音楽授業ラボラトリー研究会のブログ -10ページ目

16Jun
- ワークシート、ご活用ください！（教育出版さん）
  久しぶりのブログです。6月に入って、本校でも分散登校が始まりました。やっぱり子どもの声が響く学校は、学校らしいです。チャイムが鳴る学校は、学校らしいです。まだまだソーシャル・ディスタンスとか、思い切り歌えないとか、いろいろありますが、それでも子どもたちを朝、門で迎えて「おはようございます！」とあいさつを交わせることの喜びはひとしおです。分散が始まって数日は、朝からちょっとジーンと胸が熱くなっていました。はじめの2週間は1日に1学年ずつ、つまり全体の6分の1が登校するスタイル。今週からはクラスの2分の1ずつの登校にステップが進んでいます。東京にあって、しかも電車通学する児童が多い本校では、なかなか通常日課までは一足飛びにはいけません。その分、オンライン学習を並走させ、学びを止めない取り組みをしているところです。みなさんのお住まいの地域の学校はどうでしょうか。分散登校をするということは、例えばA日とB日が隔日に訪れるわけですが、そうなると2日間同じ授業を2回することになります。これは、かなり私たち教師にとっての学びになるシステムだなぁと思います。よくPDSサイクルなんて言いますよね（いろいろあります。PDCAとかPDSAとか）。ちなみにPDSサイクルとは、Plan -Do-Seeです。授業をプランし、実際にやってみる、そして振り返る、このサイクルです。でも、振り返っても次に同じ授業をするのはいつでしょうか？下手をすると何年後になるかもしれません、学校のシステムによっては。その点、この分散期は、その日に振り返ったことを次の日に生かすことができるという利点があります。こんなことを言うとA日の子どもたちに失礼かとも思えますが、そんなこともありません。A日の授業で出た発言がB日には出ないこともあります。そんなときは展開をちょっと変えるとか、変化球の発問や切り返しをすることを求められますね。どっちにしてもかなり授業づくりの糧になっていると感じるこの頃です。さて、本題です。教科書会社の教育出版（音楽編集部）が、この時期に学校でも、そして家庭でも使えるワークシートをつくってHP上にアップしてくださいました！　ありがたいことです。歌もリコーダーも思い切りできない、そんなときに、例えば「知識」「思考力…」を刺激するという方法は有効だと思います。ワークシートはそのような力をしっかりつけるのに役立つこと間違いなし！本校の平野先生も私も、このたびの教育出版さんのワークシートづくりを応援しています！先生方、ぜひご活用ください！https://www.kyoiku-shuppan.co.jp/textbook/shou/ongaku/document/ducu2/docu208/r2ws-index.htmlそして、ヤマハさんは、「鍵盤ハーモニカ」の飛沫実験を行ったという報告があります。お世話になっている校長先生からの報告です。こちらも参考になりますね。前にもこの場で述べましたが、科学的な根拠はとても大切です。私たちがいつまでも歌わなせない、楽器を演奏させないではいられませんよね。何らかのエビデンスをもって、一歩踏み出す時が来ないといけない。でも、これも前に申し上げた通り、この国には「雰囲気」という大きな判断の根拠があります。「なんとなく…」というやつです。個人的にはあまり好きではありませんが…。こちらもぜひご覧ください。　　https://jp.yamaha.com/products/contents/winds/visualization_experiment/併せて……前にご紹介したリコーダーの飛沫実験が見やすくなったそうです。　　リコーダー　「トヤマ楽器」　　http://www.aulos.jp/topics/topics_20200527.html間もなく全日本リコーダー教育研究会にも実験結果がアップされるそうです。　　http://zenrikoken.com/東京は梅雨に入りました。そして突然暑くなりました。6月に入ってもう真夏日が6日、今日で7日目かな？　かと思いきや強い雨に低温の日。体調不良を起こしそうですね。実際、早くも夏バテ気味な私です。みなさんもどうぞご自愛のほどを……。
30May
- 「心に沁みる」こと、「心を震わせる」こと
  みなさま５月が終わります。６月に入るとともに、学校再開をする自治体が多いようです。長かった臨時休業にも終止符が打たれ、学校に子どもたちの笑顔と笑い声が戻ってきます。喜びとともに、緊張感も覚えるこの週末です。音楽の授業に関しては、受難とも思しき局面にあります。歌えない、リコーダーを吹けない…、いったいどうすればいいんだ！　という局面です。しかし、先般このブログでもお伝えした通り、トヤマ楽器さん（リコーダー・メーカー）が、歌唱とリコーダー演奏、そして通常会話の飛沫実験を行いました。その結果はトヤマさんのホームページに公開されています。結果、リコーダー演奏の場合、ほとんど飛沫は飛んでいない、ということでした。実際に実験を行なった新日本空調株式会社というのは、日本のこの分野でのトップランナーだそうです。ですから、信頼性、妥当性とも非常に高いレベルの結果、並びに考察と言えると思います。これを「根拠」に、これからの音楽授業を考えていく必要があると思います。なんとなく、とか、雰囲気で、とかいうことも、判断の材料になることも多いのですが、ややもすると「同調圧力」ともなりかねません。冷静な判断、結果的に正しい判断をするための「根拠」を押さえておく、知ろうとする、調べる、ということもとても大切だと思います。かくいう私は、たとえ歌唱やリコーダー、鍵盤ハーモニカがしばらくの間できないことになっても、音楽授業を諦める必要はないと考えています。本日NHKで放映された「フライデーモーニング・スクール」でも取り上げさせていただいたように、音楽の見方・考え方を生かした授業は多様に成立します。これまでも本校では、音楽づくり（創作）や鑑賞の授業の重要性や、資質・能力ベースとなった新学習指導要領下でも、それら分野の有効性について主張してきました。ですから、その部分では、今般のコロナ禍においても引き続き音楽づくりや鑑賞の授業のいいところを活かせるといいのではないか、と思っているところです。早くみんなで思い切り歌える日、合奏ができる日を待ちわびていることはもちろんのことです！コロナ禍の影響で、今後の音楽授業をどうするかについては、「教育技術（小１・２）９月号」（小学館）でも取り上げられます。昨日、本校の平野次郎先生とともにインタビューを受けました。４ページの誌面のためのインタビューでした。私の感覚では45分も喋るとだいたい４ページは埋まるものです。が、昨日は２時間以上２人のおしゃべりが続いてしまいました(^^;;　メインの進行は平野先生。平野先生の話を受ける形で、高倉も授業での活動を提案したり、その意味を解説したり、２人で実際に音楽遊びをしてみたり。とても楽しい時間になりました！　あれは１５ページくらいはいっちゃうな(⌒-⌒; )小学館さんごめんなさい。きっと編集が大変だと思います。教科書会社の「教育出版」さんでは、この事態下での音楽授業について具体案を示しています。これも平野先生と高倉で書かせていただいた案がホームページで紹介されています。教育出版さんでは、その第２弾的な動きも視野に入れているようです。こちらも注目ですね。ここまでが前置きです。ずいぶん長くなりました。すみません。今日の話題は「心にしみる」「心を震わせる」です。今日、ニュースにもなったように、航空自衛隊が擁するブルーインパルスが東京の空に現れました。６機編隊での飛行で、医療従事者への謝意を表す、励ます、そういう意味があったそうです。私は学校の屋上で同僚と一緒に空を眺めていました。もともと飛行機好きの私ですから、かなり興奮して見ていましたが、興奮とは別に、なんだかジーンと心に何かがしみてきた気がしました。ちょっと涙が出てきそうになるような。なんだろう、この感動は！（生まれて初めてブルーインパルスを見た私）自分だけかな、涙が出そうになるなんて、と思っていたのですが…。官舎に帰ってインターネットやテレビのニュースを見ていたら、そうじゃないってことがわかりました。多くの人が感動していたということがわかりました。「元気をもらった」「ジーンとした」などのコメントがたくさん！なんなんでしょうね？　あの感動は。とにかく心にしみたのです。（上の写真、スマホで撮りました。文京区上空のブルーインパルスです）そう思いながらまたテレビを見ていました。「らららクラシック」(NHK)です。この時期ですから、リメイク版でした。「ダニー・ボーイ」という曲を取り上げていました。この曲は、古いアイルランドの民謡であり、それが歌い継がれ、歌詞をつけられ、クラシック界でも珍重され、長く、広く、人々に親しまれてきた曲です。かくいう私も、この曲が大大大好きでして。音楽を学んでいた学生時代にこの曲をちゃんと知ったわけですが。ソルフェージュの時間に、いろんな例曲を使って、メロディ、ハーモニー、構成など、いわゆる曲のアナリーゼをしていくのですが、この曲もとてもいい例になると、シュスター先生（私の大恩人、大師匠）が教えてくれたのを強烈に覚えています。そうかぁ、なぜこの曲が人々に感動を与えるのか、そこにはちゃんと音楽の科学があるんダァ、ということを深く深く学ばせてもらいました。