メッセージ 『何故私の赤ちゃんは・・・・・』 | ワンライフプロジェクトのブログ

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平成18年(2006年)に 福岡県筑後市で 『ワンライフプロジェクト』 という活動を立ち上げました。
『たったひとつの命だから』この一行の言葉にあなたは何とつなげますか?
 

たったひとつの命だから  精一杯生きてみる  あなた達の分まで」



私の不注意からお腹の中で死んでしまったあなた。

わずか3ヶ月であなたの命が消えてしまったことを聞かされた時、悲しくて悲しくて なかなか立ち直れなかった。



それから半年して、新しい命が私の中に宿っていることが判り、周りも本当に喜んでくれた。


しかし、7ヶ月に入った頃、お腹の中で動いていた新しい命はまたも消えていった。



朝起きて、お腹の子どもと会話をすることが日課となった主人が、その日「今日はまだ動かないのか」・・と言葉を残し、寂しげに出勤して行った。


午後になって、一度も動きを確認できないことが不安になり、病院へ行き、診察を受けた。


お腹の中で死んでしまったことを告げられ、入院して手術を受けた。


前日まで元気に私のお腹を蹴っていた私の赤ちゃん。


何故死んじゃったの?

私は母になれないの?

私がお母さんでは安心して生まれてくることが出来ないの?

私の赤ちゃんは、どうして みんな死んでしまうの?



しばらくは全てが信じられず主人と一緒にどれだけの涙を流したか分からない。



私の赤ちゃんは何故 生命力がないのか、いや、母体の私に欠陥があるんだと、自分を自分で責め続ける日が続いた。


周りもこんな私にかける言葉もなく、私の好きな甘いお菓子やフルーツをたくさん持ってきて、そっと帰って行く・・・


あのころは私が死を選ぶのではないかと それだけが心配だったと、友人達は今になって口々に言う。



この先、新しい命と出会えるかどうかは わからないけれど、出会えなくても、私が私らしく生きていけば いつか自分の人生に後悔はないって、言える気がする。



抱くこともなく昇天してしまったわが子も 

空の上から「お母さん 笑って」って 言ってる気がする



 大きい悲しみや 大きい苦しみは やってこない方がいいけれど 

そんな時に自分の気持ちに正直になる事って 一番大切かもしれない。


実は朗読会に行くか、行かないか、ギリギリまで悩みました。ヨシッ、行っちゃえ~と母を誘って行きました。

行ってヨカッタです。

多くのメッセージから、言葉にできないくらい大きな勇気と光をいただきました。


泣いて泣いて、私も気持ちの整理をしようと思いました。

やっと書き留めることが出来ました。



 私と同じ思いをされた方もたくさんいらっしゃるでしょう。

私も気持ちを切り替えるのに 長くかかりました。


生きていくって いろんな思いをするものなんですよね。


あなただけじゃない、そして、私だけじゃない。

みんなが それぞれに苦しみを抱えている。

きっと みんな不器用・・



とにかく 命を与えられて生まれてきた私達。 

精一杯 生きていきましょう



         久留米  “お母さんもう泣かないよ”