音楽授業ラボラトリー研究会のブログ -11ページ目

24Aug
- イベント２つのご紹介！（１０月１９日、１１月９日　日本ジャック＝ダルクローズ協会）
  皆さま　高倉です。夏休みも終盤ですね。いかがお過ごしですか？私は、この夏も全国各地の先生方と充実した時間を過ごすことができました。各会場でお会いした先生方、本当にお世話になりました。ありがとうございました。　さて、久々のブログの更新です。秋に開催される「日本ジャック＝ダルクローズ協会」主催のイベントを２つご紹介します。１．公開授業＆ワークショップ「小学校のリトミックはこう実践されている」　　と　き：１０月１９日（土）午後　　　ところ：筑波大学附属小学校　　授業者：高倉弘光２．公開レッスン「リトミックの手法を用いた打楽器レッスンの実際」　　と　き：１１月９日（土）午後　　　ところ：国立音楽大学　　授業者：杉山智恵子先生（打楽器奏者、東京藝術大学ほか講師など）　上記２つのイベントについての詳細は、下記URLにてご確認ください。締め切りが迫っていますので、お早目にご確認、お申し込みください。　https://www.j-dalcroze-society.com/cp-bin/wordpress/wp-content/uploads/2019/06/kokaikouza2019.pdf　この「日本ジャック＝ダルクローズ協会」というのは、いわゆるリトミックの研究や普及を目的としている社団法人です。私もこの会の理事を務めています。　イベント２の「打楽器」ですが、講師の杉山先生はとても素晴らしい先生です。テレビでお馴染みの「題名のない音楽会」にもご出演の経験があります。不肖高倉も、講座を受講したことがあります。今、「３時のおやつ」ゲームなどでいろいろな打楽器の使い方をはじめ、リズムをどのように捉えるかなど、大事なおさえどころを子どもたちに教えられているのも、実は杉山先生から教えていただいた理論や方法なのです。「受けて納得！」「なるほどそうだったのかぁ！」を体験できるまたとないチャンスだと思います！是非是非！　イベント１の「小学校」ですが、こちらは高倉が４年生の授業を公開します。今回はリトミックという視座で小学校の授業を見ることをします。小学校の学習指導要領では「体を動かす活動」と書かれていますが、体を動かす活動は、リトミックの創始者であるE.J=ダルクローズや作曲家のカール・オルフ、またコダーイなどの音楽教育者の考えと多分にクロスオーバーしていると考えられます。例えば、ダルクローズのリトミックを学ぶ際、どのような切り口があるかといえば、学習指導要領にある〔共通事項〕とかなり共通点があります。「拍」「フレーズ」などは全く同じ項目になります。なるほど、リトミックというのは、音楽のあらゆる事柄を体の動きを通して学ぶ学問ということができますが、学習指導要領ともかなり関連づけられるわけです。　今回の授業では、４年生の「身体表現」を扱います。「剣の舞」の身体表現をします。その身体表現は、リトミックでもよく行われる手法（プラスティーク・アニメ）ですが、それが音楽科の学習にどのように寄与するかという視点で授業をしたいと考えています。　授業後は、授業に関する簡単なレクチャーと討議、そしてワークショップを行います。　協会の会員ではない方も申し込み可能です。ぜひおいでください。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓https://www.j-dalcroze-society.com/cp-bin/wordpress/wp-content/uploads/2019/06/kokaikouza2019.pdf何かご不明な点などございましたら、下記、日本ジャック＝ダルクローズ協会までメールにてお問い合わせください。fier_japan_20th@yahoo.co.jp小学校のイベントについては、高倉までお問い合わせいただいても結構です。dalcroze2000@yahoo.co.jp
10Jun
- 7月11日(木)、夜ゼミを開きます！
  みなさまお久しぶりです！　高倉です。3ヶ月ぶりくらいのブログ更新です。1学期（4～7月）は、2つの大学で授業を担当させていただいていたり、6月中旬には本校の研究会もあったりで、1年の中でもっともバタバタしています。ブログ更新の間隔が空くのはそのせいもあるかな(^^ゞ（言い訳です）5月末から高松、長崎、佐賀の子どもたちや先生方と、授業やワークショップをするなど、今年度の学校外の活動も始まりました。さて、今日はワークショップのお誘いです。来たる7月11日に下記の要領でワークショップを開催します。平日の夜、弁当持ち寄りで2時間半くらいの会です。是非お集まりください。この会は、三鷹市立北野小学校の古賀先生が発起人となって始まった会です。以下、古賀先生からのコメントです。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊音楽教育現場の先生方の中で、悩みを共有しつつ、学びたい気持ちをもっていらっしゃる方々と、講習会だけでなく、協議会だけでなく、ざっくばらんに勉強会をしたいということで高倉先生を囲んで昨年度1回目の会を開催致しました。それが好評な上に、継続してやってみたいということになりました。そこで「高倉先生夜ゼミ」と名付け、先生方と調整をして、不定期に開催する運びとなりました。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊以下、開催要領です！◆「高倉弘光　夜ゼミ　その2」（音楽づくり、鑑賞、体を動かす活動を中心に）◆日時：7月11日(木)　18：00～21：00◆会場：杉並区立高井戸小学校（京王井の頭線高井戸駅徒歩すぐ）◆会費：3,000円◆用意：お弁当をご持参ください（簡単に食べてから講座を始めます）。動きやすい服、◆お問い合わせ、お申し込み：三鷹市立北野小学校古賀かおり先生（下記メールにて）music.ga1i1eo.f@i.softbank.jpまたは、高倉までdalcroze2000@yahoo.co.jp以上、どうぞよろしくお願いいたしま～す！
01Mar
- ３月９日（土）「音楽授業ラボラトリー研究会 in 関西」にご参加の皆様へ
