「電気で走る車」、頑なに拒否してました。
内燃機関に拘ってた事。
キャブレターに拘ってた事。
でももうそうも言ってられなくなってきましたね。
温暖化はますます進み100年後には気温は地球全体で6℃上がるって説もあります。
これがどんな事態を引き起こすのでしょうか。
お米、小麦、とうもろこし(は日本ではおやつみたいに考えられてますが国によっては立派な主食)などの穀物類が育たなくなります。
海面が1m上昇し砂浜の殆どが海面下へ。
電気自動車のエネルギーは電力です。
その電力を作る為に発電所があります。
結局のところ電気を作る為には多量の火力(火力発電の場合)が必要となります。
って事は個々で燃料を消費しなくても(個人所有の内燃機関の車を走らせなくても)電気を余分に作るから二酸化炭素は出るのは一緒じゃないか?って言うとこれがそうじゃないのが難しいところ。
一般的にガソリンを燃やして走る車はその燃焼エネルギーの30%しか動力として使ってないと言われてます。
極端に言うと100リットル中30リットルしか有効に使ってない、70リットルは捨ててるって事ですね。
30リットル活かす為に70リットル使ってるって言い方も勿論できますが。
70%のエネルギーは何処へ?
これは熱エネルギーとして外に捨ててます。
ラジエター、ブレーキ、ですね。
この捨てる分を考えた時に発電所経由で個々の電気自動車へ電力を供給した方が圧倒的に効率的って事でしょうか。
そして出てきた電気自動車。
僕はどうもモーターで走る車ってのが違和感がありました。
ですがもうそうも言ってられなくなってきた。
だからって訳でも若干あるのですが普段RZVなんて環境に悪そう(ですが実際は二酸化炭素の排出量は4サイクルのエンジンと比べて少ない。窒素酸化物の排出量が多い。)なバイクに乗ってるので最近は自転車に乗ってる。
RZVは所謂「ハレ(晴れじゃなくて)の日」だけにしておこうと。
エコを意識しだすと途端に電気自動車が気になってくる。
実際はどうなんだろうか。
トルクの立ち上がりは内燃機関と比べると圧倒的に有利。
ついこないだ電気自動車が300km/h(日本の大学が作った)出した(と思う。けどうろ覚え・・・)以上出した。
性能的にはもうエンジンを遥かに凌駕してる。
燃費性能を加味すれば更に。
三菱で出すiベースの電気自動車は1kmを1円で走るそうだ。
フル充電で200km走行できるって事だから200円。
普通車の場合1リットルのガソリンで15km走ったとして1700円前後かかるって計算。
これはどう考えても電気自動車の方が環境にも財布にも優しい。
ただこの電気自動車。
イニシャルコストのかかる事!
三菱製のもので400万円~
助成金が使えて300万円~
果たして軽自動車に300万円~ってのは如何なものか。
勿論、価値観の問題なのでケチをつけるつもりは毛頭ありません。
ですが何分、貧乏性。
そこへこの日産のLEAF。
これ、何とお値段200万円台だとか。
何故ここまで値段を下げる事が出来るのか。
バッテリーをリースにするんだそうです。
そのリース料金がどの様な形でユーザーにかかってくるかで随分とランニングコストは変わってきそうですが・・・
で、思ったのが実は電気自動車が普及するのは案外早いかもなぁ・・・って事です。
が、インフラの問題もあります。
200kmしか走れない車。
大阪まで行ったら帰ってこれません。
名古屋も無理。
せいぜい四日市辺りまででしょうか。
乱暴なアクセルワークだと100kmちょっとしか走れないそうですし。
急速充電器を使って30分で80%の充電が可能なんだそうです。(家庭で普通に充電するとなれば8時間でフル充電)
もしガソリンスタンド(など)で急速充電器を設置してあったとしていくら支払えるでしょうか。
フル充電で200円。
80%って事は160円分。
機械の使用料や店舗側の儲けを考えたとしても500円????
ぐらい?
しかもガソリンスタンドで30分以上の時間が潰せるか?って事ですよね。
ここに僕はビジネスチャンスが実はあるんじゃないか?って最近凄く思うんですよ。
飲食店、ファミレス、宿泊施設などなど。
特に飲食関係は良いんじゃないかと。
駐車場スペース一台に一つ。
食べてる間に充電(ほぼ)完了。
電気の自動販売機。
ものは大きくならないでしょうし。
危険物取り扱いの免許も必要無いですし。
そうなってくるとガソリンスタンドが問題だよなぁ。
あちらを立てればこちらが立たず。
今、色んな事が大きく変わろうとしていますね。
経済も何もかも。
長くなったのでまた後日続きを書くかも知れません。