4月!新人君も居るので観て見ぬ振りは会社ではご法度!と言う検地から考えて下さい。              弊社外注企業の工場で、製造ラインの近くに居たSさんの服の袖口がラインに引っ掛りそうになった。それを見ていた新人のYさん!チラチラとSさんを観ては居たが、決して言葉を発する事はなかった。それを数分間見ていた私は、「Sさん! 袖口がラインのコンベアに触れていて危ないですよ! 気付いていた?」と声を賭けました。Sさんは吃驚して、全く気付かなかったと言う返事でしたが。彼曰く此のジャンバーは今日から着ていますが、支給されたサイズが一回り大きくて、直に総務に話して別の物を頂く様にしますと言う返事!すいませんでしたと話していた。私が言いたいのは、そのまま放置をして居たら、恐らく大事故になるのは時間の問題だったと思う。今の世の中、他人に感心を持たない方が上手に生きられると、多くの新人(新人だけでは無くなりつつ在るが)が思っている様ですが、そんな事で好いのかい?社内やそのリスクが生命に直結する工場などの現場では絶対別な筈です。全員が一丸となって事故を防止する様に心掛け、細かい事象でも報告しなければ、それが基になって重大な事故が起こり兼ねないんだよと言う事を此処では教えている。世間とはやや異なるかもしれないが、此処で実は「プロセス(過程)」が大事になる。そこに至る迄のプロセスに於いて、結果だけを求めるのではなく、胸を張れる行為を継続して出来たか如何か?結果第一主義で今迄大きな代償を払って来た日本の中小零細企業社会は、「プロセス」の重要性に段々と気が付きはじめている。私の勝手な思いだがネ! 今回で説教染みた文面は止めて元に戻します。