サラトガ競馬場、夏の祭典、トラヴァーズデイがいよいよ迫ってきた。

当日はもちろんそのメインとなる真夏のダービー「トラヴァーズS」をはじめ6本のG1戦が行われる。

さて、そのトラヴァーズSはこれまでにもお伝えしたように、そしてまた”真夏のダービー”と呼ばれるように3歳のG1戦である。

これまでに行われたケンタッキーダービー、プリークネスS、ベルモントSといった三冠戦の再戦といった形であると共に、三冠戦に出走が叶わなかった新興勢力との対決の場でもある。

そしてその勝者は晴れて、BCクラシックの3歳代表に位置付けられ、古馬と頂上決戦を迎えると言う訳だ。

先に書いておくが、前回の記事に書いたパシフィッククラシックの結果からもお分かりのとおり、古馬の大将格は間違いなくカリフォルニアクロームだ。

現在、アンテポストも2.25倍で1番人気。それを追うのが昨年三冠馬となったアメリカンファラオと同世代の生き残りフロステッド。

その後に出走は微妙だが牝馬で快進撃を続けるソングバード、ビホルダー。この牝馬たちが出走しないとなると、浮上してくるのは今年の3歳牡馬達であり、このトラヴァーズSの優勝馬二なることが予想される。

さて、そのトラヴァーズSの注目はやはり三冠戦を戦ってきて2冠目のプリークネスSを制したエグザジャレイターであろう。通算13戦6勝。プリークネスS以外の三冠戦にも出走をしており、ケンタッキーダービーで2着、疲れがあったのか最終戦のベルモントSでは11着に敗れた。しかし、先日、ハスケル招待Sで復帰すると早速1着となっており、改めてその力を示している。

追い込み馬だけに不発の時もあるが、それでも6着以下に敗れたのはそのベルモントSのみ。道悪を非常に得意としており、今回もそういった馬場ならアッサリがあって驚けない。

そのベルモントSで最後の1冠を奪取したクリエイターも出走を予定。アーカンソーダービーを制して臨んだケンタッキダービーではまさかの13着に敗退もプリークネスSをパスして臨んだベルモントSでは前出のエグザジャレイター、そしてラニを負かして見事に優勝をしてみせた。先日のG2戦、ジムダンディーSの6着敗退が気になるが、能力が高いのは間違いない。

しかし、エグザジャレイターは人気になっているが、クリエイターは逆にベルモントSがフロック視されているのかそれほど人気はなく単勝は15倍ほど。

むしろ他で三冠戦に出走していたディスティン、ガンランナーの方が人気になっているが、それらの馬よりもどうやら今年は新興勢力に注目が集まっているようだ。

ハスケル招待Hで2着となったアメリカンフリーダム、現在3連勝中のコネクトと言った馬がそれにあたる。

ま、こういった状況だが実は私はガンランナーに注目している。ケンタッキーダービーではナイキスト、イグザジャレイターに次ぐ3着となった馬。ここまで8戦5勝で、4着以下に敗れたレースはいずれも道悪。実際、前走ハスケル招待Sでは5着も、鞍上のジェローは道悪を敗因にあげている。

道悪ならばイグザジャレイター、良馬場ならガンランナー

そのように思いながら3歳馬代表決定戦に注目したい。


前回のブログでお伝えした「パシフィッククラシック」。

「カリフォルニアクローム」VS「ビホルダー」VS「ドルトムント」の対決に注目しておりましたが・・・

結果は・・・

1着 カリフォルニアクローム

2着 ビホルダー

3着 ドルトムント

注目馬が上位を占めると共に、やはりカリフォルニアクロームがドバイワールドCの優勝馬としての貫録を示して優勝を果たした。

レース内容もかなり淡泊なもので、スタート同時にカリフォルニクロームがハナを奪い、2番手にビホルダー、3番手にドルトムント。

つまり、そのままの形で1、2、3着とゴールに入線した訳だ。

最後はカリフォルニクロームが後続を離して、2着ノビホルダーに5馬身差をつけたのだから、結果的にカリフォルニクロームの強さだけが目立った形で、普通に考えれば、ビホルダーもドルトムントも何度戦っても敵わないってことだが…

このままいけば、古馬においてライバルは皆無?カリフォルニクロームを倒す可能性を秘めるのは3歳の牡馬のみ?

