東工大を卒業した私がヒーラー、チャネラーになった訳

第31話 心の襞(ひだ)を扱うということは...

 

自分を責める心の襞

 

自分を責めるを解決する専門家

阿川智昭です。

 

 

最初から読まれる方は、『東工大を卒業した私がヒーラー、チャネラーになった訳 第1話 憧れの眼差し』をクリックしてご覧ください。

 

現在、執筆中の5つ目の訳をお知りになりたい方は、『第27話 その時、私は震えていました。』からご覧ください。 

 

 

...♪...

 

 

生まれて初めて

心療内科で出された薬を飲んだ翌日。

 

私は診察の為に職場を早めに上がり

外来の椅子に座っていました。

 

 

そして...

 

自分の名前が呼ばれるまで

前日に飲んだ薬の不思議な

効き方を思い出していました。

 

 

身体の感覚がどんどん薄くなり

意識だけがフアフアして浮く感じで

何でもやれちゃう感覚になるのです。

 

 

それは...

 

二次検診を終えて

片側2車線の大通りに沿って歩き

 

車が通り過ぎる音を感じて

その車に意識を向けると

 

車がビュンビュンと通過し

横断歩道がないところでも

柵を越えて渡れるじゃないか

 

車がビュンビュン通り抜ける

合間、合間を走ってスリ抜けて

反対側まで走って渡るのも

面白そうじゃないか...♪

 

車道を渡る妄想

 

できる!できる!

それぐらいなら、何でもできちゃうから

やろう!!やろう!!

 

渡っちゃえ!

渡っちゃえ!!

渡っちゃえ~!!!

これは面白いことになるぞぉ...♪

 

と身体はそのまま道なりに

直進して歩いているのに

 

気持ちだけは

渡ろうとしている自分に気づき

 

 

これは、もしかして...

薬の効果?副作用?

 

これから馴染んできたら

だんだんと良い感じに

変わるのかもしれない...。

 

それとも合わない薬を

飲んだのか?

 

といろんな疑問と不安が

湧いてきたのです。

 

 

職場に戻っても

何でもできちゃう感覚は

微かに残りながら

 

だからと言って

仕事の効率が上がったり

 

集中力が増して

仕事がたくさん捗った

訳でもありませんでした。

 

 

むしろ、浮くような感覚が気になり

また、それをコントロールする意識も

同時に働かせなければならず

 

そのせめぎ合いに意識を向ける感覚が

邪魔で邪魔で仕方ありませんでした。

 

 

あさっての方向に効き目を発揮する

出された薬に納得がいかず

 

時間が経つにつれて

先生に対して不信感を

募らせていたのです。

 

不信感

 

 

そして...

 

先生は俺の病状を

ちゃんと把握しているのだろうか...。

 

あてずっぽうで薬を出す筈はない。

俺に合う薬がないのかもしれない...。

 

いや、そもそも俺の心の病は

薬で治せないのかもしれい...。

 

と看護師さんに名前を呼ばれるまで

頭と心と身体が、思考と感情で

グルグルに掻き回されていました。

 

 

そして、その感覚を引きずって

診察室に入った瞬間。

 

視界に入ったソレを見て

私は唖然として、腹の底から

怒りが込み上げてきました。

 

 

一週間前の診察では無かった

監視カメラが天井に取り付けられ

 

黒く縁取られたそのレンズが

私の顔面を冷やかに

凝視していたからです。

 

監視カメラ

 

本能的に!と言った方が

より正確なのかもしれません。

監視カメラに気づいた私は瞬時に

 

 

もう、この先生は

信頼できない。

 

 

という内なる声を

身体全身で感じていたのです。

 

 

遠くから聞こえてくるような

か細い先生の声を耳にしながら

私は心の中で呟いていました。

 

 

この人に...

 

人の心の奥にある心の襞(ヒダ)が

複雑に折り重なり合って生まれる

苦悩や苦痛を推し測ることなど

 

到底、

不可能だろう。

 

だから、あんな薬しか

出せないんだぁ...。

 

カメラなんか設置して

自分の身を守ろうとすること自体

 

心の病と向き合っている人への

誠実さや信頼は全く感じられない。

 

医者が患者を信頼しなくても

患者は医者を信頼できるとでも

思っているのだろうか...。

 

もう、ここに来る意味はない。

これで最後だ!!

 

 

と、少しばかり眼力を込めて

そのレンズを睨んでは

 

迷いが晴れたかのように

決意が固まった瞬間でもありました。

 

 

そして、私にではなく、壁に向かって

座ったまんま、カルテか何かに

書き込んでいる先生の背中に

怒鳴りつけて言い放ちました。

 

 

どうしてこんな薬を

飲ませたんですか!

 

ほとんど効かない

じゃないですか!

 

僕は薬を飲まずに

治したいと

言いましたよね!!

 

それでも

なんとか飲んだのに

こんなんじゃ~!!!

 

 

と薬が効かなかった事実以上のことを

伝えずには居られなかった私の両手は

膝に置かれたまま怒りに震えていました。

 

怒りを抑える

 

では、もっと強い薬を...

