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聞き方徹底マスター1day集中セミナー 7月7日(土)

NLP二日間セミナー 7月28日(土)~7月29日(日)
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人の話を聞く行為は、どちらかというと
「受動的」「受け身」
と考える人もいるかもしれないですが、
聞き方にも、
“積極的な聞き方”と“消極的な聞き方”があります。



◆パッシブ・リスニング


プロのカウンセラーは、
たくさんの聞き方の技術を持って
クライアントの感情を受け止めます。


「そうですね」「なるほど」「ふんふん」
など相槌をうったり、


ときには沈黙をすることも有効です。



しかし、このような聞き方だけだと
相手が物足りなく感じるときがあります。


言葉がほとんど無いので
自分の言うことを本当に理解してくれているかどうか
よく分からないのです。


このような聞き方は、
「パッシブ・リスニング」と言われます。


訳すると、「受動的な聞き方」。
消極的な聞き方、と言ってもいいかもしれません。


根底に信頼関係があれば別ですが
普段の会話においては、
パッシブ・リスニングで共感している姿勢を示すのは
とても難しいと言えます。



◆アクティブ・リスニング


「あなたの話を聞いていますよ」ということを示すには、
オウム返しが有効です。



ただ相手が言った言葉を繰り返すことで、

“自分の話をちゃんと受け止めてもらっている”
“自分のことを理解してくれている”

と感じさせることができます。



オウム返しは、「バックトラック」とも言われます。


また、「アクティブ・リスニング」の一種とも言われます。


「アクティブ・リスニング」は、日本語に訳すと
「能動的な聞き方」。
積極的傾聴、とも言われます。



◆押さえておくべきオウム返しのポイント



オウム返しには、いくつか押さえておくべきポイントがあります。


ひとつは、
基本は相手の言葉をそのまま使うこと。


たとえば、
「この間、上司に呼び出されて怒られたんだ。
ほんとに頭に来たよ」


「そうか、腹が立ったんだ~」


自分にとっては、「頭に来た=腹が立った」かもしれませんが
相手にとっては違うかもしれません。


このように、相手の言葉を言い換えることはしないほうがいいのです。


言葉は、人によって微妙に意味やニュアンスが違います。


この場合、「頭に来たんだ」と言う方が効果的です。



二つ目は、
語尾をつける場合は、
“~ですか”ではなく
“~ですね”と言うようにすること。



「来週からハワイに行くんだけど、
なんと初めての海外旅行なんですよ!」


「へえ、初めてなんですか」


このように、“~ですか”という表現は、
疑問詞に近いニュアンスになります。


“~ですね”と言うほうが
相手の潜在意識に入っていきやすいのです。


この場合だと、
「へえ、初めてなんですね」
こう言いましょう。


 

◆「松橋式オウム返し」



セミナーでお伝えしている、
「松橋式オウム返し」があります。


松橋式は、「単語一発オウム返し」です。



「こないださ、初めてハワイに行ったんだけど」


「ハワイ!」


「そうそう。
なんとこれが30年生きてきて、初めての海外旅行だったわけ」


「初めて!」


「ワクワクしながら行ったんだけど、
すごいトラブルに遭っちゃってさあ」


「トラブル?」



このように、語尾に「~ですか」「~ですね」をつけずに、
単語だけを繰り返します。


これだと、会話がテンポよく進みます。


語尾をつけようとすると、
相手が言いたいキーワードを
逃してしまいがちにもなるので、
単語だけを拾う、このやり方はとてもおススメです。


相手が早口の人や
興奮して早口になっている場合などは
特に有効です。


 

セミナーでは、この松橋式オウム返しのように、
どの本にも載っていない私独自のテクニックやノウハウも
お伝えしています。


私が今までの経験から得たものを
惜しみなく伝授しますので
ぜひ一度参加してみてくださいね。