  ３月９日、兵庫県西宮市で開かれる「音楽授業ラボラトリーin関西」にご参加の皆様に３つ連絡です。1.動きやすい服装、上靴をご用意願います。少し体を動かします。2.公共交通機関でおいでください。3.昼食をご用意願います。どうぞよろしくお願い致します。まだまだご参加のお申し込みも受け付けています。■第1回音楽授業ラボラトリー研究会　in 関西とき：3月9日(土)　　　10時から15時30分まで（4時間程度）ところ：兵庫県西宮市立甲東小学校（阪急今津線　甲東園駅から徒歩7分）参加費：2000円内容：　◎誰でも指導できるカンタン音楽づくり、　　　　◎ピアノなしでオッケー！　鑑賞授業レシピ　　　　◎子どもが喜ぶ！　学びのある音楽あそびワークショップに関するお申し込み・お問い合わせは高倉まで、メールにてお願いいたします。どなたでも参加できる楽しい会です。学級担任の先生も、専科の先生もお誘い合わせの上お集まりください！dalcroze2000@yahoo.co.jp
18Feb
- 第２回苦手教科の授業、克服セミナー開催　3月16日(土)
  表記の研究会「第２回苦手教科の授業、克服セミナー」を開きます。これは、筑波大学附属小学校の数名の教員で行うもので、複数教科参加型の研修会です。面白いのは、「苦手の授業」を克服するのが目的っていうところです。高倉も「音楽初心者コース」を１時間半（１４：００～１５：３０）担当します。午前は国語と算数の講座、昼からは道徳の公開授業、そして音楽と理科の講座、最後に道徳の講座があります。高倉は、鑑賞のいろはについて、９０分のワークショップをします。どうぞお友達をお誘い合わせの上、おいでください！楽しい一日になること、間違いなし！です。私も他の専門教科の先生からいろいろなことを学びます。「あ、このアイディア、音楽の授業でも使える～！」っていうこと、よくあるんです！まさにA-HA体験ですね。みなさんもA-HA体験、いかがですかぁ？お待ちしています！＜講師＞筑波大学附属小学校　国語　桂　　　聖算数　盛山隆雄理科　志田正訓道徳　加藤宣行音楽　髙倉弘光詳しくは、こちらをご覧ください！https://www.kokuchpro.com/event/aecc583f8a517b9d5872fa8f371392e9/
09Feb
- ラボ in 関西、および愛知県豊橋でのワークショップのお知らせ
  みなさま2月8日、9日に行われた本校の初等教育研修会。たくさんの先生方にご参会いただきました。ありがとうございました。午後の分科会では印刷しておいた資料がずいぶんと足りなくなる事態で……。今回は1年生の「おどるこねこ」の鑑賞を、体を動かす活動を通して行う提案授業をしましたが、さまざまな教師側の課題が浮き彫りになる結果でした。初発の発問や指示の言葉の問題、音楽のどこからどこまでをどのように聴かせるといいのかという問題、子どもたち一人一人を生かすことと授業をまとめ上げることとの間に生まれる葛藤などなど……。もう一度あの授業をビデオで見直し、いつかまた研究授業で「おどるこねこ」に挑戦したいと思います！　ご意見やご感想などたくさんいただきましたことに心からお礼申し上げます。さて、研修会のおりにワークショップの案内についての質問がありましたので、近々開かれるワークなどについて告知いたします。■初等教育研究会　豊橋支部ワークショップとき：2月24日(日)　　　9時30分から12時30分まで(3時間）ところ：愛知県豊橋市立松葉小学校参加費：会員と非会員で異なります。お問い合わせください。内容：新しい学習指導要領で音楽の授業をこう変える！　歌唱共通教材の料理法ほか……■第1回音楽授業ラボラトリー研究会　in 関西とき：3月9日(土)　　　10時から15時30分まで（4時間程度）ところ：兵庫県西宮市立甲東小学校（阪急今津線　甲東園駅から徒歩7分）参加費：2000円内容：◎誰でも指導できるカンタン音楽づくり（リズム）、　　　　◎ピアノなしでオッケー！　鑑賞授業レシピ　　　　◎子どもが喜ぶ！　学びのある音楽あそび*以上2つのワークショップに関するお申し込み・お問い合わせは高倉まで、メールにてお願いいたします。どなたでも参加できる楽しい会です。学級担任の先生も、専科の先生もお誘い合わせの上お集まりくださ～い！dalcroze2000@yahoo.co.jp
03Feb
- 新刊「音楽授業の『見方・考え方』成功の指導スキル&題材アイデア」（明治図書）が完成しました！
  「音楽授業の『見方・考え方』成功の指導スキル&題材アイデア」（明治図書）新刊が出ます！　今週金曜、まずは先行販売という形で、本校の研修会で売り出しです。しかも、明治図書さんのご好意で、研修会の２日間はちょっとお安めに出せます。ちょうど１年前に出した「子どもファースト…」本の第２弾です。これは、全国の仲間とつくっている音楽授業ラボラトリー研究会のメンバーを中心につくっている本です。今回も、北は北海道、南は四国まで。私を含めて１２人が執筆に当たりました。巻頭には、文部科学省の前教科調査官である津田正之先生に、新学習指導要領の解説を書いていただきました。またリコーダー指導者、作曲家の北村俊彦先生にも特別にリコーダー導入期の指導について執筆していただきました。さらに前回もご執筆いただいた新潟大学の伊野義博先生にも日本音楽の実践を書いていただいています。さらにさらに、合唱指導で有名な後藤朋子先生にも書いていただいています。普段の授業でどんなことをされているんでしょうね。北海道の授業研究をリードしている私の仲間、上杉一弘先生、若手のホープで作曲家でもある松長誠先生、ラボ発足前から私の実践に共感してくださっていた千葉の西村美紀子先生、年に何回も東京に足を運んで研究を深め続けていらっしゃる香川の山上美香先生、高知から音楽づくりの興味深い実践を報告してくれたのは森寛暁先生、東京江戸川区からは若手の安部香菜先生と伊藤友貴先生が、区の研究仲間と築いた授業研究の成果を発表してくださいます。改めてゲラを読んでいて「うん、学習指導要領の改訂時に、タイムリーで有意義な本ができた！」と一人で頷いてしまいました（笑）ぜひお手にとってご覧ください。近日中に全国の書店、またはインターネットでも販売が開始されるものと思います！
- ２０１９年も残すところあと１１ヶ月！　スピード感あるこの頃