まぁ、しかし、科学はいま横に置いとくとして、「ダニー・ボーイ」はとにかく長く、広く、人々の心を震わせてきたのです。心にしみ入っているのです。一方、今日の東京の空に、飛行機が並んで飛びました。飛行機が飛ぶだけの（失礼！）ブルーインパルスも、間違いなく人の心を震わせました。心にしみました。この「心にしみる」、しかも「多くの人」の心にしみる。これが美の本質なのかな、って。あまり「芸術」という言葉を安易には使えないと思っていますけれど、こういうのが「芸術」っていう言葉とフィットするのかな、と朧げに思った…そんな夜です。マジョリティが良いといっているわけではありません。マイノリティにも良いものはたくさんあるし、本質をついているものはたくさんある。しかし、多くの人の心を震わせる、心にしみいらせる何か、エネルギー、これもまた本質をついているのは間違いないだろうと思うのです。これは、哲学とも言えるかもしれませんね。苫野一徳さんという人の書いた本を思い出します。「いろいろな価値観は多様にあるけれど、ここまでは、この線まではみんな納得できるよね、一緒だよね」「その納得できる線を見つける」のが哲学という学問だと。コロナ禍の只中にあるいま、いろんなことを考えますね。人として大事なことってなんだろうか。音楽にいまできることは何か。教師がいますべきことは何か。学校が今すべきことは…。コミュニケーションとは何か。コミュニケーションの方法、選択肢がこんなに広がったことは驚きだった。いろんなことを考えますが、やはりそれは不安があるからなのでしょうか。それとも時間があるからなのでしょうか。しかし、世の中全体が不安に襲われているのは確かでしょうね。でも、そんな不安な時に希望を見出そうとするのも人間ですね。ブルーインパルスも、「ダニー・ボーイ」も、そんなことを感じさせてくれました。芸術もまた、人々の不安に寄り添い、人々を勇気づける大きな力になっていると、確信できたような気がしました。そして、芸術と呼べるものは、多くの人々の心を震わせることができるもの、人々の心に沁み入っていくことができるもの、と定義できそうです、私の中で。だから、ブルーインパルスは芸術なのです。あ、NHKのテレビをご覧になった方から「観たよ〜！」メールをいただいております。ありがとうございます。
24May
- ５月２９日（金）Eテレ「フライデーモーニング・スクール」に顔を出します
  みなさま高倉です。いよいよ、全国すべての都道府県で緊急事態宣言解除が決まりそうです。よかった！よかった！でも、学校はこれから新たなフェーズに入りますね。感染防止をどのように担保しながら教育活動を進めていくのか、ここからがまた頑張りどころなのだと思います。さて、今回は番宣です。今週金曜日（２９日）の午前10時、Eテレ（サブチャンネル）に出演することになりました。かねてより企画に関わらせていただいていた「おんがくブラボー」という番組がありますが、このコロナ禍でリメイク版を作ることになったのです。休校が続き、家庭にいる子どもたちに向けて、NHKさんが「フライデーモーニング・スクール」という番組を臨時に作っているのですね。さまざまな教科で作っているのですが、音楽のコンテンツが加わるわけです。内容は観てのお楽しみ、ではありますが…。NHKさんはちゃんとリサーチしていらして、学校再開後の音楽授業をイメージして「鑑賞」や「音楽づくり」に焦点を当てた内容で…、ということになり、ディレクターさんたちと25分の番組の内容を練り上げました。もちろん「おんがくブラボー」の番組も組み込みながらですね。先日収録したのですが、カメラの前で一人でセリフを言うのは難しいですねぇ(^^;;笑顔で、と思えば思うほど顔がひきつるのがよくわかりました。小学校の学芸会で劇のセリフを言って以来でしょうか、セリフの練習をしたのは。もともと滑舌が悪く聞き取りにくいと言われ続けているので自信ももてなくて、とっても緊張しました！それでもディレクターさんたちが優しく…「大丈夫ですよー(^o^)もう一回いきましょう！」と言ってくださったので、なんとかかんとか（ ; ; ）この番組が、子どもたちの、そして学校再開後の授業づくりの幾ばくかの参考になれば幸いです。私の講座に参加してくださっている先生は「あ、これね！」の内容です。が、番組後半はちょっと新しい試みと言えるかな……(^^;;もしお時間がありましたら覗いてみてください。30日には再放送（Eテレ本チャンネル）もあるそうです。＜番組サイトです＞https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=23516
22May
- さぁ、学校再開！　リコーダーを吹いてはいけないの？
  みなさま高倉です。いよいよ全国各地で学校が再開されつつありますね。本校（＠東京）は、６月１日の再開を目指し、目下準備に追われているところです。皆さんの地域ではいかがですか？本校の場合、再開から２週間は１日に１学年ずつの登校（午前のみ）を計画しています。月曜は◯年生だけ、火曜は△年生、という感じですね。公共交通機関を使っての通学児童が半数以上と多いので、そこもケアしながらの分散登校の試みです。「試み」と書きましたが、まさに試みです。うちの学校の場合は、どうすることがベストか？　いや、ベストなんてわからないし、いくらでもある。最善のベターを目指して議論しよう！という毎日です。結構議論しています。何枚提案のための文書を書いたことでしょう。いや数十枚に達しているかな？誰も正解を知らない。だからみんなで考えて、ベターを試みる。これあるのみ。幸か不幸か、本校は東京都や文京区の教育委員会と直結していません。学校の設置者が都でも区でもない、大学だからです。大学の附属と言っても「小学校」は本校のみ。つまり中学とも高校とも特別支援ともやり方が違う。だから、自分たちで考えることが大切になってくるのです。それだけに、慎重に議論する必要もあります。やや激論になることも……。そんなこんなで、６月を迎える準備が少しずつ、でも着実に進んできているという日々です。さて、今日は「リコーダーを吹いていいの？」問題を取り上げます。自治体によって「歌ってはいけない」「吹奏楽器を演奏してはいけない」ということになっていたり、「ハミングなら良い」「心の中で歌う」などの措置を取っている地域もあるようです。本校に歌の専門の先生がいらして、彼がコロナ流行当初から「合唱は一番危ないことです！」と言っていました。「息を大きく吸って、肺に自分の周りの空気を取り入れることを求める」「近くの人と一緒にそれをやる」というのはもっとも感染率が上がる、これは歌の世界では常識であるとのこと。多分、同じ理由でリコーダー演奏も望ましくない、という結論になるのでしょう。事実、３月下旬に東京都の教育委員会では、そのような「お触れ」を出しています。私も「うん、そうだよなぁ」と納得していましたし、今もどちらかというと、怖くて６月になってもすぐに「リコーダーを吹きましょう！」というのは、正直ちょっと気がひけます。しかし、これに異を唱える先生がいます。これまでも一緒にお仕事をさせていただいてきている校長先生です。校長先生曰く……、〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜以下、校長先生からのメールより〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜再開にあたり、リコーダー演奏時に飛沫が発生するかどうかを調べております。3月26日「東京都教育委員会は•都立学校版　感染症予防ガイドライン（新型コロナウイルス感染症）」の中で（４）感染症対策に留意した各教科等の指導　ウ　（例）の中で・音楽においては、歌唱の活動や管楽器（リコーダー等）を用いる活動は行わないとしております。しかし、5月1日の文部科学省の通知には（２）感染のリスクが高いと考える活動の取り扱いについて・音楽科における狭い空間や密閉状態での歌唱指導や身体の接触を伴う活動とされ、リコーダーは記載されていません。先日、トヤマ楽器が実験を自社工場を行いました。その中間結果が本日出ました。結論からすると飛沫は出ないことがわかりました。５月21日本実験を行います。その際、歌唱活動における飛沫の有無も実験していただけるとのことです。情報は提供していただけるとのことです。結果はトヤマ楽器あるいは全日本リコーダー教育研究会からHP等で配信されると思います。分かり次第皆さんにも状況を伝えます。ですから鍵盤ハーモニカも含めて、楽器の扱い方を留意し、吹き口や鍵盤等を消毒することで感染は防げると考えます。今不安感いっぱいな子どもたちを救える教科の一つが音楽科だと思います。豊かな心を育てる音楽教育です。歌って終わり、演奏して終わりにならないように身に付けたい資質・能力をしっかりととらえながら授業を進めることが大切です。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜以上、校長先生からのお言葉〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ということです。「正解は誰も知らない」と書きましたが、「正解」を求めようと動いていらっしゃる校長先生。