まさか、こんなことが起こるなんて
予想外でした。
おやつの“蒸しかつお”を食べやすいように
夫はハサミで切ってエサ皿に入れていました。
ネコですから
大人しく待ってるはずがありません。
フーちゃんがエサ皿に首を突っ込んで
かつおを食べ始めたのですが
ギャッ という悲鳴をあげたのです
見るとエサ皿が真っ赤に染まっています。
「お父さん、これ血じゃないの?
ひょっとして
フーちゃんの舌を切ってしまったんじゃない?」
というと、夫は
「しまった・・・」と真っ青です。
口から滴り落ちる血で
フーちゃんの前足の白い毛が赤く染まっていきました。
それをペロペロ舐めるから
切れた舌の傷が開いて血が止まらない。
パニックになってるところへ
ムウちゃんが発情して
体をペタンコにして
「舐めて~」とやってきたのです。
フーは傷ついた舌でムウを舐め始めたのです。
ムウが黒いから分からなかったけど
後からムウの体を拭くと
赤い色が付いているし
フーちゃんの口から血が滴り落ちてくるし
畳は血しぶきで汚れるし
慌てました~~~
落ち着け・・・
まず、ムウちゃんを隣の部屋に隔離して
フーちゃんに通電することにしました。
大美野治療器のミニ型を使いました。
以前、目を怪我したときのように
夫の膝にタオルで包んだ布導子を置き
フーちゃんの足にマイナス極が触れるようにして
あとはフーちゃんの口にプラス通電しました。
電圧は9ボルト
口は毛が生えていて
電気が通りにくいけど
びしょびしょに濡らして当てました。
フーちゃんはシンノオル通電には慣れていて
大人しくしてくれていました。
何分当てたか計ってなかったけど
その後は、気功ヒーリングをしました。
フーちゃんは気を送り始めると
夫の膝で眠ってしまいました。
ふと気が付くと
1時間ぐらいは経っていました。
口から血は出て来てないようです。
「出血は止まったようね」と
夫と二人で胸をなでおろしました。
大事に至らなくて良かったけど
「お父さん、フーちゃんのエサを
ハサミで切らずに手で千切ってね」と
言っておきました。
皆さんも気をつけて下さいね。・・・・・・って
誰もこんなこと、しないよね。