学校長の見上です。

 

音芸に日本支部が置かれている世界的音響技術者組織AES(Audio Engineering Society)の「若手・学生のためのAESジャパンフォーラム2019」が、御茶ノ水の日本大学キャンパスで開催され、音芸生たちも実験的なピアノレコーディングの研究成果を発表しましたので、そのご報告をします。

 

このフォーラムを主催しているのは、AES日本学生支部のメンバーの皆さん。前日までの事務的な諸準備に続いて、フォーラム当日は会場準備や受付業務を、AES日本支部の役員たちと協力して進めてくれました。

 

フォーラム冒頭では、参加学生や協賛企業の皆様が教室に集まりました。

まずは九州大学芸術工学部の河原実行委員長から本フォーラムの趣旨説明がありました。「一番大切なのは懇親会」という河原先生らしいメッセージで会場がどっと和みました。

 

続いて、NHKのサウンドデザイナー/音声エンジニアである内村AES日本支部長より、AESという組織とその活動概要が説明されました。

 

さらに、東京芸術大学音楽環境創造学科・大学院の長島AES日本学生支部長から、学生支部の活動やAESへの入会方法などについての説明があり、この後、協賛企業の代表の方々からもご挨拶を頂戴しました。

 

オープニングセッションが終了すると、いよいよ学生さんたちのポスター発表がスタートしました。それぞれの専門分野で、どんなことを研究しているかを各1時間にわたってパネルの前で、立ち寄った参加者たちに次々に説明、発表します。

 

大学/大学院の学生さんに混じって唯一専門学校から発表に参加している音芸生たちのパネルにも大勢の方々が立ち寄って、彼らの解説と録音した音源に耳を傾けてくださいました。音芸生たちは、「ずっと説明しっぱなしで、あっという間に1時間経ってしまった」と充実感溢れる表情で語っていました。

 

その後、参加者たちは大教室に戻り、協賛企業のプレゼンテーションに参加。

ゼニマックス・アジア(株) (Tango Gameworks)
(株)コルグ
MQA Ltd.
任天堂(株)
(株)ソナ
(株)スクウェア・エニックス
ヤマハ(株)

といった協賛企業の中から5社が、自社の仕事内容や採用について説明してくださいました。どの企業も、こうした研究発表会に参加する意欲のある学生たちに強い関心を持っていらっしゃることがひしひしと伝わってくるプレゼンテーションでした。

 

そしてフォーラムの最後を飾るのは、河原実行委員長が「一番大切」とおっしゃっていた懇親会。参加者たちが所属校、所属組織などの垣根を超えて、「音響」を軸に繋がり合える和気藹々とした懇親会でした。音芸生たちも、他大学や協賛企業の方々、AES日本支部の役員たちと、懇談し、その人脈を広げていました。

このフォーラムの実行委員であった私(見上)も、河原実行委員長や河原先生の教え子の皆さんと音響技術や音楽を巡って楽しく懇談し、記念撮影をしました。

 

会の最後には、フォーラムの実行委員/東京芸術大学の丸井先生の閉会挨拶と、AES名物「インパルス応答測定一本締め」で、大盛況のうちにめでたくお開きとなりました。