一応、一度はドバイワールドCで決着がついた感のあるフロステッドがその後、米のメトロポリタンH、ホイットニーSと連勝をしているので、こちらも望みがない訳ではないだろうが・・・

そうなると、やはり来週のトラヴァーズSには大いに注目するべきだろう。

もちろんその主役となるのは三冠の2戦目であるプリークネスSを制したエグザジャレイターだが・・・

それと、まだこの秋において牡馬、特に古馬との対決は見送られるかもしれないが、注目すべきはこのブログでも何度もとりあげてきた3歳牝馬のソングバード。

先日、アラバマSに出走して、2着馬に7馬身差をつける圧勝でG1戦7勝目をマークしたのだから、もちろん同じ3歳牝馬ではこれまでにも言ってきたが「敵なし」状態に間違いはない。

そうなると、古馬の最強牝馬であるビホルダーがこの敗戦を機に、やはり牡馬相手ではなく、牝馬相手にBCディスタフを使うとなると、ソングバードもさすがに今年3歳時にBCクラシックに向かうと思えず、牝馬頂上決戦がBCディスタフで実現するかもしれない。

それはそれで楽しみだ。



入院してました

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皆様、ご無沙汰です。

しばらく更新することもなく、大変申し訳ありませんでした。

実は入院しておりました。先週には退院したのですが、なかなかブログを書く気になれず、
その上、ついついオリンピック、高校野球に没頭する日々を過ごし・・・

さて、今日から再開です。これまでのように頻繁に更新できるかどうかは微妙ですが、
せめて土曜日ぐらいはと思っています。

で、今日の話題ですがアメリカ競馬。日本時間の21日早朝に「パシフィッククラシック」が行われる。

海外競馬通ならば、ご存じの方も多いが一般的にはそれほど知名度は高くないこのレース。

ただし、今年はメンバー的には自ずと注目せざるを得ない程に豪華メンバー。

カリフォルニアクローム

ビホルダー

ドルトムント

他に6頭いて9頭立てだが、この3頭だけで十分なほど。

カリフォルニアクロームはご存じ、一昨年の2冠馬で、今年のドバイワールドカップの優勝馬。現時点ではアメリカナンバー1ホース、もっと言えば
世界ナンバー1ダートホースと言っても過言ではない。

ビホルダーはこのブログでは何度か紹介したが、アメリカナンバー1牝馬であり、もしかするとアメリカナンバー1かも知れぬ。なぜそのように言うかといえば、G1戦を10勝もしている馬で、牡馬とはなかなか同じレースを使われないからだ。つまり牝馬同士でG1をガンガンかってきており、普通に考えれば牡馬よりも弱いと考えるべきかもしれないが、実際には牡馬よりも強い可能性があるからだ。

実際に昨年のこのレースを勝っており、牡馬にも通用することころを見せているのだから。カリフォルニアクロームとの対決はアメリカのファンならばこれ以上楽しみなレースはなかなかないだろう。ブリダーズCはビホルダーが牝馬のレースに向かえば再戦はないことになるし・・・

その2強に勝たないまでも好勝負をしてほしいのがドルトムント。アメリカンファラオと同期でここまで11戦8勝。ケンタッキーダービーでも3着となった馬。
前走サンディエゴHではカリフォルニアクロームとマッチレースを展開。斤量差はあったとは言え、その素質の高さを証明した。スティーブンス騎手がこの馬ではなくビホルダーに乗るのは気になる点だが、叩き2戦目、上がり目のある4歳馬だけに楽しみだ。

ここでカリフォルニアクローム、ビホルダーを倒せば、一気にブリダーズCクラシックの主役になるはずだ。

来週にはこれら古馬にブリダーズCクラシックで挑戦する3歳馬達の争い、真夏のダービーことトラヴァーズSが行われる。

アメリカ競馬からは今後も目が離せない。