11月になりました。もう秋ですね。
「食欲の秋」と言いますが、実はこの食欲が出てくる裏には、胃が冷えて鈍くなってしまっているということがあります。
特にお腹のあたりが冷えやすいので、その点も11月の整体体操でお話ししていきたいと思います。
まずはお知らせです。
🧘♀️ 心と体の健康セミナー 2025年12月講座 参加者募集のお知らせ
『心と体の健康セミナー 12月講座』を、12月21日（日）に愛知県一宮市の一宮スポーツ文化センター（13時半～15時）で開催します。
今回のテーマは『続メンタルヘルス入門～あなたが本当に好きなことは何ですか？～』です。前回『メンタルヘルス入門～心の健康について考えよう～』の続編となります。
前回は、心の不調が身体に及ぼす影響や、不調を解消する効果的なセルフケアの方法などについて、お話しさせていただきました。今回は、前回の話を踏まえ、自分を俯瞰（ふかん）する、客観的に観察することによる心の整え方をお伝えしようと考えています。
心身の不調を解くカギとして、私は『脱同一化』という言葉をよく使うのですが、スタッフからは「難しすぎる」「もっと簡単な言葉で説明して」といつも苦情が出ます。今回の講座では、初めて参加される方も理解しやすいよう、やさしい言葉で話すことに努めます。
参加ご希望の方、ご興味のある方は、当院までお問合せください。
当院の公式ＬＩＮＥからも予約可能です。
詳細につきましては、当院の公式サイトやスタッフブログをご参照ください。
皆さま、お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。
🍂 11月の身体：『身をすくめる』晩秋の身体
1️⃣ 体の変化
寒さが深まり、体は自然と冷えから身を守るように縮こまる季節です。
特に「左側から縮みやすく」、体がねじれたり、左右差が出やすくなります。
この時期に腰痛（腰椎4番）や背中のこり（胸椎11番）が出やすいのも特徴です。
➡対処法
体を捻じる
2️⃣ 冷えやすい場所と注意点
お腹（特に下腹や丹田まわり）が冷えやすくなります。
お腹が冷えると、全身の血流や内臓の働きが落ち、代謝も低下します。
手足が冷たくなるのも、体の中心が冷えているサインです。
➡対処法
お腹の温法
足湯(５分から１０分)
3️⃣ 影響の出やすい部位
・胸椎11番：寒さやストレスに敏感に反応しやすい。
・胸椎2番：肩こりや背中のはりにつながる。
・腰椎4番：冷えによる腰痛を起こしやすい。
・斜角筋（首の横）：寒さや緊張で張って痛みやすい。
4️⃣ 下半身のポイント
へその下（丹田）や太ももの付け根、内もも（大腿直筋）が冷えやすいです。
冷えると太ももが硬くなり、股関節の動きが悪くなったり、歩きにくくなります。
冷えが進むと、「血海（けっかい）」のツボ（太ももの内側）にも力が抜けやすくなります。
➡対処法
血海を手当(愉氣)すると良いです。
5️⃣ 対策
・丹田を温める呼吸（深息）を意識する。
・腰やお腹を冷やさないように腹巻きなどで保温する。
・左右差をなくすように軽くストレッチや体操を行う。
・11月からの冷え対策が、真冬に強い身体づくりにつながります。
つまり、「11月の身体」は寒さに反応して“すくむ・ねじれる”時期。
腰・背中・お腹を温め、丹田を中心に整えることで、冬に負けない体になります。
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普段から治療に来てくださる患者さまお一人お一人との時間はどうしても限られ、もっといろいろお伝えしたいのに…と、いつももどかしい思いでいました。
この機会に、私が常日頃から感じていることや、皆さまに知っていただきたいこと、考えていただきたいことなどを読み取っていただければ幸いです。
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