真理を求めようとする姿勢に頭が下がります。「長い物には巻かれろ」とは言ったもので、私なんぞは「◯◯が言っているんだから間違いないだろう」とすぐに思ってしまいます。盲信というやつです。でも、校長先生は「疑問」をもってらっしゃるわけですね。「本当か？」って。これがとても大事なことだと思います。「思い」があるのですね。最善のベターが本当は他にもあるんじゃないか？って。ちょっと変ですね、「最善のベター」という言い方。「突き詰めて考えたり、実験したりして、この時点での最善を！」ということですかね。（ふと口から出た言葉というか、指から出た言葉です(^^;;）雰囲気に流されるのが上手な我が国民の性質ではあります。が、その雰囲気には科学的根拠があるのか？という視点は、当然現代社会では必要です。そして求めるべきだと思います。エビデンスを、です。もちろん、数値で測ることのできないものはあります。感性とか美意識とか、私が普段大切だと思っている多くのものはそうです。しかし、数値で測るからわかることもまた多いですし、真理の一つですね。校長先生が仰る実験が昨日行われたはずです。その結果を注視したいと思います。このブログを読んでいらっしゃる先生方もぜひご一緒に注目しましょう！もちろん、たとえ飛沫が飛ばないという結果が出たとしても、「雰囲気」も実はこの国では大事ですから、ご自分の学校、地域を動かすことは大きなエネルギーがいることでしょう。そこは上手に、エビデンスと雰囲気の狭間、そしてあらゆる対策を講じたうえで最善のベターを目指すことになろうかと思います。世界が初めて遭遇するウィルスとの闘い。焦ることは全くないと思います。だからと言って、可能性を探らない、考えない、というのももったいないのではないでしょうか。今回のリコーダー、あるいは歌唱に関わる実験、その試みに敬意を表します。校長先生、貴重な情報をありがとうございました。先生方も、この先もどうぞ安全にお過ごしを。
19May
- 「教育音楽６月号」（音楽之友社）、伊野義博先生の巻頭言に感激！
  みなさま高倉です。３９の県で緊急事態宣言が解除されました。学校が再開された地域もありますね。とは言っても、分散登校、短縮授業など、悩ましい問題が山積していることと思います。本当にお疲れさまです。本校は、まだ緊急事態宣言発出下の東京にあります。今のところ６月１日の学校再開を目指して準備を進めているところです。しかし、言葉では「準備」と簡単に言えますが、実際は非常に大変なことだと痛感しています。これまで経験のないこと、なかったことをデザインしていくというのは、本当に大仕事です。子どもたちの命や学習機会を守ることは並大抵のエネルギーや覚悟ではできないと感じます。しかし、同僚、仲間がいるって素敵だな、と改めて感じるのも、こういう事態にあるからなのか、と奇妙なことを思ったりもします。仲間と支えあいながら学校を前に進ませることの大切さ、ありがたさ、温かさを感じています。こんな夜中になっても、メールで意見を交わしたり…。本当にいい仲間に囲まれています。恵まれています。さて、今日は音楽之友社さんの雑誌「教育音楽６月号」のご紹介をさせていただきます。定期購読をされている方も多いと思いますが、もしまだお手にとってない方がありましたら、ぜひ！最新号は、「緊急事態！どうするこれからの授業」と題された特集です。休校中、あるいは学校再開後の音楽授業をどう考えていくか、いくつかの論考が紹介されています。本校からは、平野先生と高倉が書かせていただいています。みなさんの論考はどれも素晴らしく、勉強させていただきました。本特集の巻頭言は、私が敬愛する新潟大学の伊野義博先生の論考です。非常に感銘を受けました。大賛成というか、全くその通りだ！と思いました。（僭越ながら）よくテレビでも、Before corona　と　After corona では世界が変わる、社会の構造が変わる、と言われていますが、私は学校観、教育観も変わっていくと思います。オンラインの普及もその要因の一つです。音楽の授業に対する「観」も変わっていくのかもしれないと思います。その時、伊野先生の論考は非常に柔軟で未来志向であると感じます。同感です！というわけで、もしまだお読みでなかったら、ぜひ！
13May
- 「おどるポンポコリン」〜初任地、幌延の思い出（その１）〜
  みなさま「おはよう！」と、何人ともなく子どもたちと挨拶を交わしていた日常。そんな日常が失われて早２ヶ月半。「心に穴が開く」とはこのことなのかもしれません。その一方で、こんなに自分だけの時間を過ごすのも何十年かぶりです。オンライン学習のシステムづくりなどで忙しい毎日とはいえ、それでも授業をしていない分、体力が余っているのか夜更かしする日が続いています。ブログを書く機会が増えているのはそのせいですね、きっと。…ん〜、授業って結構エネルギー使ってるんだなぁ。ブログっていろんな方がご覧になってくれています。びっくりするくらい。つい先日、私の初任校時代の教え子、いや私が担任していた学年の一つ下の学年にいた方が、たまたまブログで私を見つけてくれ、懐かしいと連絡をくださいました。その方は音楽の道に進んでおられました。いやぁ、こんなことがあるんですね。とっても嬉しかった！　もう30年も前、しかもたった1年だけ一緒の学校にいた、その当時のことを鮮明に覚えていてくれました。一緒に「おどるポンポコリン」の器楽合奏をしたと。すごい！新卒だった私は、生意気にも「合奏の楽しみを子どもたちに味わわせたい」と、超張り切っていました。当然インターネットなんかない時代、しかも田舎町。合奏の楽譜なんてどこで買えるんだろう？　なんて考える間もなく、自分でスコアを書いた方が早いし、目の前の子どもたち一人一人に合った合奏ができると、意気込んで楽譜を書き、意気込んで教えていました。いやぁ、楽しかった！　今考えれば、完全なる教え込み。「違う！　そうじゃない！　こうやってやるんだよ！（怒）　はい、もう一回！」（ん〜〜、熱血！）教えることの楽しみとか、それに応えてくれる子どもを心底可愛いと感じられることとか……自分の教師としての原点は、この初任地にあったのだと、ここ数日思い返しています。飽きっぽい私が、この仕事を続けていられるのは、「おどるポンポコリン」にルーツがあったのかもしれません(^^;;初任地は、北海道の最北部にある幌延町（ほろのべちょう）という小さな町でした。人口3000人、牛が8000頭、という典型的な酪農の町です。生まれてから23年間、旭川（最近は旭山動物園で有名？当時は人口35万くらい？）で育った私にとって、幌延はとても寂しいところに感じられました。でも、そう感じたは初めの数日だけでした。5年生の担任となった私は、毎日目の前の子どもたちと、まさに取っ組み合って過ごしました。全教科を教えていたわけですが、それはそれはどの教科もひどい指導だったと思います。音楽もひどかった。器楽合奏で燃えたこと以外、ほとんど覚えていません^^;それでも慕ってくれた子どもたちでした。日曜になると独身寮の私の部屋に遊びに来るんですよ。「先生、遊ぼう！」って。一緒に笑って、一緒に怒って、一緒に泣いて、本当にそういう日々でした。ある日曜の朝、子どもたちにせがまれて、釣りに行くことになりました。「いい場所を知っているんだ」という子の言うがままに車を走らせました。酪農に関して全くの無知な私は、牧草地の端っこに車を停め、その奥にある小川へ釣りに出かけました。これが大変なことになるとはつゆ知らず。牧草は飼料です。牛さんの食べ物。その上に車を停めた私。バカにもほどがありました。釣り遊びを終えて子どもたちと車に戻ったら、さぁ大変！　その牧草地の持ち主と思しき方が仁王立ちしているではありませんか！（ガタイのいいおじさん。見るからに怖そう）「お前、どこのもんだ！」「は、はい、いやしくも小学校の教員です」「なにぃ？　先生だぁ？」「名前は？」…気づいたら、牧草の上で土下座してました。これはえらいことになったと思い、その足で校長先生の家に走り報告。そして一緒に釣りに行った子の家に行って報告。その子のお父さんは「先生、酒一升買ってこい。一緒に謝りに行くぞ」と。本当に温かい人たちに囲まれていました……。しかし運悪く、その土地の持ち主は、地元農協のお偉方。さらに運悪く、その日は町で葬式があり、そこで「牧草地に車で入った先生がいるんだってよ。高倉って名前らしい！」。インターネットもないのに、たった一夜にして町の有名人になってしまったのでした。いやぁ、懐かしいです。弱冠24歳の頃の思い出。初任として3年間お世話になった幌延には、印象深い思い出があります。おっともうこんな時間。やめます。明日起きられない！それにしても「おどるポンポコリン」を一緒にやったことが、30年経った今でも彼女の脳裏にある……この奇跡に心動かされます。覚えていてくれて本当にありがとうございます。音楽はこうやって人と人とを繋げてくれるんですね。感謝です。おやすみなさい。
04May
- こんなことが起こるなんて……