  みなさま高倉です。今日は節分です。とにかく早い、ん？　速い？　時間が経つのが…。あ〜、もう今年は１ヶ月過ぎたんだ〜、と焦ってしまいます。先月ひと月で各地の先生、そして子どもたちとの出会いがありました。香川、北海道、岩手、岐阜、高知、港区、大田区、長野、そして銀座山野楽器での講座もありました。長野では授業もさせていただきました。岐阜に関しては、昨年11月の山口に続いてNEWDESTINATION企画の一環でした。私がまだお邪魔していない県で講座を開くという会です。岐阜にある「新しいミューズの会」の中村校長先生が手を挙げてくださり、会を開くことができました。４０名以上の先生が集まってくださいました。ありがとうございました！そうそう、今年もNEWDESTINATION企画、続けます。まだ足を踏み入れていない地区があります。具体的にいうと、宮城県、岡山県、奈良県、徳島県、宮崎県です。８人お仲間が集まって、ちょっとした会場があれば伺います。私の旅行につき合っていただくという趣旨で。交通費等はもちろん私の負担です。（あ、今回の岐阜については新しいミューズの会が費用を負担してくださいました。申し訳ありませんでした）お声がけくださいね。今年度実現した山口と岐阜は、嬉しいことに２回目もやろう！ということになりました。今から楽しみです。毎年恒例となっている銀座山野楽器での講座も、各地から先生方が集まってくださいました。心から感謝です。普段からお会いしている先生方がずら〜っと顔を揃えてくださるのもこの会です。ある意味、私にとってはプレッシャーで、新しいコンテンツがないなぁ、とか毎回頭を悩ませています。が、これは自分を鍛えることに間違いなく繋がっているのだと実感します。感謝！もう一つ、面白い会が立ち上がりました。先週木曜の夜に行ったゲリラ的なゼミです。もう１０年以上前からおつきあいのある三鷹の古賀先生の発案で開いた会です。参加者は簡単な夕食を持ち寄って、ワイワイおしゃべりしながら日頃の悩みをぶつけ合おう、という会です。今回は杉並区の高井戸小学校を会場に６時からなんと９時過ぎまで行いました。１０人くらいの小さな会です。でもそれだけに中身は濃かった！これから研究授業される先生の指導案をみんなでああだこうだと論じ合ったり、実際に授業を想定したワークをしたり。これも楽しかったです！　２回目が実現するといいな。さて、今週は本校筑波大学附属小学校の研修会です。金曜日に授業をします。１年の「おどるこねこ」（鑑賞）。インフルエンザで閉鎖中のクラス。いきなり本番かな？楽しくやれるといいです。今回の外部からの講師は、札幌の大坂克之先生。この先生は、実は私の大学の恩師です。私にリトミックを最初に教えてくださった先生です。大坂先生との出会いがきっかけで私はこの道に入ったのです。リトミックを学びにニューヨークの学校に入ったのも、この先生の後を追いたいという思いが強かったためです。大坂先生が教えてくださったのは、リトミックだけではありません。教師たるもの、こうあるべし、ということや、教育に対する、子どもに対する見方や考え方を「大坂節」ともいうべき魅力あるトーク術で私たちに伝えてくださったのです。今回、東京にお呼びできたことはとても嬉しいことです。たくさんお話ししたいことがありますね。長くなりました。まずは一旦ここでおしまい。新刊のお知らせもしたかったのでした！後ほど。
31Dec
- １月１９日（土）銀座山野楽器で高倉の講座を開きます！
  ２０１８年も今日でおしまい。今日は「平成」最後の年越しですね。みなさま、今年も大変お世話になりました。今年の仕事納めは、１２月２８日に行った第２４回音楽授業ラボラトリー研究会でした。茨城は取手東小学校の河﨑秋彦先生が講師を務めてくださいました。テーマは「鑑賞」。いやぁ、充実の内容でした！「こきりこ節」の教材開発にかけたあのエネルギーはすごかった！　実際に富山県の五箇山に取材旅行に出かけ、しかも２カ年に渡ってその取材は続いたそうです。そうして生まれた鑑賞の授業は、全国の先生方の強い味方になること間違いなし！です。「白鳥」の身体表現を伴う授業づくりもとても勉強になりました。私も鑑賞授業で身体表現をよく取り入れますが、強い味方というか、仲間がそばにいてくれてとても幸せな気持ちになりました。河﨑先生とは、今から１５年ほど前でしょうか、音楽鑑賞教育振興会（音鑑）の夏ゼミでたまたまご一緒したのがきっかけで、それ以来仲良くさせていただいています。当時の夏ゼミは２泊３日でした。オーディオメーカーのパイオニアさんの研修室に宿泊したのですが、同室だったのが河﨑先生です。初対面とは思えないほど、音楽の話で盛り上がったのをよく覚えています。しかも、私の専門であるリトミックにも関心をお持ちであること、そして私の恩師の一人であるアン・ファーバー先生のレッスンをニューヨークまで行って受けられたことを知り、「なんだ！この行動力は！」と驚きました。こんな河﨑先生ですから、音楽の授業にこだわりを持たないわけがありません。今は音鑑の研究員として大活躍。全国を股にかけて講座を展開しています。２８日のラボに参加された先生方もみなさん満足顔でお帰りになったのが印象的でした。また、今回のラボには九州、四国を始め、北は東北まで、まさに全国各地から先生方が集まりました。その研究熱心さに頭が下がる思いです。恒例になりつつある御用納め（２８日）のラボ、懇親会も盛り上がりました。初めて参加された先生方も懇親会に来られ、普段は学校で一人ぼっちの音楽教師同士、楽しく交流されていました。ラボが始まって７年。この研究会が、全国の先生方の研修の場のみならず、交流の場になってきたなぁ、と感じた第２４回のラボでした。さて、前置きが長くなりました。年が明けて１月１９日、これも恒例になってきた東京は銀座、山野楽器で高倉が講師を務める講座を行います。テーマは「見方・考え方」です。新しい学習指導要領では、子供達に音楽的な「見方・考え方」を働かせて、主体的・対話的で深い学びをさせるよう示されています。私は、「見方・考え方」というものは、子供ばかりではなく、まずは教師が鍛えなければならないものだと思っています。そういう考えを持って授業を構築するとどんなことが考えられるか、ということをご参会の先生方とシェアしたいと思います。鑑賞、音楽づくりを中心に、もちろん「体を動かす活動」を伴って取り上げたいと思います。お時間がありましたら、ぜひお集まりください。お待ちしております。詳しくは、山野楽器さんのHPで。https://www.yamano-music.co.jp/event/list/それでは、みなさま、佳いお年をお迎えくださいませ。今年も仲良くしていただいて本当にありがとうございました！高倉弘光
25Dec
- 『教育音楽』１月号（音楽之友社）でお世話になりました！　
