音快計画-ヴァイオリン弾きのお仕事とはッ?!- -50ページ目

驚異としか言いようがないバー

音快計画-ヴァイオリニストのお仕事とはッ?!--オデオン外打ち
 外苑前と乃木坂の間くらいに、そのバーはあります。


音快計画-ヴァイオリニストのお仕事とはッ?!--オデオン看板

「オデオン」

という、その店は、入ってみると、素晴らしい内装に、特別な調度品。まるで会員制のバーのようです。

 僕の写真ではよく分からないと思います。ぜひ、ホームページ(→ココ )を見てみてください。ぶっ飛びます!恐ろしいことに、この写真よりも本物は更に凄い……


 お酒を飲んでみると、これがまた素晴らしい。そして、料理を頼んでみると、どういったわけだか、食べたことがないほど、きちんと美味しいのです。


 こんなものまであるのにびっくり!!

 響12年のハイボールタワー。極めて珍しいです。常設されているのは、現在、日本でここだけ!という話。

 考えたら、そのまま飲んでもとても美味しいものを、ハイボールにするんですから、贅沢な話で。普通にソーダで割るわけにいかない。特別なソーダで、特別なビールのサーバーのような専用の機械(これを、ハイボールタワーと言うそうです)で、スペシャルなカクテルにされたハイボールなんです!
音快計画-ヴァイオリニストのお仕事とはッ?!--オデオン壁 ←ずらっと並ぶ響

 ホームページ(→ここ )を見るとわかりますが、バーとしては普通の値段で、本当にきちんとしたものが出てきます。

 ピッツァ・マルゲリータを食べてみたのですが、……う、美味い!!

 生地の食感といい、トマトのフレッシュ感といい、意外を通り越して感動しました。普通にご飯を食べるために行ってもいいんじゃないか……


音快計画-ヴァイオリニストのお仕事とはッ?!--オデオン2FLS


 さて、しかも、1月から、このオデオンに出演することになりました!


 15日(日)、21日(土)、23日(月)、30日(月)です。

 21日を除いては、ジャズやシャンソンのスタンダードナンバーと(ピアニストが弾いてくれます)、歌をシンプルに聴いてもらうようなタンゴを。

 21日は青木菜穂子さんと、彼女の素晴らしいアレンジを中心に、タンゴをお送りします。


 このお店、おそろしいことにミュージックチャージがありません!


 つまり、普通のバーと同じでテーブルチャージ゙はありますが、生演奏があるからといって、追加でかかるお金が一切ないということです!


音快計画-ヴァイオリニストのお仕事とはッ?!--オデオンステージ

 オーナーの板橋先生が、自分の行ってみたいようなお店を作りたい、というコンセプトの下に作り上げた、驚異の完成度を誇る、デザイナーズ・バー「オデオン」。恐ろしいほどリーズナブルで、かつ本物です。

 どうぞふらっとお立ち寄りください。そして、ぜひ素晴らしい内装や調度品、音楽、絶品のお酒や料理を楽しんでください!!と言いますか、……間違いなく、自分が出ない日に行っちゃったりするだろうなあ叫び



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2012年のごあいさつ

 旧年中は誠にお世話になりました。

 ここまで色々な方々に、また深くお世話になった年はありませんでした。改めて感謝申し上げます。

 そして、どうぞ本年も、よろしくお願いします!


 とりあえず、ごあいさつまで。

 今日明日のうちに、去年訪れた、とある、とびっきり素敵なお店のことを書くつもりです。

何か親密な音楽

 公開しそびれた記事第一弾は、11月の混成タンゴバンド。

 中田智也(ちゃー)さん小松真知子さんを中心にして、二方のバンドのメンバーが混成してできたチーム。そうは言っても、小松勝さんはその昔、智也さんのバンドのギタリストだったし、僕はどちらのバンドでも弾いています。


 場所はホテル・ニューオータニ。
音快計画-ヴァイオリニストのお仕事とはッ?!--ニューオータニ外打ち
 ちょっと久々でしたが、工事していて、少しカッコがつかない笑

 でも、宴会場がゴロゴロしている階の廊下からは、お洒落な建物や、ホテルのテニスコートが。
音快計画-ヴァイオリニストのお仕事とはッ?!--テニスコート
 おまけに、会場からはこんな風景。
音快計画-ヴァイオリニストのお仕事とはッ?!--宴会場から
 さすが、素晴らしい。ここはどこ?と言いたくなる様な光景が広がっています。


 そんなところでいざ!
音快計画-ヴァイオリニストのお仕事とはッ?!--混成バンド
 金屏風をバックに弾くなんて、こういう時でもないとなかなかあるもんじゃありません。

 左手の奥から、ピアノ小松真知子さん、その手前がバンドネオン大原一駒さん。右手は奥から、ギター小松勝さん、ヴァイオリン中田智也さん関由美さん、ときて、写っておりませんが、自分です。


 僕にとって、ほとんどお話の中の人に近い、ピアソラやキンテート・レアルといったミュージシャンたちと、実際に会っていて、一緒に何かをしたエピソードまであったりする方々。話を聞いているだけで楽しいし、キャラクターが浮かんでくるようです。


 この日は、ちゃーさんのアレンジした曲をみんなで演奏しましたが、本当はどういう風にでもできるんだろうな、とも思いました。それもまた凄いことです。

 タンゴ・クリスタルでは小松勝さんのアレンジを弾くことが多いですし、ちゃーさんと真知子さんはシャンソンやジャズも、まったく譜面を見ることもなく、突然パッと出来てしまう。実際、今月29日には、2人が即興的にシャンソンを演奏する現場に居合わせることが出来ました。まったくメロディーを弾いているだけなのに、変幻自在に聞こえるチャーさんのヴァイオリンに、真知子さんのピアノは絶妙に響くのです。一体どうなってるんだろう……ちゃーさんが言うところによると、「大したことやってるわけじゃないよ。ただちょっと、ムードを作ってるだけ」。うーむ。


 またいつか、ご一緒することがあったら、と願わずにはいられない、素敵な顔合わせでした!


 

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