ブログを読ませていただきました。
先月、離婚したばかりの私を、うんうんと頷かせてくれるものが沢山ありました。
心が落ち着く…そんな気持ちになれました。
結婚の始まりは愛していたはずなのに。
ギャンブル・会社のお金の使い込み・育児は任せっきり・休日は朝から晩まで好き勝手、こんな夫に対して愛が覚めるのに時間はかかりませんでした。
『離婚したい』と、何度も実家に相談をしました。
しかし、『子供が大きくなるまで待ちなさい』と言われ、我慢に我慢の日々を送るしかありませんでした。
私から幸せはどんどん遠ざかってゆく、幸せになる資格はないのだと諦めの毎日でした。
昨年、父が他界しました。
私は、父の葬儀にさえ出てくれない夫に我慢出来ず、子供と二人ビジネスホテルで1週間過ごしました。
この先どうするか、真剣に考えました。
子供を置いて死ぬ訳にはいかない、これだけは強く思いました。
フロントから電話が鳴りました。
警察からでした。
夫が捜索願を出したという事で事情聴取に応じなければならず、とりあえず、家に戻りました。
夫は、無言で離婚に応じてくれました。
『離婚は親不孝』だとか
『子供が大きくなるまで我慢する』とか、軽く言って欲しくない言葉だなと思います。
誰だって幸せな家庭を築きたいものです。
しかし、暮らしてみて初めて知る相性ってあると思うのです。
人の人生、一般的に言われる良し悪しは全ての人に当てはまるものではないという事を知っておかなければ、過分な苦しみを背負わせる事になる、私はそう思います。
『我慢して、やり直せる可能性があるのなら、それは、努力であって我慢ではない』
努力は誰だってするもの
我慢というものは、心を蝕んでいく
私は、そう思います。
努力して努力して、そして、心に限界がきた時に、もういいよって言ってもらえた時の私の涙。
私の幸せは、私自身で決めてよかったんだ!
こんな事に、今頃気付きました。
13年間一緒に生きてきた夫に対して、夫婦としての愛情は全くありません。
でも、子供にとっては、父親。
離れて暮らして、そして子供の父親・母親として、子供とそれぞれが関わっていけたらと思います。
子供が言います、お母さんはお母さんの人生を楽しんで欲しいと。
誰よりも大人です。
たったひとつの命だから
ひとつひとつが輝けますように