  言わずと知れた「教育音楽」という雑誌（音楽之友社刊）です。来年１月号の特集は「鑑賞」。その特集で、粟飯原喜男先生と高倉の対談が載っています。よろしかったら是非ご覧ください。タイトルには「鑑賞の授業達人の極意」とありますが、あの「達人」というのは、私のことではありません^^;　粟飯原先生はじめ、実践例をお書きになった先生方のことでして…悪しからず。マエストロ粟飯原と対談なんて、とてもとてもおこがましいお話で、「なぜこの私が！？」という思いです。思い起こせば、私が鑑賞授業の勉強を始めたのが、今から１５年ほど前だったかな、（財）音楽鑑賞振興財団、いわゆる「おんかん」の夏ゼミ（当時は２泊３日？）に参加したことがきっかけでした。筑波の大先輩である中島寿先生の強いプッシュで、そのゼミに参加したわけですが、その時の講師が粟飯原先生でした。面白いけれど眼光鋭く厳しい先生、というのがその時の印象でした。それ以来、粟飯原先生の大ファンとなり、筑波の２月の研修会で講師をお願いしたり、音楽授業ラボラトリー研究会でも丸一日講座をお願いしたりと、何かとお世話になっています。粟飯原先生の凄いのは、ご自身が色々な演奏資料を聴きまくっていること。「あの曲なら○○年の△△の録音がいいよ！」とすぐに出てくる。歩く資料！って感じです。今回の対談でも、何度かそういう場面があって「さすが！」と感心しきりでした。そしてもう一つ。粟飯原先生は、クラスの子ども一人一人、全員がわかることが大切だと力説されています。まさに子どもファースト。これが凄い迫力なんです。言うは易し。子どもを大切にするということ。でも、粟飯原先生の一つ一つの言葉に力があって、本当に子どもを大切になさっていることが伝わって来ました。いやぁ、音楽之友社の会議室での対談、楽しかったです。２時間以上話し込んだのですが、終始粟飯原先生のパワーに圧倒されっぱなし。会議室、そんなに広いわけじゃないのに「俺は選挙カーに乗って叫びたい！」とホントに叫んでいました(^_^;)とにかく元気！面白い！ますます粟飯原ファンになった高倉でありました！今日はクリスマス。これから青森の八戸に向かいます。授業もします。八戸の子どもたち、先生たちとの出会いが楽しみです。八戸はホワイトクリスマスかなぁ。明後日は群馬県前橋市での丸一日講座を担当します。お近くの先生方、是非ご一緒しましょう。２８日は東京でラボラトリーです。全国から７０名以上の先生が集まります。講座の内容はもとより、仲間との交流の場になれば素敵です！　懇親会は学校そばの「仙閣楼」（中華）で3000円会費です。当日申し込みあり。
27Nov
- 12月28日(金)のラボ、講師の河﨑先生からプログラムが発表されました！　＆　高倉近況
  早いもので、今年もあと一ヶ月ですね。みなさまいかがお過ごしでしょうか。年末のラボラトリーで講師を務めてくださる取手東小の河﨑秋彦先生からプログラムの詳細（予定）が発表されましたのでお知らせします。第24回音楽授業ラボラトリー研究会　12月28日(金)　at　筑波大学附属小学校10：00～16：00　　内容　鑑賞領域の指導　(1)　郷土の音楽の教材化「こきりこ」「神田祭の音楽」基本編ー主体的・対話的で深い学びの実現に向けて　(2)　「こきりこ」「神田祭の音楽」の応用編−地元の郷土の音楽を教材に－教材化する際の具体例　(3)　河崎流　体の動きを伴う活動の事例紹介「白鳥」−評価の話題をからめて　(4)　ICTの活用「カスタネットの音楽」他，鑑賞から表現へ－可視化・共有化のための活用方法とは（※これは，時間がなくて出来ないかもしれません）充実のラインナップですね！　是非お仲間とお誘い合わせいただきご参集ください！お問い合わせ、お申し込みは、筑波大学附属小学校高倉までdalcroze2000@yahoo.co.jp高倉近況：ここ一ヶ月くらいの間で各地の先生たちとのワークショップなどを行ってきました。姫路、福岡、千葉、江戸川、静岡、大阪、埼玉、福井、長野、山口……。山口はNew destination企画の一環です。私の旅行に山口の先生方がお付き合いしてくださった、というコンセプト。新しい出会いがたくさんあります。筑波に来て17年、まだまだ新しい出会いがあることに喜びを感じます。各地の先生方、嬉しい出会いに感謝です！　是非またご一緒しましょう！今週末は富山音研、来週末は長野須坂市でラボ、そしてクリスマス明けは八戸、群馬の音研、そして東京ラボで仕事納めです。ちょっと風邪気味だったのですが、先週病院に行って復活した感じ。あと一ヶ月。乗り切ります！
18Oct
- 第２４回音楽授業ラボラトリー研究会を開きます！〔12月28日(金)〕
  みなさま本格的な秋が到来しましたね。いかがお過ごしでしょうか。昨日〔10月17日〕は大阪の堺市におじゃましてきました。かわいい4年生と音楽づくり、鑑賞の授業をしてきました。素直で元気な4年生で、私が元気をもらった気分です！　ありがとうございました。今週は週末にさいたま市の先生方とワークショップ、来週金曜は福井県の先生方と、翌日曜は長野県の先生方とのワークです。楽しみです！～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～さて、お待たせいたしました！今年はバタバタしていて、とうとう年末だけのラボ開催です。以下のように計画しました。どうぞおいでください！◆第24回音楽授業ラボラトリー研究会◇テーマ「こうすればいいんだ！　みんなが困っている鑑賞授業」◇内容：「こきりこ節」「神田囃子」など郷土の音楽をはじめ、鑑賞では定番のこの曲あの曲　　　を取り上げます。◇講師：河﨑秋彦先生（取手東小学校教諭）◇日時：平成30年12月28日（金）10時～16時◇会場：筑波大学附属小学校音楽室◇参加費：2，000円◇定員：80名◇申込み・問合せ：髙倉弘光（筑波大学附属小学校☎/FAX03-3946-1949 またはdalcroze2000@yahoo.co.jp）～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～河﨑秋彦先生は、鑑賞教育の第一人者のお一人です。音楽鑑賞振興財団の研究員としても大活躍されています。つねに新しい指導法の開発、教材研究に熱心に取り組まれています。ラボラトリー設立時からの事務局メンバーでもあります。すぐに使える、そして深い学びのある実践を多数紹介してくださいます。どうぞお集まりください！髙倉弘光
10Oct
- 秋です！　「Nコン」「読書」「ワイン」など近況
