みなさま

 

高倉です。39の県で緊急事態宣言が解除されました。学校が再開された地域もありますね。とは言っても、分散登校、短縮授業など、悩ましい問題が山積していることと思います。本当にお疲れさまです。

 

本校は、まだ緊急事態宣言発出下の東京にあります。今のところ6月1日の学校再開を目指して準備を進めているところです。

 

しかし、言葉では「準備」と簡単に言えますが、実際は非常に大変なことだと痛感しています。これまで経験のないこと、なかったことをデザインしていくというのは、本当に大仕事です。子どもたちの命や学習機会を守ることは並大抵のエネルギーや覚悟ではできないと感じます。

 

しかし、同僚、仲間がいるって素敵だな、と改めて感じるのも、こういう事態にあるからなのか、と奇妙なことを思ったりもします。仲間と支えあいながら学校を前に進ませることの大切さ、ありがたさ、温かさを感じています。こんな夜中になっても、メールで意見を交わしたり…。本当にいい仲間に囲まれています。恵まれています。

 

さて、今日は音楽之友社さんの雑誌「教育音楽6月号」のご紹介をさせていただきます。定期購読をされている方も多いと思いますが、もしまだお手にとってない方がありましたら、ぜひ!

 

最新号は、「緊急事態! どうする これからの授業」と題された特集です。

休校中、あるいは学校再開後の音楽授業をどう考えていくか、いくつかの論考が紹介されています。

 

本校からは、平野先生と高倉が書かせていただいています。

みなさんの論考はどれも素晴らしく、勉強させていただきました。

本特集の巻頭言は、私が敬愛する新潟大学の伊野義博先生の論考です。非常に感銘を受けました。大賛成というか、全くその通りだ!と思いました。(僭越ながら)

 

よくテレビでも、Before corona と After corona では世界が変わる、社会の構造が変わる、と言われていますが、私は学校観、教育観も変わっていくと思います。オンラインの普及もその要因の一つです。

 

音楽の授業に対する「観」も変わっていくのかもしれないと思います。その時、伊野先生の論考は非常に柔軟で未来志向であると感じます。同感です!

 

というわけで、もしまだお読みでなかったら、ぜひ!