熊本県上天草市松島町教良木
あけましておめでとうございます。
もう1月下旬ですが(笑)
2011年の初ブログです。(1/1の記事は年末に書いてました)
年末年始は寒波のおかげで山の方へ行けず、新年会やらもあってほとんど出かけられませんでした(^_^;
おかげでブログの更新も全く出来てません。
そろそろ滝巡りを開始しないと体がなまってしまう!
でも山の方は凍結が怖い・・・。
ならば暖かい地域へ行こう!!
という事で、熊本県でも南部の方にある天草地域へ行ってきました。
まずは祝口観音の滝。
上天草市の旧松島町にある教良木ダムに落ちる滝です。
滝と言っても一般的に言う高い崖から水が落下しているような滝ではなく、
急傾斜の斜面を水が滑り落ちているという感じです。
このような滝は一般的に「滑(なめ)滝」と呼ばれます。
全長は300mもあるそうです!
左岸側の展望台から非常にきれいに見ます。
まるで天然のウォータースライダーみたいですね!
残念ながらかなり水が少なくて迫力には欠けます。
しばらくまとまった雨は降ってないのでしょうがないですが。
滝の上部には観音堂があり、そこまで遊歩道が続いています。
少し登っていくとベンチなどが整備されています。
結構急な登りなのでここで一息入れる感じでしょうか。
最近運動不足なので、この辺でもう既に息が切れています。
甌穴がすばらしいですね(^^)
水量が多いときにも来てみたいです。
さらに登っていくと右手に観音堂があります。
お堂の裏にある巨大な岩を掘ってそこに観音様をはめ込んでいるようです。
この観音様がのおかげで、どんなに干ばつが来てもこの滝の水が枯れることはないそうです。
ここの水は熊本の名水100選にも選ばれているらしく、滝入り口にある水くみ場に水を汲みに来ている人たちもいました。
観音堂からさらに滝上に行く道があったので登ってみました。
ここからはあまり整備されていない山道で、途中危険な箇所もあります。
行かれる際には十分注意してください。
この小滝が一番上段のようです
その先は緩やかな川になっているようでした。
水流で削られたと思われる岩。
今日は水も少なくて穏やかな表情を見せていますが、大雨が降れば激流へと変貌するんでしょうね!
行き方です。
まずは天草へ向かいます。
宇城市の三角から天草1号橋を渡り、国道266号をひたすらまっすぐ進みます。
松島から有料道路がありますが、目的地の知十ICまでは無料です。
知十ICを降りたらすぐに県道290号へ左折。
途中から県道34号へ入り、案内板に従って教良木ダムを目指します。
ダムに着いたらそのまま道なりに行くと滝入り口の看板があり、
ここから既に滝が見えています。
滝周辺は整備されていて、駐車場もちゃんとあります。
水くみ場があり、水をくみに来ている人もいました。
滝見のついでに水を汲んで帰っても良いかもしれないですね(^^)