  秋です。みなさまいかがお過ごしでしょうか。今週は、本校は前期と後期の狭間＜期間休暇＞であり、授業はありません。ぽかっと1週間自分のために時間を使えることになりました。これはありがたい！　いつもの期間休暇は仕事をキチキチに詰めていて＜休み＞という感じがしませんでした。去年はヨーロッパに研究会に行っていました。が、今年は学校事情で東京の留守番です。だからちょっと余裕ができてこうやってブログも書けるわけです。さて、「芸術の秋」「読書の秋」「食欲の秋」……いろんな秋がありますが、みなさんはどの秋が好きですか？　私は全部！です。どれも好きだけれども、どれも満足に堪能しないまま過ぎてしまっていたここ数年。しかし！今年の期間休暇は少しは味わえているかな、と思います。Nコンをテレビで観られたこともその一つです。日野市立七生緑小の金賞、おめでとうございます！　指導者である後藤朋子先生には音楽授業ラボラトリー研究会や本校の研修会で講師としてご登壇いただいていますし、逆に日野市に私がお邪魔させていただいたりと交流があります。だから、人ごととは思えません。素晴らしかったです！　さぞさぞ苦しい日々もあったことでしょうが、すべてを乗り越えて子どもたちとああいう世界を創り出せることに、心から尊敬します。凄いです！Nコンと言えばもう一つ。高校の部で銅賞を獲った北海道旭川東高校。実は私の母校です。とはいえ、私は音楽部ではなく、バスケットボール部所属でしたが。ネットでもちょっと話題になったように、旭川東高校は指揮も伴奏も生徒が担っていました。流石に生徒が指揮となると他の出場校よりちょっと不利というか難しいのかな？と思って観ていたら、何が何が！　非常に個性的な演奏で（好き嫌いはあるでしょうが）、私の心にグッと迫ってくるものがありました。もちろん母校という贔屓目はありますよ。でも、感動するに値する演奏でした。実は母校旭川東高校は、どの部活もほとんど先生の力なしに活動するのが伝統でした。私の所属していたバスケットボール部もそう。私が高校1年の時、3年の先輩たちは札幌の強豪私立校を、準決勝でわずか1点差で下し、高校総体全国大会にコマを進めました。快挙でした。監督席に座っていたのは柔道専門の先生です。バスケットに関しては素人に近い先生（でも人間的な魅力にあふれたいい先生で、今でもたまに東京にお呼びしてOB会を開くほどです）。何だか嬉しかったですね～。まだあの伝統が続いてるんだぁ、と思って。何だか誇らしかったですね～。生徒だけで運営している部活が、全国でその実力を認められたわけですから。よくやった！旭川東高の後輩たち！「自主性」は東高が特に大切にしていた校訓の一つでした。だから校則はほとんどなし。制服なし。私も高校時代は好き勝手やってましたね～。バスケットの練習が終わったら、夜の7時からバンドの練習、バンドのない日は近所のカフェバー（古い言い方）に通い詰め、ジャズを教えてくれるマスターの話を聴いて……。懐かしいなぁ。というわけで、芸術の秋……の話でした。次いで「読書の秋」。最近読んだ本でよかったのは、「世界のエリートはなぜ『美意識』を鍛えるのか」（山口周さん）、「日本再興戦略」（落合陽一さん）、「遺言。」（養老孟司さん）、「創造的思考力を育む4つの原則」（ミッチェル・レズニックさん）あたりでしょうかね。本来読書は全然得意じゃないんですけれど、必要に迫られてやっとやっと読んでいます。うちの学校研究のことを考えるために勉強です！最後は「食欲の秋」。先日同僚に連れて行ってもらった神楽坂の生ハム＆ワインの店La Prosciutteria （ラ・プロシュッテリア）https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13164927/おすすめです！2次会で行ったんですけど、生ハムの旨さとワインを提供してくれるお店の人が職人風でよかったです。「こんな感じのワイン」というとちゃんと持ってきてくれるんです。休日なら昼間からやってるみたいです。今週金曜(10月12日）は江戸川区、土曜日(13日)は、静岡におじゃまします。来週水曜(17日）は大阪堺市、26日は福井市、28日は長野市におじゃまします。どうぞよろしくお願いいたします！そうそう、12月28日(金)に音楽授業ラボラトリーを開きます！　テーマは鑑賞です。来週、音楽之友社の「教育音楽」11月号発行に合わせて、このブログでも告知します。どうぞお集まりください。また来年1月19日（土）に銀座山野楽器さんで、高倉の講座を行います。それも追ってご案内いたします。みなさまとまたお会いできることを楽しみにしております。よろしくお願いいたします。髙倉弘光
11Sep
- 夏が終わって……
  みなさま高倉です。長い長い夏が終わりました。って、もうかなり秋ですね(^_^)みなさまいかがお過ごしでしょうか。「長い長い」と書いたのは、全国各地の先生方とたくさんたくさんいい出会いをさせていただけたなぁ、という感慨があるからだと思われます。本当にお世話になりました。ありがとうございました。充実した長い、濃い夏休みとなりました。夏休みの最後は、本校児童20名とハワイ研修に行ってきました。人生初ハワイ。仕事だからと思い、水着などは持って行かなかったのですが、現地で買っちゃいました。すごくきれいな海で、「これは入らにゃ損損！」って感じで。いいところでした、ハワイ。4年生の子どもたちもとてもよく頑張っていました。現地の子どもたちと英語を使いながら楽しく交流できました！子どもってすごいですね、やっぱり。休み時間なんか、簡単に打ち解けちゃって、一緒に遊び出すんですよね、キャッキャ言いながら。音楽は言葉を超えると言いますが、子どもは言葉の壁なんか私たち大人よりずっと低いんですね。そのことを目の当たりにして、ますます子どもの素晴らしさを感じた次第です。さて、今年正月に提案したNew Destination企画ですが、2カ所に伺うことになりそうです。山口と岐阜です。これから日程等の調整を図るところです。お問い合わせなどいただきありがとうございました。それから、音楽授業ラボラトリーですが、今年は何かと忙しくて夏、秋の開催は断念しました。が、12月28日(金)は開催しようと考えています。ただいま準備を進めています。決定し次第またお知らせいたします。9月に入り学校が始まりました。学校が始まってようやく日常を取り戻しつつあります。何だか変な感覚ですね。夏休みの方がバタバタしてしまって……。今週末(15日）は姫路市に伺います。翌16日は東京でUD学会、来週は福岡に伺います。またどこかで先生方とお会いできますように。
21Jun
- 研究会、ありがとうございました！　夏に向かって…
