補聴器1 「補聴器とは?」 | メガネのオノ

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昨日は芸術の秋ということで、家族で炭山の陶器市に行ってきました。

初めての親子でのロクロ体験

親子共々真剣な眼差しで、四苦八苦してお皿を作りました。

完成品を後日届けてくれるそうで、出来上がりが楽しみです





さて、今回は『補聴器』について書こうと思います。





「補聴器」と聞いてもなかなかピンとくる人が少ないかもしれません。


実際、現場で接していても、補聴器に対して誤解先入観を持たれている方も多いように思います。

なかなか実際に触れる機会が少ないので、メガネ以上にわかりにくいものかもしれませんね。


まず、よくある誤解ですが、補聴器は「うるさい」「慣れない」「聞こえない」「ピーピー鳴る」というようなものがあります。


これは、補聴器以外のものと補聴器をごっちゃにしていることが原因かと思われます。


補聴器には、現在主流になっている「デジタル補聴器」と昔主流であった「アナログ補聴器」、そして通販などで売られている「集音器」などの補聴器に似たものなどがあります。


まず、補聴器とは、厚生省に認可を受けた『医療機器』です。
そのため、薬事法に基づいて、それぞれの聴力に合わせて調整ができたり突発的な大きな音を制限して耳を守ったりといった厳格な規格があります。


ちまたには新聞広告等の通販で、数千円~2万円ほどで売られているものがありますが、それは認可を受けていない「集音器」という補聴器と見た目は似てますがまったく違うものです。


補聴器は医療機器ですから、一人一人に合わせたカウンセリングや調整が必要で、対面販売が基本ですし、扱うには講習を受けて医療機器販売の認可を取る必要があります。


集音器はその名の通り、音をただ大きくするものです


もちろん大きくなるので、聞きやすくはなりますが、聴こえのレベルは人によって違いますし、耳の形も違います


また、補聴器のような突発的な大きな音を制限したり、雑音の中でも言葉を聞き取りやすくするような耳を守る保護機能もありません


なので、「ただうるさいだけ」「すぐ耳が痛くなる」「聞き取れない」「ピーピーうるさい」ということが多くなります。


また、ただ音を大きくするだけですから、余計に耳を痛めることもあります


「補聴器と集音器の違い」



そして、医療機器の補聴器の中にも、大きく分けて「アナログ式」と「デジタル式」があります。


アナログ式は昔主流だったもので、簡単に言うと、集音器に突発的な大きな音を抑制する安全機能や、簡単な音質調整機能をつけたものです。


数年前までは10万円以下の安いものや、福祉用で売られていましたが、今は安いデジタル式が出てきたので、ほとんどがデジタル式になっています



では、デジタル補聴器とはどんなものなのでしょうか!?


これこそが現在の主流です!


簡単に言うと、最新のコンピューターがあの小さい補聴器の中に入っていて、一人一人の「聴力」に合わせて音を調整します


その調整は、ただ音を大きくしたり小さくしたりという単純なものではなく、音を各周波数ごとに分け、各周波数ごとにその人の聴力に合わせて細かく調整をかけます


聴力は、高い音も低い音も一律で悪くなるのではなく、人によって聴こえにくい周波数は違いますし、そのレベルも様々です


だからこそ、聴こえにくい音は大きくして、よく聴こえてる音は抑える必要があります


こうしないと、よく聴こえてる音も大きくなるため、「大きくなったが何を言ってるかわからない」「ただうるさいだけ」となります。


また、通常「言葉」はさまざまな「雑音」の中に存在しています


高度な補聴器は、その雑音の中から言葉を選び出し、雑音を抑制しながら言葉だけを強調したり、常に周りの音をモニタリングしながら、その環境に合わせて自動的に音量や音質を調整したりしてます


なので、基本、補聴器は一人一人の聴力や生活環境に合わせた完全なオーダーメイドです


こんなすごいことを、あの小さな補聴器の中で、しかも瞬時に行っていることに驚きですね!


アナログ補聴器とデジタル補聴器の違い



しかも、これらの性能はコンピューター技術の向上にともない日進月歩です!


最近ではスマホでアプリを使って遠隔操作ができるようなものまで登場しています!





今後、AI(人工知能)の発達にともない益々高性能になっていくことが期待されます。


ちなみに、これらのコンピューターの性能の差がそのまま価格の差になります


見た目は同じでも、性能で価格が全然違うパソコンと同じですね!



というわけで、現在の補聴器は本当に違和感なく快適に着けることができます


実際、多くの方に補聴器を着けていただきましたが、多くの方がその聴こえの良さに感動され、生活に欠かせないものになっておられます


何よりも、コミュニケーションは人としての生活の質の向上に欠かせないものです


最近では高齢者でも現役という方も多く、趣味や仕事で人前に出たりと、補聴器の必要性は今後益々大きくなると思われます。


実際、昔に比べると補聴器に対してマイナスに捉えるよりも、「見にくくなってきたからメガネを合わす」のと同じように、「聴こえにくくなってきたから補聴器を合わす」という方が増えてきました。



当店では、安いものですと、5万円からデジタル補聴器をご用意してますし、聴力測定や試聴、貸出も無料で行っております。


「聴こえ」に不安を感じだしてきた方は、ぜひ気軽にまずはご相談していただければと思います


聴力や予算に合わせ、最適な補聴器をアドバイスさせていただきます。


コミュニケーションは最大のボケ防止にもなると言われています。


一人でも多くの方のコミュニケーションの向上に貢献し、一人でも多くの方の生活の質の向上にお役立てできればと願っております。



補聴器の販売までの流れは、こちらを参考に




※最新デジタル補聴器 5万円~

聴力測定、カウンセリング、試聴など無料で出来ます。

お足が不自由な方には出張もいたしますので、お気軽にお申し付けください。






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