◆第二十五回 地域友好の集い『おどりの会』
日時:平成28年4月17日(日)開場 11:00/開演 11:30
会場:品川区立荏原文化センター
住所:東京都品川区中延1-9-15

東急池上線・荏原中延駅下車徒歩5分
電話:03-3785-1241
料金:入場無料
主催:若竹会(地域の踊りの先生たちが寄り集まって行う会です)


一部終盤に常磐津『夕月船頭』(※1)、休憩10分を挟みまして、二部8番目に創作『糸』(※2)を踊らせて頂きます。

(※1)ζ夕月船頭

題名読み:ゆうづきせんどう
変化物の名題:四季写土佐絵拙(しきうつしとさえのふつつか)
別    題:夕月(ゆうづき)、船頭(せんどう)
詞    章:『声曲文芸叢書』第4編 常磐津集
       (資料での題名『四季写土佐図拙』「雷」と一緒に掲載) 
備    考:弘化4年(1847)11月 西沢一鳳作詞 五世岸沢式佐作曲
『源家八代恵剛者』(げんけはちだいめぐみのつわもの)二番目大切

(西沢一鳳述)

夕月に涼風を、まつか花火や三股の、岸に繋ぎし通ひ船、星も欺く賑ひは、確か違はぬ彼奴が声
ヲイ取楫
篠を束ねて突やうな雨に、濡て通ふが憎かろか
アタル/\/\/\あたりやす
爰も名高き淀川の、流れを渡る気散じは、気も巾広な緋縮緬
締て結んだ鉢巻も其処が根生の水の恩
三筋の糸をかりぶしに
淀の川瀬のナア景色をこゝに、曳て上るヤレ三拾石船に、清き流れを汲む水車、廻る間毎は皆水馴棹、さいた盃盞押へてすけりや、酔て伏見へ管巻縄よ、斯した所は千両松ヨイ/\/\/\宵の雨
逢たさに一人夜深に来たものを
ちよつと切戸を開てんかいな/\お隣さん
モシお在宅かお宿かお留守さんか居ないのに、トン/\/\と叩いても、エヽ/\自烈度ではないかいな
〔二上り〕
させば出て行くさゝねば行かぬ、さして下んせヲヽイ船頭さん、ヲヽイ/\/\/\あの声は嬉しからうぢやないかいな面白や
屋台囃子にそやされて、浮れ/\て走り行く

(※2)ζ糸

1998年2月4日に発売された、中島みゆきさんの35枚目の両A面シングルです。今回は、Mr. Childrenの櫻井和寿氏がカバーされたバージョンとなる予定です。