  本校は６月と２月に大きな研究会を行なっています。６月は学校研究の発表と授業公開で、２月は各教科とも独自のテーマを掲げて独自の研修をします。先週（６月１５〜１６日）に６月の研究会が終わりました。２年生で、体の動きを伴う鑑賞の授業をしましたが、教材研究不足のせいで、子どもたちの音楽に対する敏感な気づきにうまく対応できずに終わってしまった、というのが所感です。それにしても、子どもの気づきの多様さ、敏感さには驚きました。子どもはやはりステキです！本校は「『きめる』学び」をテーマにしています。子どもが音楽の何を拠り所に身体表現をつくっていくのか、その拠り所を決めていく、またそれをみんなで共有する授業を目指したのですが、拠り所を２年生は私が思っていた以上に見出していました。それをどう引き出し、どう共有させるかが鍵だったのですが、とっちらかってしまいそのまま終わることに。こう考えると、その前の教材研究はいかに大切かがわかります。授業後、改めてスコアを見返しました。本日、研究会後初めてそのクラスの授業をします。さぁ、どう立ち向かうか！さて、研究会が終わると夏休みに向かって真っしぐらです。今日はこれから沖縄は宮古島に向かいます。小中学校の先生とのワークショップです。来週６月２９日は北海道で６年生と授業、先生方とワークショップです。怒涛の夏に向けて体力勝負！と言ったところです。大阪で大きな地震がありましたね。４年生の女の子が倒れてきた塀の下敷きになり帰らぬ人となりました。子どもといつも向き合っている私たちとしては、胸が締め付けられます。心からご冥福をお祈りします。そしてそれ以外にも被害に遭われた方がたくさんおられます。お見舞い申し上げます。
01Jun
- 高倉、生きてます！　各誌７月号でお会いします！
  新年度が始まって、もう２ヶ月が過ぎました。梅雨の時期ももうそこまで、というところですね。みなさまいかがおすごしでしょうか。こんなに更新しないブログも珍しいですかね。１月以来の更新です。ここ数年、この時期になると、音楽授業ラボラトリー開催のお知らせをする頃ですが…。何人かの先生から「今年は、ラボ、まだやらないのですか？」というお問い合わせをいただきました。しかし残念…今年はまだ計画が立っていません。ごめんなさい。なんだかわからないのですが、とにかく慌ただしくて物理的にも精神的にも余裕がない状態がここ数ヶ月続いています。あ、別に病気でもなんでもないですからご心配には及びません。心も体は健康（のつもり）です！ただ、めっちゃ余裕がないのです。どうしてかなぁ。学校の公務（教務の仕事とか、英語研究のサポートとか、週に１〜２度の大学の授業）のせいでしょうか。はたまたもう歳なのか…（笑）うん、確かに体は結構キツイ！とはいうものの、毎日の子どもたちとの授業は楽しくやっています。今日は３年生と「ファランドール」（ビゼー）の鑑賞を楽しみました。４年生は「世界じゅうの子どもたちが」の身体表現を。いずれも体いっぱいに音楽を享受している子どもたちの姿がとっても眩しかったです。子どもはいいなぁ！さて、そんな授業の様子を雑誌などで紹介していただくことになっています。いずれも７月号。■教育音楽７月号（音楽之友社）３年生のリトミック的な授業、音符をどのように学ばせるかという内容です。巻頭特集ページです。■教育技術２年生７月号（小学館）２年生の鑑賞授業。リトミック的な要素を取り入れて、「真似っこ」をテーマに遊びます。その遊びを発展させて「かえるのがっしょう」に結びつけます。特集ページです。■初等教育資料７月号（文部科学省）音楽科における「協働」をキーワードに、福岡県の指導主事である原先生と、新しく文部科学省の教科調査官になられた志民先生との鼎談です。楽しくも、勉強になった鼎談です。話すことって大事ですねー！■おんかん季刊誌３４号（７月発行・音楽鑑賞教育振興会）こちらは連載記事と特集原稿の２本立て。連載はフランクの「ヴァイオリン・ソナタ」の第４楽章の授業展開を、特集は新学習指導要領下における〔共通事項〕の捉え方と参考事例を書かせていただきました。よろしかったらぜひご覧ください。あ〜、今日はちょっと自分の時間ができて、こんなに書きました！　午後から広島に入りました。明日、飛び込み授業とワークショップをします。福山市です。いい天気で気持ちいいですね〜！今度はもっと早く更新したい高倉でした！
30Jan
- 新刊「『子どもファースト』でつくる！　音楽授業プラン成功のアイデア」いよいよ明治図書より！
  みなさま新刊のお知らせです。かねてより告知しておりました、音楽授業ラボラトリー研究会の仲間、これまで講師として登壇していただいた先生方で書いた本ができあがりました！　来週、本校の研究会がありますが（2/9~10)、http://www.elementary-s.tsukuba.ac.jp/research/guide/そこで先行販売いたします。その後、明治図書のオンライン、全国の各書店さんでの販売になります。https://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-143617-9バラエティに富んだ執筆者、内容、とっても中身の濃い本に仕上がりました。執筆者の先生方、ありがとうございました！これは第１弾！　第２弾も計画中です。今年中に出せるといいな、と思っています。
29Jan
- [NEW DESTINATION企画] （改）
  みなさま１月ももう終わりです。早いなぁ……。年が改まって、北海道、関東、愛知の先生方とワークショップをご一緒させていただいています。先生方の熱のある姿勢に身の引き締まる思いです。今週は長野、群馬に伺います。子どもたちと授業をします。いわゆる飛び込み授業。楽しみでもあり、ちょっと怖い気持ちもあります。いつものことながら……。さて、前号のブログでお知らせした[NEW DESTINATION企画]、ちょっと訂正箇所があります。まだ私が仕事で訪れたことのない県、もう一つありました。「岡山」です。ですから、全部で７県。条件のおさらいをします。０．私が仕事で行ったことのない県（宮城、奈良、岡山、徳島、大分、佐賀、宮崎）での開催。１．各地の音楽教育研究会などの「公的な団体」ではなく、個人的な集まり、自主サークルなどのお申し出に限りたいと思います。２．最低催行人数（旅行ツアーの募集みたい！）は、８人とします。音楽活動をするのに、これくらいの人数がいた方が楽しいので。３．会場にピアノがあること、ちょっと動けるスペースがあること。４．この企画は、１年に１回限りとする。つまり早い者勝ちです。５．もし、上に挙げた６県からのお申し出がない場合は、訪れたことが一度しかない県からのお申し出に応じることにいたします。具体的には、秋田、岐阜、静岡、滋賀、鳥取、山口、熊本、鹿児島の各県です。お仲間が集まったらご連絡ください。最初にいただいたお話を実現させたいと思います。連絡は下記まで。７月末日を一応の募集締め切りとします。＊現在のところ、岐阜県からお話をいただいています。上の条件の５．にあるように、もし７月末日までに宮城、奈良、岡山、徳島、大分、佐賀、宮崎からのお申し出がなければ、岐阜にお邪魔することにいたします。お申し込み、お問い合わせはdalcroze2000@yahoo.co.jp高倉まで