  ゴールデンウィークの真っ只中でありながら、Stay home そして Stay in Tokyo を実践している高倉です。しかしながら、連休とは名ばかりで、仕事上、次の一手はどうするべきか、世の情勢はどうか、どう準備を進めるか、そしてその実務……ネット上の会議が続きます。今日も結局パソコン画面とにらめっこすること８時間はくだらないか……。それにしても職場の若手が本当によく動いてくれていて、まったく頭が下がる思いです。同時に自分の力のなさも感じます。テレビ会議をしていても、オンラインのテクニカルな話になると気絶している自分にちょっと笑ってしまいます(~_~;)我が職場の若手の素晴らしいのは、やらされている感がまるでないってことです。いつも使命感で動いているんですね。これってすごいことだと思います。まさに彼らの「美意識」。私流に言えば「職人魂」かな。前回のブログで「美意識」が本校の研究テーマだと紹介しましたが、はじめは「職人教師」というキーワードを研究テーマに織り込みたいと、私は思い描いていました。今、全国で「○○スタンダード」（○○には地名が入る）が流行しています。時代的に定年退職者が多い昨今、同時に新卒の先生がどんどん採用されています。早く一人前の教師になってもらわなきゃいけないってんで、○○スタンダードを研修してもらうわけですね。学習課題は黄色のチョークで枠を描く、まとめは……、みたいに、合格点が取れる授業ができるように、早く安全なレールに乗せるためのノウハウを、いわば教え込むわけです。このことに私（たち）は、ただならぬ危機感を抱いています。目の前にいる子どものありようは本当にバラエティに富んでいます。それを「スタンダード」という枠でおさめられるのかな？　教師だっていろんな個性がある。なのに「スタンダード」化で画一化された授業をしていいのかな？　という危惧です。おっと、また言い過ぎました、ごめんなさい。確かに「型から入って……」というセオリーがあることも、それが奏功することもよく知っています。しかし、危惧するのは、そのセオリーだけを盲信して、その次に進めない、進もうとしない教師がいたとしたら怖いことだと思うのです。教師っていうのは「職人」だと思っています、私は。はじめから授業がうまい人なんているのでしょうか？　そりゃセンスのいい人はいます、最初から。でも、その人だって、長い教師人生の中で高いセンスがさらに磨かれたり、時には挫折したり、そこで得るものだってある。そしてだんだん教師としての深みが出てくる。その人となりが授業に出てくる……。だから、ロボットじゃなくて人間が教師をしている意味がある。もしかするとITロボットが教師をした方が、学習内容はしっかり子どもたちに伝えられるのかもしれない。が、生身の人間が教師をやるから、不完全な人間が教師をやるから価値があるのだ、と思います。その生々しい人間教師と付き合うからこそ、子どもも人との付き合い方を会得していく。時には理不尽もあるだろうけれど。このコロナ禍もそうです。いつまで緊急事態宣言が続くのか。本当はもっと自粛を続けなくては。でも経済を考えればそうもいかない。経済をストップさせれば、補償問題もある。……とにかく割り切れない、理不尽なことも多いのがこの世のありようです。そこで右往左往するのが人間ですし、右往左往しながら知恵を出し合って、これまでも様々な禍を乗り越えてきたのです。それが人間の素晴らしさでもある。だからというわけではないけれど、教師も人間臭くていいって思うわけです。そこで思いついたのが「職人教師」なる研究テーマ。でも、仲間から「タカちゃん、そりゃちょっと行き過ぎかもなぁ！　生々しすぎる。気持ちはわかるけどね……」となだめられ、そこでみんなで合意できたのが「美意識」というワード。うん、これ、気に入ってます！前段が長くなりました。今日は実はとっても悲しい話。やりきれない話。前回のブログで、休日に14,000歩も歩いて楽しかった！ということを書きました。部屋を出て、15分で行ける大きな公園に向かい、そこで３密を避けて公園の周りを２周したあと、練馬区まで遠征。今まで知らなかった道、商店街を通り、床屋を見つけて…と書きました。そして今日、あれから４日しか経っていないのですが。その練馬の商店街の中にある「とんかつ屋さん」が火事になり、店主の方が亡くなったというニュースを見つけました。どの店かは覚えていません。でも、確実に私が歩いたであろうあの商店街の中にある、あの通り沿いにあるお店に違いありません。ネットで住所を調べて確信しました。なんということでしょう。ニュースによれば、このコロナ禍で店が立ち行かなくなり、悲観しての自殺ではないかということでした。ああ、なんていうことでしょう。その店主さんは、今年の東京オリンピックで聖火リレーの走者だった、走ることになっていたそうです。一体どんな思いで……。こんなことはあってはならないことです。一体私たちには何ができるのでしょう。私の父は、とんかつ屋さんではなく、洋服屋でした。紳士服の仕立て屋です。つまり職人。腕一本で家族を支えていました。私が高校生の時でしたか、父が体調を崩して数ヶ月店を閉じたことがありました。その時初めて、収入がないことの大変さを薄っすらと感じました。薄っすらというのは、店を切り盛りしていた母が、息子たちにはそれを感じさせまいと踏ん張っていたからに他なりません。「商売は大変だよ……父さんが洋服縫えなくなったら一銭もお金が入ってこない。お前たちにはこんな思いをさせたくないなぁ」と言っていた母、いや、父も言っていましたっけ。大変なんですよね、腕一本で食べていくっていうことは。あぁ、とんかつ屋さん……。ご冥福を祈るばかりです。先日亡くなった岡江久美子さんの旦那さん、大和田獏さんが言ってました。「コロナは怖いです」と。本当ですね。まだまだ続くであろうコロナとの闘い。私たちは教師。職人。今何ができるか…考えたいです。職人だったとんかつ屋さんに、レクイエムを捧げたいと思います。フォーレのレクイエムです。
30Apr
- 「美意識」について
  みなさま高倉です。いよいよゴールデンウィークに入りました。ゴールデンウィークをG.W.と表記することが多いですが、今年はGaman WeekとかGambaru Weekなどとなぞらえるメディアもあるようです。うまいこと言うなぁ^^;　私はゴールデンウィーク初日の今日（もう昨日か）は、運動不足解消のため、8時に官舎を出て、なんと３時間歩きました。14,000歩、歩きましたよ！　途中で安い床屋を見つけて入ったり、自転車が欲しいなぁ、と自転車屋に入ったりしましたけど。ここに20年近く住んでるけれど、知らない道、知らない店にたくさん出会えて、不謹慎ながらこれはこれで楽しかったです。いい天気でしたし。さて、ここにきて「緊急事態宣言」の延長はほぼ確実なものとなってきたようです。そうなると、3月からの学習はどうやって担保するのか、夏休みも土曜日もなく授業をするのか、などなど、問題は噴出です！　家庭に未履修の学習内容を押し付けて、それを評価の対象にするなんてことは、国が言っていますが、なかなか厳しいです。教師にとっても子どもにとっても。でも、それが現実のものとなるかどうかと言う局面に来ています。宮城県知事が、9月始業で動くべきだと言うメッセージを出しました。尾木ママや小池知事も兼ねてより9月始業説を唱えていたようです。東京大学も9月始業を試みたことがありました。最近のことです。でも、一つの大学だけで頑張ってもそれは広まりませんでした。もちろん、社会全体の動きと連動するからです。会計年度で動いている世の中ですから、就職はどうするんだ！と言う声は経済界から絶対に起こるからです。高倉は、9月始業にどちらかというと賛成です。こうなったからには、9月始業もありかと。何故ならば「家庭で学習を進めてください！」「それを評価の対象にします」というのは、先ほども言ったように子どもにも保護者にも教師にも、それは厳しい状況になると思うからです。保護者の中には当然、毎日、日中子どもの勉強を見てやれない人だって多くいるのです。両親揃って医療従事者という方もいる。この状態では、学習の機会均等を担保できない。だから、私は9月始業もあり、と思うのです。話は変わって…こういう非日常というか、非常時にこそ、ふと自分を見つめ直すってことはあると思います。先が見えないわけです。不安なわけです。緊急事態なわけです。誰も「正解」がわからない時なのです。それぞれの立場で、「どうすればいいのか」ということになるのです。その時こそ、自分の「美意識」がものを言う、と私は思うのです。どこかの国の指導者のように、「そっちの国から始まったんだろ！だから武漢ウィルスっていうネーミングにしよう！」とか「いや、そっちの兵隊が持ち込んだウィルスに違いない」などと言い合っているってことを報道で見ましたが、まったく美しくない！　そうじゃなくて「一旦休戦。とにかく情報共有しあって、コロナ終息に向けて力を合わせようじゃないの！」って言えるのが私の考える「美意識」。（あ、「美意識」って、うちの学校の研究テーマです）各家庭でも美意識を持っていれば、ステイホーム週間になっても、「せっかくだからみんなで○○しようかぁ…」って普段できないようなことを見つけて、その家庭なりの楽しみを見つけられるんです、きっと。各家庭の法律っていうか、そういうの、今の日本には希薄になっている。ある年代の方はお分かりになると思いますが、「寺内貫太郎一家」です！　家族がナマでぶつかり合いながらドタバタやる、人間くさ～い家族、家庭の復活を望みます！私の知人は、こういう時だからと言って、LINEのシステムを使った「音楽を一緒にやろう」イベントを起こしました。ニューヨークに住んでいる知人なんですが、みんなで同じ曲をリレーで演奏したりするんですって。今度の日曜、私も参加したいと思ってます。