 

と、まるで無機質な何かに向かって

話しかけるように喋り始めた

先生の言葉を遮るように

 

 

そんな薬を飲んだら

もっと自分を

コントロールできなく

なるんですよ!!

 

何をしちゃうか

分からないなんて

怖くて飲める訳

ないでしょ!!

 

そんな強い薬で

僕を治せるですか?

 

 

 

 

長い沈黙の後...

 

監視カメラが

設置されている事を

思い出しました。

 

 

 

 

それでも、尚、私は

この人に自分の腹立たしさを

ぶちまけて

 

今のこの気持ちを

分かって欲しいことに

 

この時になって

初めて気づきました。

 

 

自分でも意外でした。

患者に背中を向けるような

誠意も感じられない先生に

 

それでも自分の気持ちを

受け止めて欲しかった自分が

ここに強く存在していることが

驚きだったのです。

 

 

 

そして、同時に私は、

 

この人は

患者の気持ちを受け止める為に

ここに居るのではなく

 

ただただ、ひたすらに、

自分の手に入れられる

知識・情報と薬を駆使しながら

 

心の病に向き合っている人に

薬を出し続けることを生業としている

一人の医師に過ぎないと気づきました。

 

お門違いにぶつけた感情が

診察室に散らかっていました。

 

 

私は無力感と腹の底から込み上げてくる

怒りと悔しさと悲しみのエネルギーを

飲み込んでから

 

 

 

それでは!!!

 

もう、ここには

来ませんので...

 

 

 

という言葉を聴いて初めて

私に振り向いた先生は

目を合わせようとしましたが

 

私は一度も合わせることもなく

もう一度、カメラを睨みつけてから

診察室を後にしました。

 

 

病院の受付

 

 

支払いを済ませて

病院の入った雑居ビルの

エレベーターを降りながら

 

これからどうやって

自分の心の病と向き合って

生きてゆくべきなのか考えていました。

 

 

他に先生を探して通院すべきなのか...

やはり、薬なしで自力で治すべきなのか...

この心の病を治せる先生に出逢えるのか...

そもそもこの病は薬で治る類の物なのか...

 

 

支払いを済ませた私は

返された白い診察券を強く握りしめ

東京の夜空を眺めていました。

 

そして、幼い頃から変わらずに

くすんでいる、この空に向かって

 

白い厚紙に印刷された診察券を

ビリビリに破って投げつけたい

衝動を抑えながら

 

またもや、ネオンが照らす灯りを

邪魔くさく感じていると

 

溝うちから込み上げてくる

感情と一緒に流れ始めた涙を

 

左へ右へと、人差し指で

払いのけ続けていました。。。

 

 

 

(『第32話 ソレはまるで自分のようで、本当は自分じゃなかったのかもしれません。』 に続く...)

 

 

今回は『第31話 心の襞(ひだ)を扱うということは... 』について、お話しました。

 

 

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私がヒーラー・チャネラーになるまでの物語シリーズを最初から読まれる方は『東工大を卒業した私がヒーラー、チャネラーになった訳 第1話 憧れの眼差し』をクリックしてご覧ください。

 

 

1つ目の訳をお知りになりたい方は

第3話 実は... ゼロだったんです。』からご覧ください。

 

 

2つ目の訳をお知りになりたい方は

第13話 2つ目の訳は... 心の中にありました。 』からご覧ください。

 

 

3つ目の訳をお知りになりたい方は

第16話 笑って欲しかったぁ...ただソレだけでした。 』からご覧ください。 

 

 

4つ目の訳をお知りになりたい方は

第21話 突然、箸がつかめなくなりました。 』からご覧ください。 

 

 

5つ目の訳をお知りになりたい方は

第27話 その時、私は震えていました。』からご覧ください。 

 

 

 

どくしゃになってね!

 

 

『東工大を卒業した私がヒーラー、チャネラーになった訳』第1話   憧れの眼差し第2話   希望の光第3話   実は... ゼロだったんです。第4話   親友第5話  その正体は○○でした。第6話  転移第7話  転移のメカニズム第8話  それは、反省という名の... 第9話  ある決意第10話 大粒の涙第11話 情熱と夢第12話 情熱とは...第13話 2つ目の訳は... 心の中にありました。 第14話 それこそが、その時の神だったのです。第15話 神は何処へ?第16話 笑って欲しかったぁ...ただソレだけでした。第17話 穴派ですか?ジェル派ですか?第18話 なんの前触れもなく一気に持ってかれました。第19話 トラウマ。そこに大切なことを見逃していました。そして、、、。第20話 過去を癒すには...?① トラウマを扱い自分を愛する。
第21話 突然、箸がつかめなくなりました。

第22話 その病とは...①
第23話 その病とは...② ヒントは職場にありました。
第24話 その病とは...③ その苦しみの正体は...

第25話 その病とは...④ 診断結果 
第26話 サインが導いてくれました。
第27話 その時、私は震えていました。

第28話 懺悔(ざんげ)の奥にソレは潜んでしました。
第29話 意図が背中を押してくれたのです。
第30話 アソコまでもが、チクチクと音を立てるように縮んでいたのです。
第31話 心の襞(ひだ)を扱うということは...
第32話 ソレはまるで自分のようで、本当は自分じゃなかったのかもしれません。