毎年2月3日は

上賀茂神社で執り行われる節分祭を

楽しみにしている自分ですが、

今年は母の通院日と重なってしまいまして

少し残念に思っていました。

福豆の景品が豪華なんです(笑)\\⚫︎▽⚫︎;//

 

ところがそんな折、石上神宮より

節分前夜に執り行われる

玉の緒祭へのご招待をいただきまして、

有り難く参列させていただきました。

 

 

一般公開の下、

この玉の緒祭が執り行われるのは

実に3年ぶりのことだそうです。

 

 

受付を済ませ、

人目も氣にせずしばし鶏と戯れていたら、

この東天紅くんも

参列者をご接待したいのか、

 

「ほら、こういうポーズが欲しいの?」

 

「じゃ、こんなポーズはどう?」

 

と、やたらアピールしてきて、

 

「いや、もう結構です。」

 

「あ、そう。」

 

と、クールに歓迎してくれました(笑)

 

 

さて、この玉の緒祭とは

どういうものかと申しますと、

広く国民の長寿と開運を願って

古来より執り行われてきた祭祀です。

 

 

節分前夜に身体についた

すべての邪氣や穢れを祓い、

美しくなった命(魂)を

玉の緒に結び留め、

それを自分の形代(かたしろ)として

神様の御守護を願うというものです。

 

午後5時半、

いよいよ玉の緒祭が始まりました。

 

 

修祓、祝詞奏上と神事が進むにつれて

次第に日が暮れて、

吊り灯籠の灯りが美しさを増していきます。

 

僕はそれをうっとりしながら

眺めていたのですが、

招魂の儀が執り行われる段になると

一斉にすべての灯りが消されました。

 

さすがは古代祭祀!!

一般公開の下、

執り行われる祭祀と言えど、

秘儀があるのだなと思いました。

 

そしてここからがとても神秘的でした!!

あくまで個人的な感想として

温かい氣持ちで読んでいただけたらと思います。

 

灯りが消され、真っ暗闇の中、

拝殿内から御鈴が結ばれた

著鈴榊(ちゃくれいのさかき)

シャラシャラシャラ…と鳴らされると、

奥の御本殿の方から

ヒョロヒョロヒョロ…

微かに土鈴のような音が返ってきます。

 

その様子を二度、

三度と聞いているうちに、

これは物質的な音ではないのでは??

という氣がしてきました。

 


映画『ポーラー・エクスプレス』より

 

そうなんです、

布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)

御鈴の音に

鈴の音でもって

お答えになられているように

僕には感じられたのです。

 

シャラシャラシャラ…。

 

ヒョロヒョロヒョロ…。

 

これには全身に

ザーっと鳥肌が立つような

深い感動を覚えました。

 

信じるをもう一度。

 

ちょうど一年前に感じたことを

今、こうして実際に

体験させていただいている事実。

大神がそこに氣付いたのなら

おいでと呼んでくださったことに、

心を込めてブログを書くことの大切さや

ご縁の不思議を感じました。

 

 

ギィ〜〜〜〜〜ッ。

 

真っ暗な静寂の中に響き渡るのは、

宮司さま方が禁足地にお入りになられて

御本殿の戸を大きく開かれる音。

 

すると大神さまのご神氣が

境内をより濃く包んで、

玉の緒祭にお招きいただいたことを

ただひたすらに感謝しました。

 

そうして招魂の儀が終わると、

拝殿や境内に再び明かりが灯され、

神職さまがひふみ祓詞を唱えられながら

大神の御神徳を授かった著鈴榊で

参列者全員を改めて祓い清め、

長寿と開運を祈念してくださいました。

 

ひふみよいむなやここのたり

ふるべ ゆらゆらと ふるべ

 

宮司さま曰く、

このひふみ祓詞には

死者をも蘇らせる力があるそうです。

 

 

いや〜さすがは古代祭祀、

玉の緒祭、素晴らしかったです!!

 

祭祀後には直会のお弁当をいただいて、

帰宅後、凍えに凍えまくった体を

熱〜いお風呂で温めてから

有り難くいただきました。(*´꒳`*)

 

 

こちらは後日、

ご郵送していただいた玉の緒。

 

 

中にはアワ緒に結んだ勾玉の入った

自分だけのお守りです。

 

宮司さまが「開けちゃダメよ〜」と

仰っていたのですが…。

皆さん、ご興味ありますよね?(笑)

いや、自分が見たいだけかも?( ̄▽ ̄;)

 

好奇心に抗えず、

このブログ用に1枚だけ写真を撮って

神棚にお祀りしています。

 

因みにご病氣や

海外旅行に行かれる際などにも

身に着けておくと、

命の危険から守ってくれるそうですよ。

 

Josh Groban / Believe

 

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