瀬戸内海に浮かぶ笠岡諸島の一つ、白石島で今月初めの三連休に瞑想とシャーマンセッションのリトリートを開催しました。
開催日前日が大雨でしたが、リトリート期間中はほとんど晴天で天候にも恵まれました。
写真にもあるように穏やかな海に囲まれ、小高い山もあり、自然の豊かなところでの瞑想は、都会で行なうものとは大きく違います。
今回の瞑想は、シンギングボウルの音を使った瞑想を最初は多く行ない、リトリートの中間では動的な瞑想を織り交ぜ、最後は静かに座る本格的なものでした。
瞑想初心者の人からある程度慣れた人まで様々でしたが、基本的には皆しっかりと瞑想ができていました。
瞑想を自宅でやっても5分と持たない、という人が参加者の中にも多かったですが、シンギングボウルの音を用いると、あまり苦痛もなく瞑想が持続し、10分や20分ほどの瞑想も自然に起りました。
音が鳴り響いている間は、瞑想空間が整い、クリアになっていき、その中にいるだけで自動的に瞑想状態に誘われます。
そしてその後、音が止まり無音の静寂の中に在ると、これが私たち本来の在り方だ、ということが明確になります。
音の瞑想ではシンギングボウルの音、波動が良かったという声が多いですが、私は音が止まってからの静寂が大好きで、この為にシンギングボウルを鳴らしているのだ、といつも思います。
リトリートでも沈黙、静寂の深みを参加者の方々と共有できて良かったです。
動的な瞑想では、強い呼吸や体を動かしたり、感情の解放なども行なって、それから静かな瞑想に入っていきます。
現代人は常に多くの情報や五感を刺激するものにさらされ、また身体もこわばっているので、長時間静かに座ろうとしても、意識に多くのものが浮上して静かに座るのが困難であり、そもそも身体が固まっているので同じ姿勢を続けるのが難しく、体の痛みに耐えられないというケースが多いです。
動的な瞑想では身体をほぐし、強い呼吸や感情をリリースするワークを行なうことで、静かに瞑想を行なう準備を整えることができます。
ですからいきなり座るよりも、動的な瞑想から入る事が効果的ですが、強い呼吸を繰り返すことは肉体的な負荷がかかり、また感情の解放は人によっては大きな抵抗が生じるので、自分に合わないと感じたら途中で辞めてもいいし、最初から参加しなくても構わないとあらかじめ参加者には伝えていました。
ですが参加者は全員参加で、途中で抜ける人もなく、全員しっかりと動的瞑想に取り組んでいました。
瞑想初心者の人も、呼吸や感情への働きかけをきちんと行なっており、瞑想後に話しを聞いたら、心身が整って瞑想しやすくなり、自分にとって動的瞑想が良かった、と言ってくれたので嬉しく思いました。
動的瞑想の後は、リトリートの合同主催者であるMさんによるシャーマンセッションでした。
Mさんが合法のメディスンを参加者に処方し、エネルギーワークも行なっていきました。
私はシンギングボウルを鳴らしてサポートです。
これも何人かは参加しない人もいるかと思っていましたが、ほぼ全員が参加していました。
シャーマンセッションでは深いレベルでの感情解放が起ります。
動的瞑想でもそれが起りますが、今回は動的瞑想よりもシャーマンセッションの方が、よりハッキリとそれが起っていました。
瞑想では深い段階へ至るのに少々時間がかかりますが、シャーマンセッションではすぐに深い段階へ至り、そこが両者の違いであると改めて感じました。
両方の良いところを融合していければいいなと思いましたが、今後の検討課題です。
しばらく休憩してから、Mさんによるヨガがありました。Mさんの行なうヨガは体が固い人でも楽にできて、しかも効果的です。
私も久々に行ないましたが、無理なく体がほぐれて良い感じでした。
最後は少しMさんの誘導で瞑想しましたが、ヨガで心身がほぐれた後の瞑想はとてもよく、やはり心身を整えてからの瞑想は良いものだと実感しました。
その後の瞑想は少し高度な内容で、初心者の人にはよくわからなかったようですが、瞑想に慣れている参加者の方は、今までよりもより深いハートの静寂があったとのことで、Mさんも一緒に瞑想しましたが、とても良かったとフィードバックをもらいました。
リトリートで一緒に瞑想をしていると、存在やハートの深み、静寂を共有していきます。それは五感を刺激して得られる喜びとは別次元のもので、日常生活ではほぼわからないことですが、リトリートの場でそれを体感し、日常で少しでも思い起こしていただければと切に願います。
リトリートが始まる前と終わってからでは、参加者の方々の身体やエネルギー、意識の状態が明らかに変わっており、全員非常にクリアになっていました。
それは主催者である私やMさんも同様で、お互いに変化があったのは明確でした。
白石島でのリトリートは、1~2年ほど前から計画していましたが、簡単に実現できるものではなかったですが、スタッフであるNくんが島を何度も私やMさんに案内してもらい、それで少しずつイメージができてきて、今回開催できることとなり、瞑想やワークも良いものとなり、実務的な面でもほとんど問題なく終えることができました。
今回リトリートに参加してくださった方々、そして共同主催であるMさんとNくんに心からの感謝の意を表します。
朝方、宿舎のデッキから。
最終日、山登りをして山頂からの4枚。
帰り道に晴天の海辺を。
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瞑想会やイベント等に参加していただくのはありがたいですが、マンツーマンだとその人に合った話し、瞑想やワークが行えてより効果的です。
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