眠っても眠っても睡魔が襲うのは,これは,憑依によることが多い。

家族が,急死してから,半年くらいまでに,そのようになることがある。

 

急死すると,死の自覚がなく,家族に憑依することがよくある。夫が妻に,妻が夫にというケースがほとんどである。

 

憑依されたほうは,とにかく,ずっと眠っていたいと思うようになる。

特に,午前中に起きていることが出来ない。体は四六時中だるくて,目を開けていることが出来ません。気を失ったように眠ってばかりになります。

 

これは,日々の供養によって元に戻ることもあれば,悪化して鬱病になることも少なくない。

さらに悪化すると家族仲が悪くなり,最悪,家族離散になることもある。

 

とにかく,ひたすら,故人に死の自覚を促すしかない。

いっておくが,祈祷師だの,霊能者だの,に頼んでも解決はしない。新興宗教に走っても,さらに悪化し,人生崩壊する可能性のほうが高いだろう。人からも先祖からも守られない運の悪い人は,悪い人間に救いを求めてしまい,片道切符になることが多い。

あの世の地獄でも,この世の地獄でも,ひとたび落ちれば,抜け出すことは容易ではない。地獄の本質は,己の心の闇が作り出すからだ。

 

故人の供養は,自分か,自分でできなければ,家族の誰かが,仏壇に故人の好物を供えて,未練を残さずあの世へ行ってくれと,ひたすら念じ続けるしかない。100日も続ければ,だいたい,よいほうへ向かう。

 

 

何事も,基本は,自分でおこなうことが重要である。他人に,何とかしてもらおう,という考えの人間は,何をしても,だいたい失敗する。