大人になってからヴァイオリンを始めてできること
大人になってから楽器を始めて、上手になっていくのは、難しいことです。
特にヴァイオリンという楽器は。
シンプルで筋道だった理解があった方が良く、それを身体や動作、筋肉の動きのイメージに変換、その上それを根気よく、明快な練習方法で効率的に脳と筋肉に刻み込んでいく、という感じでしょうか。しかも、どんなにうまくやっても、身体の一部になるには、かなりの時間がかかる。
本当に頭が下がります。
アマチュアのオーケストラでも、ヴァイオリンは子供の頃から弾いていた人が多いのですが、このオケは違います。かなりの割合で、大人になってから始めた人たちがいる。
がんばっているのは、ヴァイオリンだけじゃないのです。社会人(大学生も結構いますが)が、ここまでやるのか、という感動を何度も味わっています。いい大人が、部活のようにがんばっている。これは……いい演奏になるのでは?
僕がトレーナーをしている、「ろうさいの森」。
名指揮者だったり(間違いなく)しない僕ですが、前に立って一言言うと、どんどん音が変わっていくんです。これがドキドキするほど面白い。
っていうか、がんばれ、大人!!
ろうさいの森アンサンブル 第一回定期演奏会
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ドヴォルジャーク:弦楽セレナーデ Op.22
モーツァルト:交響曲第40番 K.550
指揮:室賀元一
2月12日(日)
成城ホール(成城学園前駅徒歩3分)
13時開場 13時半開演 入場無料
ぜひぜひ、おいでくださいませ~