息子は数学が一番苦手で、英語と生物と国語が得意でした。一番好きなのは生物。好きな生物の勉強がしたいと農学部に進みました。倫理政治経済も得意で、中学生のときは歴史が好きで社会が一番できたので、てっきり文系でそちらの方面に行くのだとばかり思っていましたが、高校に入って生物がやりたいと言い出したので驚きました。

 

農学系だと、文系型でも受験できる大学はあります。しかし息子の志望大学はしっかり数Ⅲまで必要でした。高校では物理か生物かの選択でしたので、当然生物を選択したのですが、やはり男子は工学部志望の子が多く、なんと生物選択の男子は息子一人だけでした。

 

理系に行きたいのに、得意なのは文系科目と生物。しかしなんとかなるものです。共通テストは文系科目で稼ぎ、個別試験も英語と生物と国語で数学と化学をカバーするという作戦で、合格できたのでした。

 

でも高校受験失敗からの大学受験は口でいうほど簡単なものではなくて、見ているだけで本当に大変でした。私の中でまだ消化しきれていないところも多くて、吐き出す意味でも息子の受験のことを振り返って文章にして昇華させたいという思いが出てきました。書いて見ようかな。

 

今年もありがとうございました。

良いお年をお迎えください。