みです。
全国各地で、魅力あるイベントだったにも関わらず、惜しまれながらも翌年は開催されないということが多々あります。
それは上記の忙しさや様々な問題で再開の難しさに向き合ったからだと思うのです。
でも、もう一つ違う仕組みに組み変わることが出来ればイベントは継続的に魅力的であり続けようとして行けるのではないでしょうか。
イベント運営にはお金もなければ、時間もないのです。
でも、実行委員みんなの熱い想いがあり、来てくれたみんなを楽しくさせる場所があります。
そこに関わってくれた人が幸せになれるようなイベントに仕上がっています。
そこに1つのキーを足せば、きっと地方から出来る新たな可能性につながるのではないかと信じています。
ここまで書いておいて言うのも変ですが、答えを知っていて動き出すわけではありません。
でも、明確なビジョンを持って次のステージを目指してみます。
ぷらっとほうむは小さな町から小さな社会へ

次もぜひ楽しんでくださいね。