カラダが「情動」を生み、それを脳が変換して「感情」にする!? | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。


昨夜、NHK放映のこちら、

「シリーズ 人体 神秘の巨大ネットワーク」。

    ↓


腎臓のはたらき、

すごすぎました!!


あ、見逃した方もご安心下さい。

今週木曜日には再放送があります!


+++++


今までのイメージと言えば、


「脳が全体の司令塔となり、

他の臓器はそれに従う」


というものだった。


ところが最新科学によれば、なんと、


「体中の臓器が互いに

直接情報をやりとりすることで、

私たちの体は成り立っている」


という「臓器同士の会話」

明らかになってきたのである。


+++++


ひょーー!!

NHKさん、ありがとう!!


こうした人体の、

脳を介さないコミュニケーション

の認知の広がりは、


今、興隆している、

人工知能の流れに

一石を投じるかもしれません。


人工知能とは、

人間の脳を模倣した

ディープラーニングという技術の実現により、

飛躍的に発展しました。


でも、

脳の技術が進めば進むほど、


それは、

忘れ去られた身体性に目が向く

振り子になるのでは?


と僕は考えてきました。


***


それを、確信したのが

この本を読んだときです。


 


アメリカの高名な脳科学者である、
アントニオ・R・ダマシオ博士の
 

『感じる脳』

(ダイヤモンド社)によれば、


「感情」の定義は


身体反応が情動を生み、

その情動を脳が受け取り、

変換して、感情を生みだす


のだそうです。


身体=情動

脳=感情

***


「脳を持たない
身体だけの生き物は
たくさんいるが、


身体を持たない
脳だけの生物はいない。


それは、

もし身体がなければ、
情動も存在しなくなることを
意味している…」


「こんにち、

脳の科学的な話となると、
身体の存在を考えない、
首から上だけの

(つまり、脳そのものだけの)
話がほとんどだ。

そうした話では、

身体は付属物、
お飾り程度の扱い。」


***


で、僕は、思ったんです。 


東洋医学では、逆に
身体へのアプローチが主で
脳への考察が少ないぞ、と。


それは、

西洋的現代科学が、
「脳」重視なのに対し、


東洋哲学が
「身体」重視なことを


表しているのかもしれない。


どちらか、だけではなく、

僕たちは

実は身体世界と脳世界の
ふたつの世界を生きている。


***



さあ、

西洋と東洋のはざまにある
現代日本、


そこに住む私たちの感性こそが、
脳と身体の神秘を解き明かす

カギなのかも!


そんな勇気の湧いてくる

昨日のNHKさんなのでした!!


*** 

 

あ、それはまた、太陽文化と月の文化とも

言い換えることが出来るかもしれない!!

     ↓

 


11月4日(土)満月

第1回、月フェス 開催です!