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大人女性の「きれい」×「らしさ」を引き出すサロンOn-Colorを主宰しています堀川美紀です。
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昨日までの涼しいお天気が嘘のよう。
今日は一気に夏日に逆戻りです
最低と最高気温の差が8度。
夜は心地よくちゃんと寝れているのに朝や昼に眠気が襲います。
自律神経の乱れでしょうか?
季節の変わり目は体調を崩しやすくなるので、自愛いたしましょう。
さて今日は、観損なっていてどうしても観たかった映画「あんのこと」をAmazonプライムで観ました。
主演は河合優実さん。
あの話題のドラマ「不適切にもほどがある」で阿部サダヲさんの娘役をされた女優さんです。
映画のあらすじは…
子供の頃から母親に虐待され、12才から売春を強いられている21歳の杏。
覚醒剤にも手を染めて、ある日警察に捕まります。
そこで刑事の多々羅と出会い、彼の友人の記者の力を借りながら更生していきます。
(ネタバレしないよう説明はここまで)
彼女は子供の頃から周りの身勝手で自己中な大人たちに翻弄されていて、観ていて可哀想で切なくて後半は怒りに震えながら観ました。
これが実際にあった話と聞いて、観終わった後にとても苦しくなりました。
河合優実さんの演技が上手すぎて、杏という女性のドキュメンタリー映画を見ているようでした。
映画はコロナ禍、東京オリンピックの頃。
つい最近のことなのです。
救いなのは、こんな壮絶な人生を送っているのに、彼女が他人のせいにしないところです。
周りの大人は、見ていて腹が立つくらい大なり小なり身勝手で自分のことしか考えない人ばかり。
(中には自分の人生と重ねて助けてくれる大人もいますが…)
だからこそ、そのギャップにカッコ良ささえ感じるのかもしれません。
これは河合優実という女優さんが演じるからなのかもしれません。
キラキラ感一切なし。
最初誰か分からないくらいでした。
かなり重たい映画ですが…
今この日本で、こんなことが起きているということを知る機会になればと思います。