世界規模でこういうこともできる！　こういう「やってやるぞ！」「暗く悲しいことがたくさんある今だからこそ、明るく、前を向いていこう！」という前向きさも、彼女の美意識です。こうやって自分で感じて、自分で考えて、自分で行動を起こそうとすること、とても尊敬しますし、こうでなくちゃ！と思います。よく言われていることですけれど、「これからは予測不可能な時代」と。確かにそうですね。コロナとは違うウィルスに襲われるかもしれませんし、災害に襲われることも否定できない。いや、いつかは絶対にまた何かが起こると思った方がよい。でも、どんなことが起きても、自分の中にある美意識に従って行動することが、きっと大事なんだろうと、そう思います。今日、たまたま散歩の途中でドラッグストアに寄りました。すると、歩行器をやっとやっと押して買い物に来ていた80歳以上と思しきおばあちゃんが、高いところにある商品を取れずにいたんです。すると、若～いお兄さん（金髪＋ピアス）が「おばあちゃん、どれ？」って聞いて取ってやってるんですよ。涙が出そうでした。これが金髪お兄さんの「美意識」なんだと。偉いなぁ。人を見た目で判断しちゃいかんですなぁ。私たち音楽教師は、音楽を通して子供を育てようとしています。でも、音楽だけ教えていてもダメなんですよね。音楽を通してどんな人間を育てるのかっていう視点が絶対に必要なんです。特に公教育では。それが教師の「美意識」だと思うんです。金髪のお兄さん、めっちゃカッコよかったです。話を元に戻します。9月始業論に対して、慎重な意見を述べている知事もいます。こういう人もいないと、とは思います。が、はじめからブレーキかけているのではいけないと思います。小池知事が言うように、非常時こそ、社会が大きくチェンジする時、チャンスなのかも…、こう言う考え方をできるような人を育てなければ、と強く思う夜です。できるかできないかはわからない。でも、可能性を最大限に考える。自分で動き出すんです。これも一つの美意識。夜中に書いていると、ちょっと語気が強いですね。失礼致しました。一刻も早い収束、そして終息を願わずにはいられません。おやすみなさい。みなさま、どうぞご安全に。（すべてのメールに返信ができないでいます。この場をお借りしてお詫びいたします）
24Apr
- 休業明けの音楽授業は、こんなイメージで……
  みなさま高倉です。昨日女優の岡江久美子さんが亡くなられたとの報道がありました。私が小学生だった頃、毎週水曜日の7時半から、NHKの「連想ゲーム」というクイズ番組をほぼ欠かさず見ておりまして、そこで活躍していたのが岡江久美子さんと大和田獏さんでした。二人とも頭の回転といい、勘といい、ずば抜けていて、「この２人、かっこいいなぁ、あったまいいなぁ」といつも感心していたのをよく覚えています。……ご冥福をお祈りいたします。コロナウィルスは、自分のすぐそばにいる、もしかすると自分も知らぬうちに他の人にうつしているのかもしれない……こういう意識をさらに高めなければなりませんね。報道であるように、ニューヨークなんかは、本当に街から人が消えています。ハワイの知り合いから送られてきた写真を見ても、ワイキキビーチ近くの繁華街、クルマも人もいません。ビックリです。日本ももっと自分に厳しくならないと、早期の収束は望めないのかもしれません。さて、話を変えます。今回の学校休校、いつまで続くのか……。緊急事態宣言の期間延長は免れないムードになってきました。本当に心配なことです。私が関わっている教科書「音楽のおくりもの」（教育出版）では、休業明けの、いわゆる「３密」を避けた授業の在り方について、そして休業中の配信等について、ホームページで昨日から公開しています。学校再開後の授業イメージは、私も少しお手伝いさせていただいています。本校の平野次郎先生も、火の出る勢いで執筆しています！！　参考にしていただければ幸いです。音楽科の活動内容制限に対応した学習指導例（平野次郎・高倉弘光）https://www.kyoiku-shuppan.co.jp/important/2020/04/post-14.html#ongakuまた、ホームページでは、共通教材の音源も公開していますし、オンライン配信等にかかわって著作権など注意すべき点についてもアップされています。これで、休業期間中、私たちがやるべきこと、次に向けての準備が進めやすくなるのではと思います。教科書各学年の共通教材4曲ずつと、及び全学年の最初の題材までの表現教材の範唱音源を、家庭でも聴くことができるようストリーミング配信https://www.kyoiku-shuppan.co.jp/textbook/shou/ongaku/document/ducu2/docu206/m-index.html休校の際の動画配信における教科書楽譜や指導書音源の使用についても、情報を整理してアップhttps://www.kyoiku-shuppan.co.jp/important/files/chosaku_music.pdf
21Apr
- 学校再開後の音楽授業、ガイドライン（A小学校の場合）
  皆様こんにちは。高倉（＠筑波大学附属小学校＆音楽授業ラボラトリー研究会）です。前回のブログアップから3週間以上も経ちましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。4月に入り、7都府県に緊急事態宣言が出され、ついにはその宣言が全国へと広がりました。一旦学校が始まったかと思いきや、まさかの休校です。本校では4月8日に始業を予定していましたが、緊急事態宣言の発出により断念せざるを得ない状況で、ゴールデンウィーク明けの再開を願っているとことです。さて、全国各地では、4月上旬の段階では感染の拡大状況にも違いがあり、多くの地域で学校が再開されました。実際に音楽の授業を始めたところもあったようです。しかし、「歌わない」「リコーダーも吹かない」、いわゆる3密を避ける授業を実現しなくてはなりません。この条件は、今後学校が再開されてからも変わらないでしょう。しかも、学級担任の先生が音楽授業を行うケースも多く、戸惑いが広がっています。各自治体や教科書会社等でもコンテンツを配信するなど、対策を講じているところで、その動きはこれからも拡大していくものと思われます。そんな中、校内の学級担任向けに、音楽の先生が「授業ガイドライン」を配付した例があります。ラボラトリーの仲間の先生がおつくりになりました。参考になると思いますので、ご本人の許可を得て、ここに掲載させていただきます。https://yahoo.jp/box/Ci4jTY私は、資料2枚目の下にあるイメージ図がとてもキャッチーだと思いました。わかりやすいです。こんなイメージで、年単位ともいわれている今回の事態に対処していく必要があると思います。ご注意いただきたいのは、ここに挙げさせていただいたのは、一つの例であって、それぞれの地域、学校の実状に合わせてガイドラインをつくられるとよいという点です。そして日ごとに変化する情勢に鑑みて、こちらも柔軟に対処していく姿勢をもつという点だと思います。資料を提供してくださった仲間に感謝！拍手！です。
29Mar
- 接触、発声等、コロナ制限下で「音楽授業をどうするか」問題！
  みなさま高倉（＠筑波大学附属小学校＆音楽授業ラボラトリー）です。２ヶ月前、私は、今般の新型コロナウィルス感染症拡大の影響が、ここ日本でこんなにも大きくなるとは正直思ってもみませんでした。学校が休みになり、卒業式には大きな制限がかかり、新年度の始業もどういう形になるのか。とにかく学校現場には少なからず動揺が続いています。先生方におかれましても、それぞれの地で、お立場で、多忙を極めていらっしゃることと察します。どうか心と体の健康を保っておられますように。私個人はといえば、本ブログの前タイトルでお知らせしたように、3月8日の名古屋での講座が延期となり、また本日行われる予定だった沖縄での講座も5月23日に延期となりました。さて、新学期がどのような形で始められるのかは、地域によって違いが出てきそうです。授業は始まるものの、特に音楽科などでは３つの「密」（密閉、密集、密な会話・発声）を避けるような工夫が求められています。そこで、聞こえてきそうなのは「音楽の授業、歌わせられないってこと？」「えっ？　リコーダーもだめ？」「そりゃ無理でしょ！」「鑑賞だけやるってこと？」「あり得ない！」という先生方の悲鳴とも思える声です。いつまで続くかわからない今般の「コロナ制限」（私が勝手につけたネーミング）ですが、こんな時に音楽授業ラボラトリーが何かお役に立てないか、と考えます。「歌わない」「リコーダーを吹かない」としたら、どんな授業が成立するのでしょうか。実は、これまでラボラトリーにご参加していただいている先生方は、そのお答えをいくつも持っておられると思います。これまでご登壇いただいた先生方からたくさんのヒントをいただいている、と。それならば、ぜひ周りの先生に教えて差し上げてください。このブログを読んでいらっしゃる先生方の周りには「歌わない」「吹かない」音楽の授業に困惑されている方も少なからずいらっしゃると思います。ぜひ、救いの手を差し伸べてください。「みなさんの力を出し合って、この難局を乗り切っていけたらいいな！」そんなことを思う日曜の午後です。私もアイディアを出したいと思います。ではまた。筑波大学附属小学校　高倉弘光
