35 、気品ある「しぐさ」と「 間(ま)」を身につける! | 佐竹永光Blog 貴女に贈る「 しぐさ美人 」

佐竹永光Blog 貴女に贈る「 しぐさ美人 」

舞踊家として43年間の修行の中で学んだ「和のしぐさ」を貴女に解りやすく伝授致します。

〜毎日の積み重ねで貴女もワンランク上の自信と輝きの自分を発見出来ます!〜


テーマ:
いつも「しぐさ美人」を読んで頂きありがとうございます。






今回は、「リズム感が「優雅なしぐさ」を創る」を学ぶ前に!




ブログを書きました。




少し難しいのですがお読み頂ければ幸いです。






日本の文化には、独特の「間(ま)」と言うものが存在します。





音楽の世界にも「休符」というものがありますが、正確には「休」ではなく、リズムや雰囲気を変える「音のない音符」です。






ただ日本文化で言います「間」と洋楽の「休符」(常間)とは少し違った意味があるようです。








本日は少し「しぐさ」を離れて「歌舞伎」の世界のお話をさせて頂きますね。


「間は魔に通ず」ということがよく言われます。歌舞伎の六代目菊五郎は彼の師である九代目団十郎の言葉をその著書「芸」のなかで書いています。九代目団十郎はこう言ったそうです。


『踊りの間というものに二種ある。教えられる間と、教えられない間だ。とりわけ大切なのは教えられない間だけれど、これは天性持って生まれてくるものだ。教えて出来る間は「間(あいだ)」という字を書く。教えても出来ない間は「魔」の字を書く。私は教えて出来る方の間を教えるから、それから先の教えようのない魔の方は、自分の力で探り当てることが肝腎だ。』




九代目団十郎が言っております「間は魔に通ずる」は・・・「現実の生活」の中では、かけ離れた存在ですね!




しかし、「間(魔)」を追求する事によって、この「間(魔)」が分かる人間となるのです。





私たちの生活の中でも、一流ホテルやレストランでの食事の際に「絶妙な間」(ベストタイミングとでもいいますか!)で食事が出されたり、ビジネスの中でも「最高のシチュエーションで事が決まった!」など・・・こんな大袈裟ではないにしても、誰もが日常の何気ない事でも相手から受けたタイミングに(気持ちの良い間合い)感動した経験はあると思います。



貴女はいかがでしょうか?



いいえ!私は無いです!・・・・とお答えになった方は、もしかしたらその最高のタイミングがあったにも関わらず「貴女自身」が気付いていない、のかもしれませんね!




歌舞伎の六代目菊五郎や九代目団十郎が活躍していた時代に、その「藝(間)」は誰もが簡単に感動できる様なものでは無かった様です。・・・・しかし、その究極な「藝(魔・間)の魅力を自分も共有したい!」と思ったお客様は、何回も「歌舞伎」に通い続け、やがって「違いのわかる人間」になった様です。




最高の「藝(間・魔)」は「演者」と、それを理解しようと成長する「観客」がいて、初めて「成立」すると言う事なのですね!



「藝」=「芸術」です。








日本の文化では「歌舞伎」は勿論「日本舞踊」「お茶」「書道」「武道」「能」・・・は「間(魔)」・「呼吸」
を極めた究極の芸術とも言えます。




特に「日本舞踊」では・・・「間」と流れる様な美しい「しぐさ」を追求して来ました。






ネットやTVがない時代!

「芝居」こそが「憩いの場」であり「学び」の場でもあったのではないでしょうか。





そしてこの「絶妙な藝(間)」が分かる人間を「粋」の分かる人、つまり「一流」となるわけです。





話は変わりますが!



今の時代、誰もが「心地よい」「人間関係」や「空間」「環境」そして「平和」を大切にしたい!と思って生活をしています。




それは、「違いのわかる粋な人」になりたい!と思っているのではないでしょうか!




その中にあって、着物に魅了され、もっと「日本の文化」を身に付けたいと「しぐさ」に興味をもってくださった貴女は!  それ自体、一流になれる「資格」があるお方なのです。








「間(魔)」を身に付けるだけでは「おもてなし」や「しぐさ」は成立しませんが!



「間」・・・は日常の生活の中に存在しています。




例えば、「四季に合った健康管理」「旬の食事の提供」「四季の祭事の心得」「衣替え」etc

「ビジネス」に於いても時やスピードやタイミングが大切ですね!

また相手との距離感「間合い」も入ります。




この殆どが「間」=「おもてなし」に通じます。




最高の「おもてなし」とは、最高の「おもてなし」が身に付いた人間しかできないのです!



また最高の「おもてなし」が分からない「人間」は、その「凄さ」「感動」を味わう事は一生でいないのです。・・・





ただ、ここが大切です!


最高の「しぐさ」や「おもてなし」を身に付けようと思っている貴女は! 


貴女の「おもてなし」が分からない「どんな相手」であっても、貴女は「手を抜かず最高のおもてなし」をする事です。



これが一番尊い人間なのです。



最高の「おもてなし」の出来る自分が「日本の宝」なのです。




相手ではなく「自分自身」の中にあるのです!




つまり最高の「おもてなし」「しぐさ」のできる貴女が独りいれば、そこは「最高の場」となり、やがて「最高の人間」が集まってくるのです。




「間(魔)」とは、常に「自分を高めようと努力する人間」しか分からない心地よい「余韻」なのですね。









本日も最後まで佐竹永光ブログを読んで頂きありがとうございました。





次回は、生涯!気品ある姿勢を保つ為に!

体幹を鍛える BTSG (Body trunk Strengthening Gymnastics)より
「リズム感が「優雅なしぐさ」を創る」です

onoe-takanoriさんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス