みなさま

 

高倉です。梅雨が長引きますが、いかがお過ごしですか。

相変わらず、コロナの新規感染者が増加傾向にあります。気をつけていきましょう。

 

さて、突然ですが、今週は本来なら東京オリンピックが開催されるはずだった週です。今頃、お祭りムードが高まりに高まっていたはずなのに、全く残念です。

え? 高倉はスポーツファンなのか? とお思いの方もいらっしゃるかと。

全然です(-。-; 見るよりやる方がむしろ好きですかね。

もともとバスケットボールばかり追いかけていた少年でした。

スキーも大好きー(^^;)

 

スポーツの大ファンというわけではない。では何なのか?

間違いなく、お祭り好き!です。イベント好きというか。

だから、オリンピックが地元で行われるっていうのは、どんな感じなのか味わってみたいと思っていたのです。

だから、来年に延期されてとても残念!

昨年は、NHKの大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」もよく観ていました。あの、東京開催までの苦労話は観ていてもワクワクドキドキしました。

ドラマの主人公のうちの一人、役所広司さん演じる嘉納治五郎(日本の初代オリンピック委員会会長)は、筑波大学の前身東京高等師範学校の校長(学長)でもありました。だから、親近感も湧きました! ちなみに、本校敷地内の占春園にも、嘉納治五郎先生の銅像があります。

 

NHKと言えば、今やっている朝の連続テレビ小説「エール」も東京オリンピック関連ですね。56年前の東京オリンピックの開会式で演奏された入場行進曲を作曲した古関裕而さんの物語です。実は、うちの学校の運動会では、毎年決まって古関さんが作ったあの「オリンピック・マーチ」を開会式の入場行進でかけています。すごい! 何がすごいって、私がここに赴任して19年になりますが、19年前も運動会はこの曲かけてましたから、おそらく56年前からずうっとうちの運動会は「オリンピック・マーチ」なんですね。伝統というか、変わり映えしないというか(^^;)(親近感その2)

 

オリンピックの音楽と言えば、もう一人欠かせない人物が。團伊玖磨さんも56年前、開閉会式で演奏された「オリンピック序曲」「祝典行進曲」をお書きになっています。そのお孫さん(日テレのZIPにこの3月まで出演していた團遥香さん)も本校のご卒業です。(親近感その3)

だから、今年の東京オリンピックでは、どんな音楽が使われるのか、すご〜くすごく楽しみだったわけです。

さらに言えば、今回の東京オリンピックの開閉会式総合統括を務めることになっている野村萬斎さんも、これまた本校の卒業生。(親近感その4)

というわけで、お祭り好きな私としては、何だか人ごととも思えず、注目しないわけにいかない!のが、東京オリンピックなのです。

 

というわけ……ではないのですが、緊急事態宣言解除後の今月はじめ、運転免許を更新しに行き、ふと思いついて、帰りにふらりと代々木公園近くをドライブしました。

バスケットボールの聖地とも言われている代々木第2体育館がお目当てでした。

車を降りて、初めて体育館のそばを歩きました。広い敷地内にはほぼ人がいないのにびっくりしました。すぐ近くに原宿駅があって人がたくさんいるのに。

日が落ちそうな時間でしたが、とても綺麗な体育館のフォルムにしばし心を奪われました。本当に美しい建築ですなぁ。丹下健三さんの設計です。いやぁ、あっぱれ。今見ても全く古さを感じない。「美しいものはいつも新しい」のですね。何だか、美術作品を鑑賞しているような気分になりました。心洗われる時間でしたぁ。

 

来年、東京オリンピック、待ってるぞぃ!

 

(一番下の写真は、国立競技場前にある日本オリンピック委員会の建物前にある嘉納治五郎先生の銅像です)