みなさま

 

高倉(@筑波大学附属小学校&音楽授業ラボラトリー)です。

2ヶ月前、私は、今般の新型コロナウィルス感染症拡大の影響が、ここ日本でこんなにも大きくなるとは正直思ってもみませんでした。

学校が休みになり、卒業式には大きな制限がかかり、新年度の始業もどういう形になるのか。

とにかく学校現場には少なからず動揺が続いています。

先生方におかれましても、それぞれの地で、お立場で、多忙を極めていらっしゃることと察します。どうか心と体の健康を保っておられますように。

 

私個人はといえば、本ブログの前タイトルでお知らせしたように、3月8日の名古屋での講座が延期となり、また本日行われる予定だった沖縄での講座も5月23日に延期となりました。

 

さて、新学期がどのような形で始められるのかは、地域によって違いが出てきそうです。授業は始まるものの、特に音楽科などでは3つの「密」(密閉、密集、密な会話・発声)を避けるような工夫が求められています。

 

そこで、聞こえてきそうなのは「音楽の授業、歌わせられないってこと?」「えっ? リコーダーもだめ?」「そりゃ無理でしょ!」「鑑賞だけやるってこと?」「あり得ない!」という先生方の悲鳴とも思える声です。

 

いつまで続くかわからない今般の「コロナ制限」(私が勝手につけたネーミング)ですが、こんな時に音楽授業ラボラトリーが何かお役に立てないか、と考えます。

 

「歌わない」「リコーダーを吹かない」としたら、どんな授業が成立するのでしょうか。

実は、これまでラボラトリーにご参加していただいている先生方は、そのお答えをいくつも持っておられると思います。これまでご登壇いただいた先生方からたくさんのヒントをいただいている、と。

それならば、ぜひ周りの先生に教えて差し上げてください。このブログを読んでいらっしゃる先生方の周りには「歌わない」「吹かない」音楽の授業に困惑されている方も少なからずいらっしゃると思います。ぜひ、救いの手を差し伸べてください。

 

「みなさんの力を出し合って、この難局を乗り切っていけたらいいな!」

そんなことを思う日曜の午後です。

 

私もアイディアを出したいと思います。

 

ではまた。

 

筑波大学附属小学校 高倉弘光