審査請求をし、大腸がんの2級に認定された事例 | 障害年金のお助けマン おおむかいのブログ

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大腸がんを請求してところ3級に決定されたため、それを不服として審査請求をしたところ2級に認定された事例です。

■審査請求の経過
夫は大腸がんとして治療をしていたが、障害年金の2級に該当するとして障害厚生年金の遡及請求を行った。

その後、障害認定日時点および請求時点は障害厚生年金の3級に該当するとして支給決定があった。
夫は、決定があってから1カ月後に死亡した。
妻は、故人が行った請求時点の障害の状況は2級に該当しているとして審査請求を行ったものである。

■審査請求資料について
下記の資料で審査理由を述べることとする。
①請求時点の診断書
②病歴・就労状況等申立書
③死亡診断書

■障害認定基準について
故人は大腸がんにより障害厚生年金の請求であるので、障害認定基準は「悪性新生物による障害」で判断すればいいと思われる。
悪性新生物による障害の2級とは、「衰弱または障害のため一般状態区分表のエまたはウに該当するもの」とされています。
一般状態区分表のエとは、「身の回りのある程度のことはできるが、しばしば介助が必要で、日中50%以上は就床しており、自力では屋外への外出等が不可能なもの」とされており、一般状態区分表のウとは、「歩行や身の回りのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中50%以上は起居しているもの」とされている。
そして、認定にあたっては、組織所見とその悪性度、一般検査及び特殊検査、画像診断等の成績、転移の有無、病状の経過と治療効果などを参考とし、具体的な日常生活状況を把握し総合的に認定するとされています。
そこで、この障害認定基準と診断書等を照らしあわせてみることとする。

■診断書等と障害認定基準との照らし合わせ
(1)転移の有無について
骨盤内の再発が確認されており、化学療法のが行われたことから転移していたことが判る
(2)治療および病状の経過について
長期間の化学療法(抗がん剤の投与)を継続していたが、症状のは悪化する一方であった。
請求時点の自覚症状は、「味覚障害、易疲労感、強度の倦怠感、食欲不振、下痢、動悸、息切れがつづいている」との診断。
また他覚所見は、「皮膚障害、白血球減少」との診断である。

(3)治療効果および症状が良くなる見込み
化学療法(抗がん剤の投与)を行われているのにかかわらず、症状が良くなる見込みは「無」との診断で、「今後状態は悪化していき、改善の見込みはない」との診断。
また、予後については、「数カ月~数年」と診断されていたが、診断書作成時から9カ月目で故人は死亡している。
(3)日常生活活動能力及び労働能力
「倦怠感が強く、通常の日常生活は困難、就労は難しい状況と考えられる」と診断されていた。
また、故人の申立では、「体力がなく1日中寝ている状態、全身のだるさ、味覚がなく、食欲不振、はきけ、下痢、便秘が続き日常生活ができない」と申し出ていた。

以上から総合的に判断すると、「衰弱または障害のため一般状態区分表のエまたはウに該当するもの」に当てはまると思われる。

■審査請求の理由書の作成
上記の診断書等と障害認定基準との照らし合わせた結果を「審査請求の理由書」として5ページ分にまとめた。

■審査請求書等の提出
「審査請求書」および「審査請求の理由書」を***厚生局社会保険審査官宛に提出した。

■審査結果について
「審査請求書」を提出してから1ヶ月後に社会保険審査官から電話があった。
その内容は、「この度、日本年金機構で再調査(見直)した結果、2級として決定されたので審査請求は取り下げてほしい」とのことであった。
審査請求取下書を提出して2ヶ月後に改定後の年金振り込みがあった。

■審査請求の手続代行について
ハロー年金サービスセンターでは、審査請求の手続代行を行っております。
経験豊富な担当者が対応しておりますのでご気軽にご利用ください。

http://www.syougai.jp/daikou.html




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