実家に帰るよ2018GW | ヒレノコウジ

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書かなければならないモノ、書いても仕方がないモノ。いろいろ。


ゴールデンウィークのお昼。

高崎駅に着いた。

終着駅。全員が電車からぞろぞろと降りていく。

ホームからの階段とエスカレーターは、電車から降りた人で満たされ、寝起きの私は少し気だるさを感じる。

私は6番線に移動し、伊勢崎行きの電車に乗り換える。

高崎駅は群馬県の駅のハブだ。

ここで降りた人は各路線へ散って行く。

県内の路線、東西南北から乗り入れ終着駅でも始発駅でもある。

ただ私の乗る伊勢崎行きの電車は、世間の混雑と関係なく空いていた。

ほんと、空席の方が多い。

時間帯がそうなのであろう、部活帰りの学生が大概で、車内には青春の香りが漂っていた。

彼ら彼女らを見て、私の高校時代と照らし合わせるが、カッコいい思い出は少なく、すべて恥ずかしい事ばかり、、、、ここでは書けないよ。


私がこの路線に乗っていた頃より駅が増えた。

いくつかの降りたことの無い新しい駅を通過しながら、以前より少し新しくなった街並みを眺め伊勢崎へ向かう。


今日は、たまたま山側の北方向の風景を眺める席に座った。

新前橋駅から前橋駅は高架になっており、高い所からの眺めがよい。

街並みの向こうには青々した山々の景色が広がる。

今日は天気が良い。


山は変わってないようだ。


先の「高校時代の話し」の中に、そこにはこの電車からみる山々の景色があった。

そんな下らない事考えていたら、あっちゅうま。

終点、伊勢崎に着く。

さっきの学生らがぞろぞろ降りていく。

私もその中に紛れのろのろとエスカレーターを降りる。

ここは当時の駅舎は全て取り崩され、今は近代的な駅になっている。


さて、 実家に帰ろう。


引っ越しをした、私が住んだ事のない実家へ。


~おわり~