27Feb
- 3月8日(日)、名古屋での講座　中止または延期が決定しました
  みなさま高倉です。引き続き新型コロナウイルス感染拡大が心配されています。いわゆるパンデミックですね。心配です。そんな中、政府からも大人数が集まるイベントの自粛が要請されました。EXILEさんや中島みゆきさんなどのコンサートも軒並み中止となりました。私が講師を務めることになっていた3月8日(日)の名古屋の講習会も、主催者の判断で、中止、または延期が決定いたしました。まったくもって残念ですが、こればかりは仕方ありません。35名以上の方のお申し込みを既にいただいていたそうです。その方々には本当に申し訳ない気持ちで一杯です。しかし、抜けないトンネルはありません。朝の来ない夜もありません。いまの心配が排除できたら、直ちに同企画を仕切り直します。改めてのお知らせをお待ちいただければ幸いです。どうぞ、皆様も心と体の健康にくれぐれも留意されてください。高倉弘光
12Feb
- 3月8日(日)、名古屋で講座を行います！
  みなさま高倉です。新型コロナウィルスが世の中を騒がせていますが、みなさまお元気でお過ごしでしょうか。高倉は年末に風邪を引いたものの、今は元気にやっています！昨日【2月11日】は、名古屋で行われた音楽教育推進協議会の講座に出かけて参りました。140人くらいの先生方がお集まりになりました。3時間の椅子に座っての講義＆ワークショップでした。全身を動かしながらのワークは得意というか、私にとっては普通なのですが、固定椅子のある講義はどちらかというと苦手です(;｡;)　3時間と言えば、大学でいえば2コマですから、お聴きになる先生方もさぞお辛い時間になったのでは、と思っています。本当にお疲れさまでした！さて、椅子に座ったママではできない、全身を動かしながら、そしてもちろん座ってじっくり話したり聴いたり見たりする場面もある、参加型ワークショップを、再び名古屋で行います。3月8日（日）です。開催要領は以下の通りです。～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～【タイトル】　　高倉弘光先生講習会 in 名古屋【日　時】　　　令和２年３月８日（日）午後１時～午後４時【会　場】　　　長円寺会館　ホール　　　　　　　　名古屋市中区栄２（地下鉄東山線・名城線「栄」下車，西へ徒歩８分　　　　　　　　東山線・鶴舞線「伏見」下車，東へ徒歩５分）【参加費】　　　2000円（当日お支払いください）【講師】　高倉弘光（筑波大学附属小学校教諭）【内容】　「新学習指導要領完全実施で授業をこう変えよう！　～音楽づくり・鑑賞・体を動かす活動など～」（実際に動きながら行うワークショップ形式）【主催・問い合わせ】　INOUE楽器　TEL 052-712-1812【申し込み】　　メールにて　music.design2020@gmail.com～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～是非！お集まりください！
14Jan
- 1月18日(土)、音楽授業ラボラトリー研究会 in 関西 vol.2　間もなく開催！
  みなさま　特に関西ラボにご参加の先生令和2年になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。1月18日(土）に、伊丹市で vol.2が開催されます。たくさんの先生方からお申し込みをいただきました。ありがとうございます。また楽しく、ワークショップができればと思います。つきましては、当日ご参加の先生方の持ち物等についてお知らせいたします。【持ち物】・上靴・昼食・動きやすい洋服で以上、よろしくお願いいたします！みなさまとお会いできることを楽しみにしております。高倉弘光
16Dec
- 「ゆくとし　くるとし」　あと2週間で令和元年が暮れますねぇ！
  みなさま高倉です。みなさまいかがお過ごしでしょうか？　今年もいよいよ押し迫って参りました。が、ご多分に漏れず、今年一年を振り返る間もなく、年末年始もバタバタすること間違いなし！今日はいくつかワークショップ等のお知らせを。■12月22日(日)　長崎・佐世保「お・ん・が・く　　あそぶ／まなぶ／たのしむ」其の１長崎県佐世保市でのワークショップです！　お近くの先生、是非おいでください！詳しくは↓↓↓↓↓↓↓↓https://kokucheese.com/event/index/581684/■12月25日(水)　群馬・前橋「群馬県前橋市音楽実技講習会」（前橋市教育委員会主催）今年で3回目？の冬のワークショップです。お近く先生、是非！　前橋市以外の先生は、高倉にご一報ください！■12月26日(木)　青森・八戸「八戸市小学校音楽教育研究会冬期講習会」こちらも毎冬伺っている会です。お近くの先生、是非！　八戸市以外の先生は高倉にご一報ください！■12月27日(金)　東京・代々木「音鑑冬の勉強会」2日間行われる勉強会です。2日目のひとつのコマを担当いたします。もう申し込みは終わってるのかな？詳しくは↓↓↓↓↓↓↓↓http://onkan-web.net/document/general/onkan_event/course_win_2019/course_win_2019_order.php■12月28日(土)　東京・茗荷谷（筑波大学附属小学校）「音楽授業ラボラトリー研究会」音楽づくりの明日をさぐる、石上則子先生を講師にお迎えして行うワークショップ。まだ申し込みは間に合います！dalcroze2000@yahoo.co.jpにご連絡ください！■1月12日(日)　北海道・札幌「北海道ムーブメント教育研究会冬期講習会」毎年やっています。私が所属する研究会です。北海道の先生方、いや全国の先生方、冬の北海道にいらっしゃいませんか？■1月18日(土)　兵庫・伊丹「第2回　音楽授業ラボラトリー研究会　in　関西！」ありがたいことです。第2回目が実現しました。関西地方の先生方、是非おいでください！お待ちしております。楽しくやりましょう！●お申し込みは０９０−３９４２−９２５７　松原先生　あるいは　dalcroze2000@yahoo.co.jp 高倉まで（ここからは簡単に！　後日詳細を）■1月25日(土)　東京・中央区「音楽教育推進協議会　令和元年度後期音楽科特別講座　東京会場」■1月29日(水)　愛知・豊橋「初等教育研究会豊橋支部　授業研究会」（高倉が豊橋の子どもたちと授業をします）■2月7日(金)　兵庫・神戸「初等教育研究会神戸支部　授業研究会」（高倉が神戸の子どもたちと授業をします）■2月8日(土)　高知・高知「初等教育研究会高知支部　定例研修会」（高倉がワークショップをします）■2月11日(火)　愛知・名古屋「音楽教育推進協議会　令和元年度後期音楽科特別講座　名古屋会場」■3月8日(日)　愛知・名古屋「高倉弘光講習会」（INOUE楽器主催）■3月28日(土)　沖縄・西原「初等教育研究会沖縄支部　春のワークショップ」以上です！お問い合わせなどは高倉までお願いいたします。dalcroze2000@yahoo.co.jpこれが今年最後のブログ更新かなぁ？みなさま、今年も大変、大変お世話になりました。またどこかでお会いできることを願っております。どうぞ佳いお年を！
24Nov
- 12月1日(日)「音楽授業ラボラトリー in 広島」の詳細です！
  高倉です。「ラボ広島」の告知が遅くなり申し訳ありませんでした。いつものことながら、バタバタしております。昨日、今日と日本授業UD学会で出番がありまして、今それが終わったところです。昨日はうちの学校の2年生と鑑賞の授業をやりました。講堂で1000人の先生方の前でやる授業、口の中がカラカラに乾くほど緊張しました。が、子どもたちはいつもの通り、元気に授業の中で遊んでいる様子で、そのおかげでこちらも平静を取り戻した感じでした。今回の授業で学んだことは「多様な学びってなんだろう？」「やっぱり教材研究と授業研究と子ども研究、三位一体で考えていくことが大切！」「子どもの素直さに乗っかっていくことの大切さ」……でしょうか。どれも当たり前のことばかりですけれど、再確認しました。勉強になりました。さて、週末は山口、広島にお邪魔します。来週は姫路、長野です！広島の詳細をお知らせいたします。お近くの先生、是非おいでください！初開催！　音楽授業ラボラトリーin広島「これならだれでもできる！　新しい時代の音楽科授業づくり」〜音楽づくり、鑑賞、身体を動かす活動等を通して〜日時 12月1日（日）10:00〜15:00会場広島市東区民文化センター（JR広島駅から徒歩8分）午前音楽室午後工作実習室受講料 3000円申込み連絡先宇城昌里子（うじょうまりこ）携帯090-4693-3362メールアドレスtrees-ensemble.mari-23@docomo.ne.jp
14Nov
- 11月30日(土)山口、12月1日(日)広島でラボラトリーを開催します！
  本日2回目のアップです！11月30日(土)と12月1日(日)に、それぞれ山口、広島に伺います。お近くの先生、是非ご一緒しましょう！（山口のチラシを載せます）
08Nov
- 音楽授業ラボラトリー研究会　長野（12／7）　東京（12／28）のチラシです！