01Jan
- あけましておめでとうございます！　新企画を立ち上げます！　
  みなさま　新年あけましておめでとうございます　高倉です。昨年中は大変お世話になりました。沖縄での全日音研を始め、全国各地での研究会、研修会では、多くの先生と知り合うことができたり、研究を深めることができたりと、とても実りの多い年となりました。本当にありがとうございました。　皆様にとりまして、今年も佳き年でありますよう心よりお祈りいたします。さて、　一年の計は元旦にあり！　　突然ではありますが、新年にふさわしく、新しい企画を立ち上げたいと思います。　２年ほど前から「あなたの街でラボラトリーを！」と呼びかけていましたが、長野県、山梨県で現実のものとなっています。特に長野では、県内複数箇所での開催が実現し、広がりが出てきました。嬉しい限りです！　今年からは、名付けて[NEW DESTINATION企画]を立ち上げたいと思います。　直訳すれば、「新しい目的地企画」です。早いもので、私が筑波大学附属小学校に赴任して１６年が経ちます。列車に例えれば、ずっと向こうではありますが、到着地も見えてきた年齢です。　一つの夢というか、目標として「自分の考えていること、やっていることを全国すべての都道府県の先生方に直接お伝えしたい！」ということがあります。　おかげさまで、これまでたくさんの場所に行かせていただきました。しかし、まだ訪れていないところもあります。そこで、この企画です。　具体的に言うと、私が「仕事で訪れたことのない県限定」で、研究会・研修会を行いたいと思います。ただし、私の旅費は私自身でカバーします。つまり、私の旅行にお付き合いいただく、という企画です。こういうの、どうでしょ？　条件は次の通りに設定します。０．私が仕事で行ったことのない県（宮城、奈良、岡山、徳島、大分、佐賀、宮崎）での開催。１．各地の音楽教育研究会などの「公的な団体」ではなく、個人的な集まり、自主サークルなどのお申し出に限りたいと思います。２．最低催行人数（旅行ツアーの募集みたい！）は、８人とします。音楽活動をするのに、これくらいの人数がいた方が楽しいので。３．会場にピアノがあること、ちょっと動けるスペースがあること。４．この企画は、１年に１回限りとする。つまり早い者勝ちです。５．もし、上に挙げた６県からのお申し出がない場合は、訪れたことが一度しかない県からのお申し出に応じることにいたします。具体的には、秋田、岐阜、静岡、滋賀、鳥取、山口、熊本、鹿児島の各県です。　こういう話を聞いたことがあります。「高倉先生を呼んで話を聞きたいけれど、なかなか実現しない。研究会の先生方を説得できなかったり、経済面で難しさがあったりで」という話です。それで、こういう企画を考えたのです。　本日１月１日から募集を開始します。お仲間が集まったらご連絡ください。最初にいただいたお話を実現させたいと思います。連絡は下記まで。７月末日を一応の募集締め切りとします。dalcroze2000@yahoo.co.jp高倉まで　本年もどうぞよろしくお願い致します！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　高倉弘光
31Dec
- 年末恒例のラボ、終わる！　ご参会ありがとうございました(2017.12.28)
  年末の恒例になってきた１２月２８日のラボ。通算で21回目となりました。今回は「歌唱」がテーマ。宝塚市立末広小学校の松原美保先生と、桐蔭学園小学部の岩井智宏先生が講師として登壇されました。今回は約９０名の参加者がありました。５時間半に渡る長丁場の研修会にもかかわらず、終始笑顔が絶えない楽しくて、ためになる会になりました。私はこんなことを感じました。松原先生も岩井先生も「子どもに意識の焦点がピタリと合っている」「今目の前にいる子どもを出発点にしている」という点で一致していると。教えたい音楽の様々なことを直接教えることはある意味簡単なことかもしれません。でも、教えたいことを上手に噛み砕いて、子どもたちが楽しみながらできるような方法で、子どもたちにもわかる声のかけ方で、伝えていることに感銘を受けました。本会、音楽授業ラボラトリーが誕生した時、「子どもたちにとって、音楽とは何か？」「次代の音楽授業のあり方とはどのようなものか？」を模索するためにこの会を開くと公言しました。今回の松原・岩井コンビの講座も、まさに子どもが主役になる音楽授業のあり方を示すものでした。松原先生、岩井先生、本当にありがとうございました！会が終わって、懇親会が開かれました。いつもより多い約30名の参加がありました。初対面の人同士も、大学の先生も、中学校の先生も、小学校の先生も、分け隔てなくワイワイと盛り上がりました。日頃音楽の先生は、学校の中で一人ぼっちということも少なくありません。懇親会では、日頃の悩みなども話題になっていたようです。もちろん情報の交流も。私は２次会までは一緒でしたが、そのあとも流れたのかな？とにかく楽しい会でした。さて、今年も今日でおしまい。明日、元旦にもブログを更新する予定です！本年も大変お世話になりました！高倉弘光
22Nov
- 「教育音楽」（音楽之友社）「小4教育技術」（小学館）12月号に記事が載りましたぁ！
  皆様一気に冬になりましたね。東京も最低気温が3度とか、とても寒い日が訪れるようになりました。おかげで、ちょっと風邪気味です。さて、ちょっと宣伝を！「教育音楽」（音楽之友社）、そして「小4教育技術」（小学館）という雑誌の12月号に、私の記事が載りました。「教育音楽」の方は、9月に行った銀座山野楽器さんでの講座の様子、そして鑑賞授業に体の動きをどう取り入れるかのインタビュー記事、そして8月に出した拙著の著者インタビュー記事が載っています。「教育技術」には、「剣の舞」の鑑賞授業シーンが5～6ページにわたってカラーで特集されています。もしよろしかったらご高覧いただければ幸いです！明日は、北海道の3年生60名と授業をしてきます！どんな子どもたちかな？　楽しみです。では、皆様お風邪など召しませぬよう。

