海に囲まれた仕事
波の音。潮の香り。色鮮やかな魚の群れ。…もう9月ですが、海に来ました。
お仕事です!
駿河湾に浮かぶ、淡島なる島があり、そこに一軒のウルトラ豪華ホテルが。そこには、船でしか行き着かない。
JR三島駅から車で約30分、海が見えて、漁船や飲食店、ひものののれんが見えてきたなあと思ったら、船着場に到着。
船に乗り込みます。こんな感じ→。
揺られながら風と波を感じること5分、ホテルが近付いてきます。
上陸~!!
雲のため、もう一つ見えず、写真を撮らなかったんですが、右手に富士山。駿河湾の向こうに見えてくるわけです。
船着場を降りて、エントランスに向かうと、脇におくつろぎスペースがあるのに気が付きます→。ここでのんびり椅子に座って、海が、天気によっては富士山も、バッチリ見えるわけです。
ここは、とにかく凄い。その辺に置いてあるものが、全部凄い。
圧巻のロビー。
1階、2階は吹き抜けになっていて、写真に見える階段が機能しているのか、縦はもちろん横の空間の拡がりが気持ちよく感じます。階段を上っていくと……海!
Radio Piazzolla
…という感じのライブを行います。
今年は、ピアソラの没後20年。
彼の人生は、音楽と同じようにドラマティックでした。
失敗にめげず、むしろそれをバネにして成功をつかんだ、という人の話はよく聞きます。しかし、ピアソラは、何度もはっきり挫折した人です。
もちろん、そこから這い上がる。最終的には、50歳も過ぎて、ほぼ無一文でヨーロッパに渡った時に作った、「リベルタンゴ」によって、世界的な成功をつかんだのです。
そんな彼の人生を、様々なエピソードで、一つの物語になるように構成。彼の曲や、彼が聴いたり弾いたりした曲の演奏と、この物語とが絡み合って、一つの世界を描く、そんなライブをやります。
これは前に、『その名は、ピアソラ』と題してやっていた公演と、同じ趣旨です。
そのときは台本を書いて、読んでいくスタイルでした。今回は、大雑把な構成は作りますが、台本はなし。映画を見ているような感覚は薄れ、その場ならではのラジオ的な面白さが加わります。
木曜日なので、なかなか予定がつかない方も多いと思いますが、この世界、ぜひ味わっていただきたいと思っています。お値段もとても……
また、場所は築70年の古民家を改築したお店。見たことのない感覚の世界が広がっています。どうですか?
それが妙に落ち着くのは、古民家ならではなのでしょう。それも味わっていただけたら!
演奏は、ピアノ三枝伸太郎くんとデュオで。
たった二人でこの内容は、非常に厳しいのですが、三枝くんのピアノだけで、何人分も支えてくれる。素晴らしいピアニストです。すでに二人で色々な試行錯誤を経ていて、手応えもあります。ぜひぜひ!
8月2日(木)
19:30 START(17:00 OPEN) 1500yen
雑司が谷 エル・チョクロ
東京都豊島区南池袋3-2-8
(副都心線「雑司ヶ谷」駅 徒歩2分半 HPに行き方の記載あります)
03-6912-5539 info@el-choclo.com
(または、宮越までご連絡ください)
東京タンゴ祭2012&目黒Live
すっかり夏の暑さになってきました。これには参りますが、春以来、調子がおかしかった身体が動くようになって来ました。鰻も食べたし!……鰻食べたから?
7月は、自分の出演するタンゴのライブに、面白そうな2件が固まってやってきます。
主に東京近郊の、タンゴバンドが大集結。
タンゴの幅広さを先ず感じ、さらに奥深さの一端に迫ることができる、稀有なイベントと思います!
自分は、「小松真知子とタンゴクリスタル」の2ndヴァイオリンに乗ってます。
詳しくは、こちら
へ。
翌15日(日)は、目黒でライブ。
それぞれがソリストで、互いをぶつけ合って突き進んでいく、少人数アンサンブルの凄み、新旧タンゴそれぞれの魅力を、漢(おとこ)バンドならではの迫力で、どうぞ。
※以下、軽食とフリードリンク(お望みならお酒も)、ついてます!
■15:00-16:30 ライブ 前売:3,000円 当日:3,500円
■17:00-20:00 生バンドミロンガ 前売:2,000円 当日:2,500円
■15:00-20:00 通し(ライブ+ミロンガ) 前売:3,500円 当日:4,500円
■演奏:オルケスタ・タンゴオリジン
鈴木崇朗 バンドネオン
三枝伸太郎 ピアノ
東谷健司 ベース
宮越建政 ヴァイオリン
■場所:タンゴオリジン
品川区上大崎3-1-5 目黒東口ビル501号(目黒駅徒歩2分)
ご予約、お問合せ: タンゴオリジンプロダクション(ホームページはこちら )
03-6459-3157/03-6459-3158






