大組閣祭りが終わり数日が経つ。昨日茅野新48グループ総支配人による所信表明と大組閣後新体制の最終結果をみた。
所信表明についてはここで取り上げないとして、大組閣については発表当日混乱と不満を感じていた私の心は今日の時点である程度落ち着いてしまった。
それでもとりあえずその時の思いを思い出して書き留めておこうと思う。(長文失礼)
今回の組閣で不満に感じた点は主に3つ。
1つは宮澤佐江について。
間違いなく今回の組閣で取り上げられなければいけないトピックの1つだ。
彼女は去年6月、日産スタジアムのステージ上でSNH一本宣言をした。
彼女なりにやり残したことがあったのかと察すことはできるし、その後も彼女がSNHのステージにあまり立てていないというのは情報として聞いている。
それからもいろいろな問題で彼女はSNHとしての活動を制限されていた。
今回の組閣で彼女はSNH/SKEを兼任。しかもチームSのリーダーとして発表された。
私は以前のように彼女がどちらかの道を選ぶと思っていた。しかし昨日の最終発表を見てもそのままであった。
何が彼女の心を変えたのか?SNHにまだ未練があるなら去年のようにSKEを断ればいい。SNHで満足いく活動ができなくて日本でも活動したいなら私はSNHの道を諦める事が最善だと思う。このままでは名ばかりの役職がついているだけだ。
しかもSKEのフラッグシップとしてこれまで松井珠理奈、松井玲奈、矢神や木﨑、須田、大矢らを擁し、組閣後も向田などの所謂選抜経験者や主力が在籍してきたチームSのリーダーを任された。
私はどうかと思う。もちろん彼女の事を悪く言うのではさらさら無いのだが、リーダーを担う人物がSKEでないというのはチームに良い影響をもたらすとは今の私には考えられない。
私は学校で、ある日突然他の部活だった生徒が自分達の部に入部してキャプテンを仕切りだしても従わないと思うからだ。
今のところ激しく批判するようなコメントはあまり見かけないが私は彼女の事を心配している。
握手会では握手する人が皆その人のファンではない。文句を言うためだけにCDを買ってレーンに向かう人だっているのだ。
100人いて100人が受け入れる訳が無い。
夢のナゴヤドーム公演を達成したばかりのSKEの顔でもあるチームのリーダーをSKEで無かったメンバーが、しかも二足の草鞋を履こうとしてるメンバーが務めようとしているのだ。十分彼女は叩かれる対象になり得る。
この決断がSをどのような方向に持っていくのか、楽しみである。
2つ目は兼任メンバー。前にもこのブログの記事で地域性と書いたと思うが、兼任メンバーというのは一番そのグループの色を壊すものだと思っている。しかし今回の組閣ではグループ間においての兼任が増えてしまった。これについては小林よしのり氏も本人のブログで触れていたかと記憶している。
48グループではペナントレースの開催を以前発表していたが、それを始めるならば「兼任」という制度をまず廃止すべきである。もはや今の兼任には何の目的があるのか私には理解できない。
しっかりとその目的について一人一人説明を聞く機会を持ちたいものである。我々ファンにとって今一番不安なのは先の見えない改革内容であろうから。
移籍については私は反対ではない。むしろ兼任よりも何倍も良い決断だと思う。
例えば阪神タイガースの人気バッターが巨人と掛け持ちで在籍しますなんて言い出したらどうなるか。
ファンだって阪神の○○なんて言い方はできなくなるし、両方応援するにも心からどちらも応援するなんてのは厳しいものだ。もう訳が分からない。
それが一人でなく何人もとなればもはやチームとしての応援する意義、意味を失っていってしまいかねない。
兼任というものはAKBの色、SKEの色、NMBの色とかを無意味にしてしまうと予測する。
柏木がNMBとして活動するのだって、山本彩がAKBとして在籍するのだって、僕にはまだ理解できない。
私は兼任なんてものは程々にして欲しいし早期的な撤廃が望ましい。
3つ目は乃木坂との交換留学なるものだ。
ついに禁じ手を出してしまったような感覚がある。
乃木坂のメンバーが、そしてファンがこれだけ拒絶反応を見せるのも当然である。
乃木坂46はこれまで公式ライバルとして立ち上げられたグループであり48グループとは水と油の存在でなくてはならないという前提が根強いだろう。
現に私だって歓迎ではないし、松井玲奈もどうなるのか不安である。
乃木坂はAKBが長年かけて成し遂げてきたことをまた違ったアプローチで短期間で成し遂げようとした。
しかしこれはもう締切が来たんだという通告なのであろうか。今後とも公式ライバルとして互いに高みへと昇るにあたって、この留学というものも短期間なものに落ち着いてほしいと願う。
AKBが7年間かけて東京ドームへと1830mを歩んだなら、乃木坂にもそれくらいの期間がなければ目標を成し遂げた時の嬉しさは少なくなってしまわないだろうか?
ゲームでチートを乱用し全クリアしても、本当の喜びは感じないだろう。
たださっきも述べたように、AKBが長年かけやってきたことを短期間で成し遂げることが絶対目標の一つであったならば、それは達成できなかったのだということ、やはりメンバーやファンに何かしらの原因があったのだろうとも言える。そこで白羽の矢が立った二人の留学生に全く非はないだろう。
全ては発展のためだと信じている。
今回の組閣で感じたことはAKB中央体制からの脱却は難しいということ。
今回を機にAKBの個別握手会において姉妹グループメンバーの参加は無くなる方が良い。それぞれがそれぞれのシングルで握手会をすれば十分だと思う。売上とかビジネス的な問題もあるかもしれないが、他のアーティストの売上に比べればそんなものは言い訳にならないだろう。
また、これだけ批判的なことを書いておいて矛盾するかもしれないが、私はこの大組閣でまだ48グループにはエネルギーがあると感じた。
この大組閣が発表されて私は「えー、なんだこれは」と思った。それは私だけじゃないはずだ。
この気持ちというのは前のチーム・グループが良かった、前のチームの方がまだ良かったよという思いの現れではないか?これは前チーム・グループ、そしてそのファンが生み出した「慣性」だと思う。
乗り物に乗っていて順調に走っている中急ブレーキをかければ「慣性」で体は前へいこうとする。
ここでも同じく、前の方が良かったと少しでも思わせるだけのエネルギーが前のチームのメンバー・グループにはあったから、壊れた時に自分のいろいろな想いがそう思わせたのだと思った。
それはこうしたイベントでしか気づけない物かもしれないが確かにこの48グループはまだ勢いを失っていなかった。
「前しか向かねえ」
「思い出は全部ここに捨てていけ」
「未来とは?」
「思い出と一緒にゆっくり飲みこんだら涙テイスト」
前というのは北や南とは違う。そんな堅苦しく特定されるものじゃない。
今向いている方向が前だ。とにかくその方向に進んでみないと先が分からない。
前の記事でも言った通り、この体制が始まれば今までのストーリーはそこで止まって一つの話として完結する。思い出を捨てることは出来そうにない。だがしかしこの国立コンサートのタイトルには、それぐらいの心の切り替えをして1からまた上に昇って欲しいという思いが少なからずあるのかとも思う。そう思うことでうまく次へ行くことができそうな気がする。