イベント２つのご紹介！（１０月１９日、１１月９日 日本ジャック＝ダルクローズ協会）

7月11日(木)、夜ゼミを開きます！

３月９日（土）「音楽授業ラボラトリー研究会 in 関西」にご参加の皆様へ

第２回苦手教科の授業、克服セミナー開催 3月16日(土)

ラボ in 関西、および愛知県豊橋でのワークショップのお知らせ

新刊「音楽授業の『見方・考え方』成功の指導スキル&題材アイデア」（明治図書）が完成しました！

２０１９年も残すところあと１１ヶ月！ スピード感あるこの頃

１月１９日（土）銀座山野楽器で高倉の講座を開きます！

『教育音楽』１月号（音楽之友社）でお世話になりました！

12月28日(金)のラボ、講師の河﨑先生からプログラムが発表されました！ ＆ 高倉近況

第２４回音楽授業ラボラトリー研究会を開きます！〔12月28日(金)〕

秋です！ 「Nコン」「読書」「ワイン」など近況

夏が終わって……

研究会、ありがとうございました！ 夏に向かって…

高倉、生きてます！ 各誌７月号でお会いします！

新刊「『子どもファースト』でつくる！ 音楽授業プラン成功のアイデア」いよいよ明治図書より！

[NEW DESTINATION企画] （改）

あけましておめでとうございます！ 新企画を立ち上げます！

年末恒例のラボ、終わる！ ご参会ありがとうございました(2017.12.28)

「教育音楽」（音楽之友社）「小4教育技術」（小学館）12月号に記事が載りましたぁ！

イベント２つのご紹介！（１０月１９日、１１月９日　日本ジャック＝ダルクローズ協会）

第２回苦手教科の授業、克服セミナー開催　3月16日(土)

２０１９年も残すところあと１１ヶ月！　スピード感あるこの頃

『教育音楽』１月号（音楽之友社）でお世話になりました！　

12月28日(金)のラボ、講師の河﨑先生からプログラムが発表されました！　＆　高倉近況

秋です！　「Nコン」「読書」「ワイン」など近況

研究会、ありがとうございました！　夏に向かって…

高倉、生きてます！　各誌７月号でお会いします！

新刊「『子どもファースト』でつくる！　音楽授業プラン成功のアイデア」いよいよ明治図書より！

あけましておめでとうございます！　新企画を立ち上げます！　

年末恒例のラボ、終わる！　ご参会ありがとうございました(2017.12.28)