  みなさま早くも11月も中旬にさしかかりました。急に朝晩寒くなりましたがいかがお過ごしでしょうか。本校では例年になくインフルエンザの流行が早く、とうとう今週は学級閉鎖が1クラス出ました。かく言う私もちょっとのどが痛い！　用心しなくては……。みなさんもどうぞご自愛のほどを……。さて、音楽授業ラボラトリー研究会が、年末に向けて各地で開催されます。まずは、手元にあるチラシをご紹介します。12月7日(土)の長野、そして12月28日(土)の東京です。
16Oct
- 静岡ドレミの会（11／2）、ダルクローズ音楽教育学会（11／10）の詳細と申し込みにつきまして
  みなさま台風の被害が広がっています。ご無事でいらっしゃることを心より祈っております。また被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。東京は前回より被害が少なかったものの、学校敷地内の木が倒れ、また大きな枝が散乱しました。幸い人的な被害はありませんでした。年を追うごとに、台風の威力が増していると感じるのは気のせいでしょうか……。本当に怖いですね。次に備えねばなりません。さて、前回ご紹介したワークショップ等の詳細をお知らせいたします。■11月2日（土）第２回音楽学習ドレミの会（静岡市学習会）日時：11／2（土）13：00～15：30場所：静岡市立葵小学校予定人数：40人程度内容：わかるからおもしろい！　　　子どもがときめく音楽授業づくりと音楽科としての学び会費：500円申し込み：高倉dalcroze2000@yahoo.co.jpまで■11月10日（日）日本ダルクローズ音楽教育学会日時：11／10（日）　10：00～17：00場所：国立音楽大学（立川市・玉川上水駅から徒歩5分）内容：10：00～11：00　ワークショップ（プラスティークアニメ体験）　　　　11：15～12：45　口頭による研究発表　　　　13：35～13：45　全体会（インフォメーション等）　　　　13：45～14：35　ダルクローズの作品演奏　　　　14：50～17：00　ラウンドテーブル（＊高倉はここの第2分科会を運営します）　　　　第二分科会では、小学校教育におけるリトミック教育の実践事例を通してその在り方を　　　　　考えます。実践の報告者は河﨑秋彦先生（取手東小学校）、佐藤温子先生（国立音楽　　　　大学附属小学校）のお二人です。会費：会員2,500円、一般3,000円（事前）　（当日は＋500円）申し込み：あらかじめ、11月5日までに、郵便局の「払込取扱票」に「第19回研究大会参加費」と明記してお振り込みください。郵便振替口座番号　00170－3－60580口座名義　日本ダルクローズ音楽教育学会以上、どうぞよろしくお願いいたします。
09Oct
- 2019年度後半戦　高倉の動き
  みなさまお久しぶりです。「ブログの更新が遅い！」と言われることのある高倉です。すみません、無精なもので。ちょっと時間に余裕のあるときにまとめて更新……悪い癖です。今日も大阪に向かう新幹線の中でパチパチやってます。（今週は期間休暇中で今日は堺市の研究会におじゃまします）さて、今年も@言う間に年末に近づいています。朝晩涼しくなって急に秋めいて来ました。なんだかバタバタしているうちに今年の終わりをイメージしながら動かなきゃ！と思わされる天候です。今日は、ここから年末にかけての動向をお知らせしようと思います。（休日、あるいは冬休みの分で、一般参加可能、またはその可能性のあるもののみ記載します）10月19日（土）　日本ジャック＝ダルクローズ協会主催の公開授業　　　　　　　　　おかげさまで予定人数を上回るお申し込みをいただいたそうで　　　　　　　　　　す。ありがとうございました。4年生で「剣の舞」の身体表現で　　　　　　　　　　す。これまで6年生で公開したことがありますが、4年生ではどの　　　　　　　　　ような現れが見られるか、楽しみです。11月2日（土）　　第２回音楽学習ドレミの会（静岡市学習会）　　　　　　　　　午後開催。静岡近辺の先生、どうぞお集まりください。　　　　　　　　　後日改めてお問い合わせ等の詳細を載せます。それまでは高倉が　　　　　　　　　受け付けます。11月10日（日）　第19回日本ダルクローズ音楽教育学会（会場・国立音楽大学）　　　　　　　　　午後行われるラウンドテーブルで、「体を動かす活動」について　　　　　　　　　討議をします。取手市の河﨑秋彦先生と国立音大附属小の佐藤温　　　　　　　　　子先生に発表者をお願いしています。様々な実践を知る機会とな　　　　　　　　　ります。「体を動かす活動」の意義を皆さんで考えられたら、と　　　　　　　　　思います。高倉はコーディネーターを務めます。詳しくは下記　　　　　　　　　へ、と思ったらHP更新されていません！ごめんなさい。事前お申　　　　　　　　　し込みは、高倉に直接連絡をください。　　　　　　　　　http://www.eurhythmics.jp/20181111conference/20181111conference_info.html11月23日（土）　日本授業UD学会　　　　　　　　　午前中に公開研究授業を行います。2年生です。内容はまだ思案　　　　　　　　　中。「シンコペーテッド・クロック」の鑑賞か、はたまた音楽づ　　　　　　　　　くりか。「多様な学び方」がテーマです。「多様な学び方」っ　　　　　　　　　て？　ん〜〜、考えどころです。詳しくは下記まで。　　　　　　　　　http://www.udjapan.org/udconvention.html#aboutud11月30日（土）　音楽授業ラボラトリー in 山口12月1日（日）　音楽授業ラボラトリー in 広島12月7日（土）　音楽授業ラボラトリー in 上高井（長野）　　　　　　　　　いずれも午前、午後と終日開催です。詳しくは後日改めて。　　　　　　　　　ぜひ、近隣の先生方、ご一緒に楽しみましょう！学び合いましょ　　　　　　　　　う！12月22日（日）　「お・ん・が・く　あそぶ/まなぶ/たのしむ」其の１（佐世保）　　　　　　　　　〜講義：新学習指導要領で、音楽の授業をこう変える！〜　　　　　　　　　〜ワークショップ：どの教師でもできる、どの子も輝く音楽の授　　　　　　　　　業〜　　　　　　　　　新しい研究会が誕生して、記念すべき第一回目の会です。光栄な　　　　　　　　　限りです。詳しくは後日。「こくちーず」にもアップされていま　　　　　　　　　す。こちらも午前、午後の終日開催。お近くの先生方、ぜひご一　　　　　　　　　緒に！　お問い合わせ等は、onga9no2doi@yahoo.co.jp12月25日（水）　前橋市音楽実技研修会12月26日（木）　八戸市小学校音楽教育研究会冬期講習会12月27日（金）　音楽鑑賞教育振興財団「おんかん」　2019冬の勉強会　　　　　　　　　鑑賞の授業にどのように「体を動かす活動」を入れるとよいの　　　　　　　　　か、ワークショップを通して皆さんと一緒に考える機会をいただ　　　　　　　　　きました。１時間半くらいのワークです。全国から先生方が集ま　　　　　　　　　る機会ですね、冬休みですから。たくさんの先生とお会いできる　　　　　　　　　こと、新しい出会いを楽しみにしております。お申し込み等は　　　　　　　　「音楽鑑賞教育振興財団」まで。まだ詳細がアップされていないよ　　　　　　　　　うです。12月28日（土）　音楽授業ラボラトリー研究会 @筑波大学附属小学校　　　　　　　　　毎年末、恒例となっているラボの開催です。本校、筑波大学附属小学校を会場に行います。　　　　　　　　　講師は、かの石上則子先生！音楽づくりを中心とした講義、ワー　　　　　　　　　クショップをお願いしています。１０時から１６時まで。会費は　　　　　　　　　いつもの2000円。懇親会あり。　　　　　　　　　「教育音楽」11月号にも告知が出ます。お申し込み等は、高倉ま　　　　　　　　　で。10月15日より受付開始します！1月12日（日）　北海道ムーブメント教育研究会　冬季講習会　　　　　　　　　私が30年以上もお世話になっている研究会です。学生の時に入　　　　　　　　　信、いや入会して現在に至っています。ここが自分の座標軸なん　　　　　　　　　ですね。夏と冬に行なっている講習会です。この夏には、本校の　　　　　　　　　平野次郎先生にもご登壇いただき大変好評を博しました。先輩の　　　　　　　　　熊木眞見子先生、中島寿先生にも来ていただきました。他にも坪　　　　　　　　　能由紀子先生、石上則子先生、阿部いと子先生、大谷純一先生、　　　　　　　　　小宮路敏先生らにも。北海道で、音楽の授業について考える会で　　　　　　　　　す。詳細はHPへ。　　　　　　　　　https://hokkaido-movement.jimdo.com1月18日（土）　　音楽授業ラボラトリー in 関西　Vol.2 関西地区での2回目のラボです。1回目は今年の3月でした。西宮　　　　　　　　　市を会場に行いました。今回の詳細が決まりましたら、またお　　　　　　　　　知らせしますね。おっと、今日はここまでにします！　PC電源切れです！　窓の外を見たら京都が近い。まずい！　原稿一文字も打ってないジャン！　しかも電源コード忘れてきたし。各種お問い合わせなどは、高倉にメールでお願いします。高倉　dalcroze2000@yahoo.co.jpではでは。

