楽譜にドラマ ~東京タンゴ~ | 音快計画-ヴァイオリン弾きのお仕事とはッ?!-

楽譜にドラマ ~東京タンゴ~

 東京バンドネオン倶楽部、公演終了~ッ!!クラッカー

 ……って、随分前になっちゃったけど。


リハ終わり

 写真はリハ終わりだけど…笑


 難曲バリバリだったみたいなのに、バンドネオン倶楽部の皆さん、堂々弾いてました。

 さらに、2公演とも満員御礼。チケットは、とっくのとうに売り切れてしまっていました……(多分1ヶ月以上前でした)叫び



 とてもいい天気だったこの日、楽屋に入ってビックリ!
 東京ロング、みたいな風景が広がっていおりました!!
楽屋からロング

 僕のカメラでは空の青がちっとも写んない……



 今回、演奏した曲自体も面白かったけど、アレンジの素晴らしさに脱帽!

 小松亮太さんをリーダーに、バンドネオンの鈴木崇朗(たかとき)くん、ピアノの三枝伸太郎くんがアレンジ・チームでした。


 タンゴは、譜面的にはクラシック寄りのスタイルです。ジャズ、ポップス等々と違って、奏者ごとに異なる譜面があります。基本的に譜面通り弾きます(色々違うこともあります)。そのため、アレンジは非常に重要。
 タンゴはビックリするほど色々な素晴らしいメロディーにあふれているのですが、それをどう聴いてもらうかは、実はアレンジが決めています。ジャズっぽい要素を加えたりできるし、メロディックな音楽にもなります。

 楽しんでいただけたのなら、それはアレンジの功績でもあるのです。


 また、亡くなったウルグアイの方がお持ちになっていた楽譜を、名古屋で南米音楽の研究をされている方が受け取り、それが小松さんの元に来て、今回陽の目をみたという楽譜もありました!

 楽譜にも海を越えたドラマがッ!!



 色々な手配もキッチリしてて、とてもやりやすかったです。袖の近辺に貼ってあった、曲順とか配置の図。見やすく工夫されている。こういうこと、実は大変だし、大事だと思ってます。ありがたかったです。
出番表

 袖と言えば、ちなみに上の写真左、三枝くんの着ているシャツは、H&Mらしい。チッ!!笑


 今回、歌ってやっぱりすごいと思いました。スペイン語がまだほとんど分からず意味不明なのに、人間ってすごい、みたいな感慨が起こる。……弾きながら、Sayacaさんマキシモさんの歌に圧倒されました。

 大柴拓くんのギターもかっちょよかった。空気感を作ってた気がします。


 

 盛大な打ちあがり、発射台(=店)も素敵でした。
打ちあがり


 最後は、ミロンガ締め??というやつで終了~オリジナルの締め技(?)って、いいな!!


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