進行性胃がんで障害厚生年金の審査請求して成功した事例 | 障害年金のお助けマン おおむかいのブログ

テーマ:
進行性胃がんで障害厚生年金を請求したところ不支給決定の通知があったが、審査請求したところ認められたケースを紹介いたします。

■審査請求の経過
請求人は、進行性胃がんの障害の状態が、障害厚生年金の等級に該当するとして障害認定日請求を**年金事務所に請求した。
これに対して、厚生労働大臣は、国民年金法施行令・厚生年金保険法施行令別表に該当していないとして不支給の通知があった。
しかし、請求人は障害認定日時点の状態が障害厚生年金3級に該当しているとして審査請求を行うものである。

■審査請求資料について
下記の審査請求に基づき審査請求理由を述べることとする。
①障害認定日時点の診断書
②身長体重を記載した診医師の見解書
③就労・病歴状況等申立書

■障害認定基準について
請求人は、進行性胃がんのため胃切除術を行っており術後に後遺症が見られる
状態にあり、癌再発は見られない状況である。
したがって障害認定基準は、「その他の疾病による障害」の基準に合致するかで判断すればいいと思われる。
腹部臓器術後後遺症とは、「胃切除によるダンピング症候群等をいいます」とされている。
障害の程度は、全身状態、栄養状態、年齢、術後の経過、予後、原疾患の性質、進行状況等、具体的な日常生活から総合的に認定するものとされ、障害等級の3級とは、「一般状態区分表のウ又はイに該当するもの」と規定されている。
そこで、この障害認定基準を提出した診断書等の審査資料と照らし合わせてみることとする。

■診断書等との照らし合わせ
(1)症状について
診断書において、自覚症状は、「ダンピング症候群における血液低下症状、めまい、動悸、脱力感、倦怠感、眠気、下痢、胸やけ、疲労感、息切れ」が見られると
診断されている。
(2)全身状態、栄養状態
「下痢、胸やけの症状を緩和するため消化のよい食べ物やを中心に少量ずつ1日5回に分けて摂っている(カルミメートは1日3回摂取中である)が、質的にも量的にも不十分の摂取量である」と診断されている。
体重は、減少一方で健康時の72kgから64kgに減少している。
(3)障害認定日の日常生活活動能力および労働能力
日常生活活動能力については、「身の回りのことはできるが、食後のダンピング症候群により、数時間安静を必要とするため継続して安定した労働は制限を受ける」と診断されている。
また、一般状態区分表では、「ウ 歩行や身の回りのことができるが、時に少し介助が必要なことがあり、軽労働はできないが50%以上は起居しているもの」に診断されている。
(4)症状がよくなる見込み
)症状がよくなる見込みは、「不明」とされ、予後については、「再発の有無による」と診断されている。

症状、全身状態、栄養状態、日常生活活動状態、一般状態区分表、予後等から総合的に判断すると障害等級の3級に該当していることがわかる。

■審査請求を行う理由書の作成
障害認定基準と診断書等を照らし合わせた内容を「審査請求を行う理由書」として5頁にまとめた。

■審査請求書等の提出
「審査請求書」及び「審査請求を行う理由書」を***厚生局社会保険審査官宛に
提出した。

■審査結果について
「審査請求書」を提出してから1カ月後に、社会保険審査官から電話があった。
その内容は、「日本年金機構で検討した結果、3級に認定されることになったので審査請求は取り下げてほしい」とのことであった。
審査請求取り下げ書を送付したところ、1ヶ月後に年金証書(3級)が送られてきた

■審査請求の手続き代行サービス
ハロー年金サービスセンターでは経験豊富な社会保険労務士が担当し、審査請求手続き代行を行っております。希望者はご気軽にどうぞ
http://www.syougai.jp/daikou.html








年金マン おおむかいさんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス