命の時間⑥ | Tommy's40Ave. ~おけいこ三昧~

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お茶にお料理、習字にアロマに英会話・・・歌舞伎にジャニーズetc・・・いろんなことに興味津々。

時間が足りないよ~(^o^)でもね、人生楽しまなくちゃ。いつまで続くか自分探し。広くて浅ーい、そんな私の独り言Diary

「あなたの余命は1年です」
そんなことを突然いわれたら私はどうするだろう?

医師から
「お母様は私とあまり病棟であえていないし、疑問や不満を医師に聞けないジレンマがあってストレスを感じてるのでは無いか?」
と言われ、なるほどと思った。

母が口にするのは、父の現状を見た上での自分なりの想像と友達からの知識で病院や医師への疑惑が広がっている。
母がこのままだと、不安と勝手な妄想とそれに伴う不満で精神が参ってしまう。もともと体力のない人だし、
母のそれを吐き出させない限り、父の看病どころではない。
父が信じきっているこの医師と病院にお世話にならなければいけないのだから。


病院側への疑問や不安なんかを解消するために、私が医師とアポを取ったという程で、その場で来週の時間確保してもらった。

日曜日におとうとと3人で見舞い、その後家で、この末期的状況を話す中で、3人の中でも捉え方がそれぞれで、一瞬議論になった。
「その疑問を医師にぶつけよう、アポ取るよ」との提案に対して、
「今はそんな元気がない。気になるんだったらあんたたちで行ってよ」
…それでは話にならない。

約束の金曜日までまだ少し時間がある。
引日にちをひきつけてから、誘ってみる事にした。
水曜日の夜、医師から私の携帯に連絡が入る。
「話し合いの結果どうでしたか?お母様を連れてこれそうですか?」
…マメなお医者様だ。
事情を説明して、今夜再度誘ってみる旨を伝えた。

「お母さん、金曜日の夕方空いてる?先生にアポ取ったから一緒に行こう」
「えっ?アポ取ったの?」ととてつもなく嫌そうな顔をした。
「このままじゃ、先に進まないと思うよ。こんな不安と不満じゃさ。」

一応、行くの返事をもらったので、翌日病院側に連絡して段取り整えてもらえ事になった。
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