先日或る機会に恵まれて久しぶりに座禅を組んで見たと言っても確りと足は組めませんが今は結構親切な器具が有り組んでいるのと同様の感じを体感出来るので、左程苦労せずとも楽しいですよ!さて、お話は座禅中に姿勢が乱れるとバシッと肩を叩かれる事が御座いますが、それは「体罰では?」と座禅が始まる前に同席して居た方から僧侶に対して質問が有りました。(私的には本当にくだらない事で、ならば座禅なんぞ組に来るなと言いたい)僧侶が一頻り考え、答えた答えがまた楽しい!座禅とは本来必要の無い事を必要としている人がお願いをして自ら実施している行為なので、居眠りをしている方に『けいさく(私は曹洞宗なので此の様に記載したが他宗派は判りませんので)を』して差し上げる行為は決して体罰では無く”可愛がり”で、打たれ側は必ず打つ前に『いただきます』と言うのですヨと冗談を半分入れ説明した事で、静まり返って居た場内から拍手が湧き事は収まった。但し、本当の事は禅宗の僧侶達が周知を図っている教育や指導と称した『けいさく』で叩くと言う事は、歪められた心を”正坐”に戻すと言う事らしく、その事を決して体罰と同様だと軽んじて発言などしては行けない。