今回はマットレスのカバーについてです。
本来、こちらのマットには別売りのカバーがあります。
黄緑色のもので、とても丈夫。
爪から保護するものです。
ただ、私個人としては特にこのカバーは必要なくおうちであるものを使っていただければいいのでは、と思っています。
低反発の寝心地は、たぶんこれまでのベッドとは違うので使い慣れたバスタオルや薄めのタオルケットなどを使っていただければ良いと思います。
ただ、自分で動くことが難しく
寝ている時間が長いワンちゃんの場合は、肌あたりに注意が必要です。
常に顔や手足がベッド面に当たるので、肌に優しいものがベスト!
私が使ってきた中で一番肌あたりが優しかったのは、
人の赤ちゃんや小さなお子さんの洋服に使われる生地、「スムースニット」 です。

いろんなデザイン、カラーのあるスムースニット。
大手手芸品店やインターネットで購入出来ます。
可愛い色柄もたくさんあります♪
以前、私が訪問介護に行っていたパピヨンのポッキーちゃん。
立つことは難しくても、手足を一生懸命パタパタと動かして
少しずつマットの上を移動。
そのため、小さい体ですが大型犬用のドッグケア防水マットレス(低反発マット)の3Lサイズを愛用してくれていました。
ただ、いつもがんばって手足をパタパタするので
マットを覆っていたシーツ(綿素材)で手足がこすれて皮膚が赤くなってしまっていました。
そんなポッキーちゃんを見て、何か良いカバーがないものかと考え、、、
めぐり合ったのが、「スムースニット」でした。
これが、本当に良かったんです!
人の赤ちゃんが着るお洋服にも使われるとあって、とっても柔らかくて肌触りが良いんです。
刺激が少ないので肌を傷めにくい結果に。
カバーとして愛用していただきました♪

妹分のビスコちゃんの低反発マットレスはバスタオルの生地♪
しかもこのスムースニット、洗濯しても乾きやすい上に
切りっぱななしでもほつれません。
※乾燥機で乾かすと縮む可能性大です。

マット全体を覆うカバーとして♪
ワンちゃんのおしりの下部分にペットシーツを敷く方が多いのですが
ペットシーツはあまり肌触りが良くありません。
なので、ひと工夫。

ペットシーツをおしり部分に敷いて、

その上にスムースニットのカバーをかけて、万が一のおしっこ漏れに備えます。
また、ハアハアと息をするワンちゃんの場合は
ヨダレでベッド表面が汚れる場合も。
この際も、ペットシーツだと口の周りが荒れてしまうことが。

なので、小さ目のペットシーツの大きさに合わせて切ったスムースニットを口の下に。

シニアわんこさんの皮膚はとってもデリケートになっています。
肌触りの良いもので、赤くこすれたり荒れたりするのを予防しましょう♪

ポッキーちゃんも口元には小さく切ったスムースニットを置いていました。
スムースニットはよく乾くので毎日のお洗濯も苦になりにくいです♪

顔に当てるクッション、枕のカバーにも適しています。

ソラマメクッションに、小さ目に切ったスムースニットでカバー。
これから暑くなってくると気をつけたいのは、マットにこもる熱。
低反発マットレスは寝心地は逸品なのですが体に密着するので熱がこもりがち。
先日、お問合せいただいたおうちのワンコさんは、外犬さんということだったので
丸洗いできて通気性の良いブレスエアーをおすすめしました。
では、熱がこもらないようにするにはどうすれば?
今は、人用の寝具で「涼感パッド」や「冷感シーツ」なるものが販売されています。
メッシュで通気性が良かったり、触り心地がひんやりしたり。
そういうもの夏はカバーとして使っていただくのも良いと思います。
また、暑がりなワンコさんの場合は、マットに熱がこもって暑くなるとぐずることも。
予備の涼感パッドにサッと変えて、寝返りを打ってもらえれば
案外気持ち良く眠ってくれることも。
(大きな余裕のあるマットの場合は、ワンコの寝ている位置をずらすだけでOKです)
肌触り、暑さ対策、などを考えて
愛犬の気持ち良い眠りをサポートしてあげてください♪


サイズ、その他ご質問はお気軽にどうぞ!
※暑がりのワンちゃんなど、低反発ではない方が良い場合もあります。
詳細、ホームページに掲載していますので、ご参照ください。
