GREEN HOUSE
のシリコンオーディオ(防水MP3プレーヤー)
シリーズ

 

 

専用USBケーブルを紛失したので、買おうとメーカーHPを見たが売ってない。

メーカーに問い合わせしても梨の礫。

なので自作した。
4極ミニプラグなマイク付イヤホンとデータ転送用USBケーブル(片方がTYPE-Aの奴)を繋いで作成。

人数は少ないとは思うが、同様の事で困っている人々の為に記す。

※しょーじきこのプレーヤーは使い勝手が物凄く糞なのだが(だからメーカーも早々に発売終了にしたんだろう)、防水という一点に強いアドバンテージがある。FMラジオも聞けるし。
 

 

上記専用USBケーブルは、オーディオ4極ミニプラグ<->USBType-Aという、少し面倒臭いケーブルである。
この為、用意した素材は下記。

 

あ)百均で4極ミニプラグなマイク付イヤホンとデータ転送用USBケーブル(片方がTYPE-Aの奴)を購入。

い)ホームセンターの電子工作コーナーにあった小さい片面ユニバーサル基盤税抜188円の一部を切り取って使用。

う)電子工作用に買って余ってたコード4種と、ドール小物作成用に買って余ってた百均のUVレジン(ハードクリアタイプ)×2を使用。

 
直接経費は税込430円位。い)は残り3/4位を流用できるので50円と考えると、正味300円位か。
家に余剰部品が無い人は、700円位かかるかな?
 
 

当初ブレッドボードで配線確認しようとして、電子工作用の単線コードを半田付けして試したんだが、どうも通電しない。線が細かったんだろうか?半田部分は通電を確認したんだが。

なので、一旦ユニバーサル基盤に固定して半田付けし、うまく行かなかったら線を入れ替えて試行しようと方針を立てた。

…一発でうまく行ってしまった(^^;。

先に全体の配線画像を。

 

 

結論から先に書くと、下記の様に結線してうまく行った。

 
ミニプラグの極を下記の様にナンバリングしたとした場合、
<[1][2][3][4]=============
プラグ線=中継コード=USBケーブル
1:緑=白=白
2:青=青=薄青
3:銅=黒=灰色
4:赤=赤=ピンク

と結線。-------------------(α)

 

 

以降、作業次第。

 

 

まず百均で買った4極ミニプラグイヤホンのコード途中をぶった切って線を引っ張り出す。

赤、青、緑、銅の4色な、無っ茶細い線が出て来る。

この線は前に覚えがあって、被覆をナイフとかで剥がして芯を出す、んではなく、半田鏝で加熱する事で被覆を焼き溶かして芯を露出させる。

で、このままだと又断線したり半田が取れたりしそうで怖いので、家にあったもう少し太いコードにとっとと半田付けし、接続部はレジンで固めてしまう。え?半田が下手糞?黙らっしゃい!

コードの色はできるだけ一緒にした方がいいが、緑色のストックが無かったので白色で、銅は(多分アースだろうから)黒で代用。
 
4極ミニプラグには2つ規格があって、
両方共
先端:左音声 2つ目:右音声
は共通しており、残りは

CTIA:3つ目:アース 4つ目:マイクリモコン
OMTP:3つ目:マイクリモコン 4つ目:アース

となっているそうだ(*1)。結果から先に書くと、アースの位置から、このプラグはCTIAだったと思われる。
半田結線後、ミニプラグのそれぞれの極は
<[1][2][3][4]=============
1:緑(白) 2:青 3:銅(黒) 4:赤
と通電している事をテスターで確認した。
それぞれの線は、折り取ったユニバーサル基盤に差し込む。
芯だけだとすぐ切れるのが目に見えているので、錐で基盤の端の穴を広げて被覆ごと通し、芯部分を逆面へ通しておく。
 
 
次にUSBケーブルを矢張り途中でぶった切って線を引っ張り出す。
ピンク、白、薄青、灰色の4本。
Type-C同志とかなら別だが、それ以前の規格のUSBケーブルは端子が4つで、素直にその4つが線に繋がっている筈。
色の意味は、
「白と緑はデータ転送用で、赤と黒は電源用 赤は5Vの正極線で、黒は負極線または接地線) 。」 (*2)
なので、
ピンク=赤:+線、白=白:データ用、薄青=緑:データ用、灰色=黒:アース線
だろうと予想。
こちらも、上記ミニプラグの線同様にユニバーサル基盤へ被覆ごと通して芯だけ逆面へ通しておく。
多分ミニプラグとUSBは同系の色で接続しているだろうと踏んで、ミニプラグの線の色に向き合う様に配線。
※正直、このユニバーサル基盤通しが一番時間かかってたりする。
 
 
で、上記(α)の様に半田付けする。え?半田が下手糞?黙ら(略。
と言っても、+線とアースは固いだろうが、データ用線は不安なので、まず赤と黒を結線して通電してみると、本体で充電開始、成功!
で、恐るおそる残りを結線し、PCに繋いでみると…成功!
 
 
うまくいったので、ユニバーサル基盤もレジンで固めてしまう。
これで断線も起きにくいだろう。

 

 

という事で、作業終了!

 

(*1)

 

 

(*2)