ワークシート、ご活用ください！（教育出版さん）

「心に沁みる」こと、「心を震わせる」こと

５月２９日（金）Eテレ「フライデーモーニング・スクール」に顔を出します

さぁ、学校再開！ リコーダーを吹いてはいけないの？

「教育音楽６月号」（音楽之友社）、伊野義博先生の巻頭言に感激！

「おどるポンポコリン」〜初任地、幌延の思い出（その１）〜

こんなことが起こるなんて……

「美意識」について

休業明けの音楽授業は、こんなイメージで……

学校再開後の音楽授業、ガイドライン（A小学校の場合）

接触、発声等、コロナ制限下で「音楽授業をどうするか」問題！

3月8日(日)、名古屋での講座 中止または延期が決定しました

3月8日(日)、名古屋で講座を行います！

1月18日(土)、音楽授業ラボラトリー研究会 in 関西 vol.2 間もなく開催！

「ゆくとし くるとし」 あと2週間で令和元年が暮れますねぇ！

12月1日(日)「音楽授業ラボラトリー in 広島」の詳細です！

11月30日(土)山口、12月1日(日)広島でラボラトリーを開催します！

音楽授業ラボラトリー研究会 長野（12／7） 東京（12／28）のチラシです！

静岡ドレミの会（11／2）、ダルクローズ音楽教育学会（11／10）の詳細と申し込みにつきまして

2019年度後半戦 高倉の動き

さぁ、学校再開！　リコーダーを吹いてはいけないの？

3月8日(日)、名古屋での講座　中止または延期が決定しました

1月18日(土)、音楽授業ラボラトリー研究会 in 関西 vol.2　間もなく開催！

「ゆくとし　くるとし」　あと2週間で令和元年が暮れますねぇ！

音楽授業ラボラトリー研究会　長野（12／7）　東京（12／28）のチラシです！

2019年度後半戦　高倉の動き